プーチン首相、カダフィ大佐最期の映像公開に「嫌悪感」

2011年 10月 27日 14:29 JST
 
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 [モスクワ 26日 ロイター] ロシアのプーチン首相は26日、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の拘束直後の映像や遺体の映像が公開されていることに対し、嫌悪感を覚えると述べた。

 プーチン首相は、「カダフィ大佐の家族はほぼ全員が死亡し、彼の遺体の映像は世界のテレビチャンネルで放送された。嫌悪感を抱かずに見ることは不可能だ」と述べた。

 カダフィ大佐は20日、出身地シルト近郊で拘束され、その後死亡。遺体は数日にわたり公開されていたが、25日に砂漠地帯にある非公開の場所に埋葬された。拘束直後の映像では、血まみれになった大佐の姿などが映されていた。

 10月26日、ロシアのプーチン首相は、リビアの元最高指導者カダフィ大佐の拘束直後の映像や遺体の映像が公開されていることに対し、嫌悪感を覚えると述べた。モスクワで2008年11月撮影(2011年 ロイター/Alexander Natruskin)
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