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2011年10月26日(水) 19:21 |
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女性派遣社員殺人事件で新たな供述
岡山市で派遣社員の女性が元同僚の男に殺害された事件で、26日追送検された男のあらたな供述が判明しました。 男は「殺すつもりで刺した」と、明確に殺意があったことを自供しています。
この事件は、岡山市東区の派遣社員・加藤みささん(27歳)を殺害した容疑で、元同僚の住田紘一容疑者(29歳)が今月6日に逮捕されたものです。 住田容疑者の犯行の動機はこれまで明らかにされていませんでしたが、警察のこれまでの調べで、住田容疑者は「加藤さんを拉致し、大阪に連れて行こうと思ったが騒がれたので発覚を恐れ、持っていたナイフで殺そうと思い刺した」などと供述しており、明確な殺意をもって犯行に至ったことがわかりました。 また、住田容疑者は加藤さんを選んだ理由について、大阪に一緒に来てくれそうな顔見知りの元同僚女性数人を候補に挙げていたが、最初に会社から出てきたのが加藤さんであったため狙ったという趣旨の話しており、初めから加藤さんを狙っての犯行ではなかったことも明らかになっています。 警察は、住田容疑者が加藤さんを殺害後、大阪市住吉区の自宅近くのガレージで加藤さんの遺体を切断し、ごみ集積場など4か所に遺棄した死体損壊・遺棄容疑で送致したことを発表しました。 さらに、住田容疑者は犯行の10日以上前の先月19日に、勤めていた会社の倉庫からシュレッダーくずを入れるごみ箱を盗むなどした窃盗容疑でも追送致されています。 住田容疑者は、拉致した女性を入れる目的でごみ箱を盗んだと話しており、警察では、住田容疑者がごみ箱を盗んだ先月19日前後に犯行を決意したとみて、さらに調べを進めています。
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