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【プロ野球】

きょうドラフト会議 東洋大・藤岡は12球団OK

2011年10月27日 紙面から

ファンからプレゼントを受け取り球場を後にする東洋大・藤岡=神宮球場で

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 大学生のBIG3に人気が集まった2011年ドラフト会議は27日午後5時から東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われる。最大7球団の競合も予想される東洋大の左腕・藤岡貴裕投手(22)、この秋、人気急上昇の明大・野村祐輔投手(22)、巨人・原辰徳監督のおい、東海大・菅野智之投手(22)のBIG3と、大学生ナンバーワン野手の慶大・伊藤隼太外野手(22)は、運命の日の前日を、それぞれの思いで過ごした。

 神宮球場での青学大戦の後で、報道陣に囲まれた東洋大の藤岡は、ドラフトを翌日に控えて「選んでくれるチームがあればどの球団でも、そこで頑張っていきたい」と、あらためて12球団OKの姿勢を示した。

 ことし5月に、1位入札を発表したロッテに続いて、球団身売りで揺れる横浜も前日、1位入札を公表した。監督がどうなるのかもわからない横浜のラブコールも受け入れる。「どこに選んでもらっても、そこで頑張るだけ。地域も特に考えはない」。1995年の福留(当時PL学園)以来となる7球団の競合となる可能性もある。明大の野村と人気を二分、まさしく今ドラフトの主役となった。

 青学大戦は延長で負けて、ドラフト当日の3回戦にもつれこんだ。午後から東京文京区の白山キャンパスの会見に向かうはずが、神宮で午前11時から試合となった。もっとも、すでにV逸しており、藤岡の登板予定はない。この日の9回も、ブルペンで軽く肩慣らしをしたが「キャッチボールしない日があるのが嫌だっただけ。意味はないですよ」とさらり。「来年のことも考えたら、佐藤に頑張ってほしい」と、27日の試合は次期エース候補に譲った。

 翌日に迫ったドラフトに期待は膨らんでいる。「やっと来たなという感じで楽しみ。徐々に緊張し始めている」。気が早い話だが、プロで対戦したい打者を聞かれると「自分たちの代でスターだった中田翔選手(日本ハム)と対戦してみたい」と堂々と言った。プロ投手としての未来予想図もすでに描いている。

 

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