新国籍法が発効…総1820人が国籍放棄

新国籍法が発効…総1820人が国籍放棄

2005年05月24日21時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  二重国籍者が兵役逃れのために韓国国籍を放棄するのを制限する新国籍法が、24日付で施行に入った。 法務部はこの日、「改正国籍法が今月4日に国会を通過し、12日に政府に渡ったが、この時点から15日以内に公布するという規定に基づき、24日に施行する」と明らかにした。

  法務部によると、改正国籍法が国会を通過した後(今月6~23日)の国籍放棄申請は、国内1287件、在外公館533件の計1820件だったという。この1年間の国籍放棄申請は1343件だった。 法務部の金畯圭(キム・ジュンギュ)法務室長は「15歳以下の申請者が760人にのぼる点からみて、ほとんどが兵役逃れのための国籍放棄と考えられる」と述べた。

  6~23日にソウル出入国管理事務所に受け付けられた国籍放棄申請者1062人の場合、親の職業が「商社駐在員」は78人(54%)、「学界関係者」275人(26%)、「公務員」9人(0.8%)、職業未記載者200人などだった。公務員には国公立大教授、中央省庁公務員、小学校教師などが含まれていた。国籍放棄申請者のうち128人はこれを撤回しており、今月末まで国籍放棄撤回が可能だと、法務部は伝えた。

  改正国籍法は「直系尊属が外国で永住する目的なく滞留した状態で出生した者は、軍服務を終えるか、または免除処分を受けてこそ、国籍離脱申告を行える」と明示している。親の外国一時滞留中に生まれて二重国籍を持つことになった男子は、兵役義務を終える前に韓国国籍を放棄することが不可能になったということだ。
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