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経済

神戸ハーバーランド、イオン主導で再開発 

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イオンモールが再開発する神戸ハーバーランドの主な商業施設=神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

イオンモールが再開発する神戸ハーバーランドの主な商業施設=神戸市中央区東川崎町1(撮影・田中靖浩)

 ショッピングセンター(SC)事業大手のイオンモール(千葉市)は27日、撤退の決まった神戸阪急や、イズミヤなどが入る「神戸ハーバーランドダイヤニッセイビル」(地下1階‐地上6階)の商業棟と、専門店街「モザイク」(地上3階)を再開発すると発表した。施設を所有する三菱倉庫(東京)などから再開発に関わる業務を受託。イオンモールは基本構想を練り大型SCとして面的整備に着手、2013年開業を目指す。(末永陽子)

 ハーバーランドの商業施設運営は、1992年の街開きから百貨店の運営などを通じて携わってきたエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングから、今後はイオン主導で進むことになる。

 SCとして再開発する対象は、現在の神戸阪急と、イズミヤなどが入る「Ha・Re(ハレ)」の2棟で構成するダイヤニッセイビル商業棟▽モザイク‐の2施設。合計の店舗面積は約9万2千平方メートル。イオンモールが運営する全国約60のSCのうち3番目の規模になるという。

 今後、基本計画などを策定し、店舗の入れ替えや新しいテナントの誘致を行う。現在、Ha・Reにはユニクロやイズミヤなどの大型6店、モザイクには約70店がそれぞれ入るが、イオンモールは「テナントのすべてではなく、一部の入れ替えを検討する」とした。

 当初は神戸阪急の後継施設だけを考えてきたが、「面として計画を立てた方が、集客力が上がる」と判断。Ha・Reとモザイクも対象に加えた。

 同社は「ハーバーランドはウオーターフロントで景観も良く、立地的にも恵まれている。集客力のある施設で再生を図りたい」(経営企画部)としている。

(2011/10/27 22:35)

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