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【プロ野球】ヤクルト 9回1死初安打からサヨナラ2011年10月26日 紙面から
◆ヤクルト2−1広島藤本の打球が左翼線フェアゾーンに弾むと、神宮の森を揺るがすような大歓声。チーム初安打が9回1死に飛び出し、不名誉な記録を寸前で打ち砕くと、内野安打と四球を足がかりに追いつき、代打・福地の左前打でサヨナラ勝ち。小川監督は「マエケン(前田健)が制球もスライダーの曲がりもすばらしく正直、覚悟した。調整メーンの試合だったとはいえ、ノーヒットノーランは…。いい形で終われてよかった」と胸をなで下ろした。 今季最終戦、石井の引退セレモニーまで用意された試合で、9回1死まで無安打だったが、この日再登録された藤本が初ヒット。「自分は一度味わってる(阪神時代の06年に中日・山本昌がノーヒットノーラン)から、打ててホンマに良かった。カーブ狙いと思ったら、宮本さんに“スライダーの方がいいぞ”と言われた」。今季2本目のサヨナラ打を放った福地は「ゴリ(石井)の引退試合をいい形で送ってあげたかったし、ファンを待たせるわけにいかない」と仲間に最高の花道を演出した。 リーグ優勝は逃したが、日本一への挑戦権は残っている。小川監督は「巨人、中日を倒し、日本シリーズで再び神宮に戻ってきます」とファンに約束した。 (竹村和佳子) PR情報
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