とやまのひで

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テーマ:
起業家インタビュー②
HP:http://curamail.jp/
株式会社Cura Mail 代表取締役兼社長CEO 阿部龍斗

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今回、起業家インタビュー第二弾として学生兼社長である阿部君にインタビューしてきました。実は阿部君に会うのは二回目で、初めて彼にお会いしたのは今年の春でした。
彼のファーストインプレッションはズバリ【ものすごく腰が低く、めちゃめちゃ謙虚】です。これ以外に彼を言い表す言葉がありません。今回、僕がインタビューさせてほしい!と連絡したのですが、一回目はそんな大したものでは無いから。と断られました。そして、こちらの熱心なアプローチによりようやくインタビューすることができました。
阿部君の経歴を簡単に紹介なのですが簡単に言うと、彼は新潟出身の大学二年生です。新潟高校卒業後一年浪人を経て現在、慶応大学に在学中です。

いきなりなのですが、起業しようと思ったきかっけはなんだったんですか?

はい、話すと長いのですが父が会社を経営していまして、父は自分が産まれたと同時に起業しお陰様で21年間一度も資金繰りに困ったことがありませんでした。父は田舎の出身であまり良い教育を受けることができませんでした。おそらく、しっかりと教育を受けていれば大手に就職していたのかもしれませんが、そうではない父は故に起業したのだと思います。逆に今、僕はすごい教育に恵まれた環境にいます。ありがたいことです。これだけ周りが整った状態なのだから、あとは自分の能力や自分の行動次第で道は開けると思っています。自分は上を目指しているので、自分の理想に近づくために大学生時代に何をしなければならないかを考えたら色々な方法があると思いますが、自分にとってそれは起業してしまうことでした。

起業するまでにどんな行動を起こしましたか?

僕は入学してすぐ4月にITベンチャー企業でインターンをさせてもらいました。そこで半年ほどずっとお金を貰いながらプログラミングを学ばせてもらっていました。そこでの経験が大きかったです。
 今やっているビジネスはスピードが欲しかったので誰かから出資してもらうことを考えました。バイトしてお金を貯めるという考えもありましたが、それだとどうしても時間がかかってしまうので時間をお金で買いました。次にどうやったら出資していただけるかを考えました。何から始めればよいかわかりませんでしたが、とりあえず事業企画諸の新書を一冊買ってきてその通りにワードで作りました。それを知り合いの社長さんに見てもらいました。そこでその社長さんにここがダメ、ここがダメと色々突っ込んでもらい出資してもらうことができました。

やろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

僕はより上の社会階層に行きたいと浪人時代から思っていました。そのために何かスキルアップさせたいと思いました。スキルアップさせる方法は沢山あるとおもいますが一番成長できるのは起業してしまうことだと思ったのです。
ここで、阿部君から思いもよらぬ一言が。
【僕は就活しようと思っています。】私は自分の耳を疑いました。今なんと?
はい、僕は就活しようと思っているのです。だから3年の半ばまで経営しようと思っています。一年半後にこの事業を売却して22歳で一つ会社をEXITした学生として就活しようと思っています。

なるほど、私はこういうやり方もあるんだなっとびっくりしました。私は阿部君をインタビューしているときに古本屋で読んだある一冊の書籍を思い出していた。
「大学二年生で社長になるということ  星野希著」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%AD%A62%E5%B9%B4%E3%81%A7%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8-%E6%98%9F%E9%87%8E-%E5%B8%8C/dp/4478001707/ref=sr_1_fkmr1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1317483502&sr=1-1-fkmr1
阿部君とは少し違いますが、彼女ははっきりした夢や目標がなかったため取りあえず起業という形でまずはやってみたという方です。彼女もそのまま社長を続けるつもりは無く、期間限定の起業でした。

話を戻しまして
どんな事業内容なのですか?
今はまだ慶応だけですが、休校情報・補講情報を学生にお伝えするサービスです。うちの大学では休校情報・補講情報は学校に来ないとわからないのです。しかもその情報も膨大な数の表から見なければならない。PCでも見ることができるのですがそれもすごく面倒くさいのです。そこで僕がITを駆使して解決できないかと考えたのです。学生がこのサイトに登録してもらえば配信されるサービスです。そして、配信されるメールに広告を載せるというものです。登録してもらえれば、こちらに登録者の学年・性別などの情報から企業様の狙うターゲットの広告ツールになるという訳です。

インターンあるいは起業するにあたって一番きつかったことは何ですか?

一個目の会社では仲間と一緒に始めました。その時はHP作成の事業をやっていましたが、それがうまくいきませんでした。利益の部分というよりも、人の活かし方がわかりませんでした。この人はもっとこれをやらせた方がいいと思っているのに、本人がこれをやりたいと言ったり…

その失敗から学んだことは?

まずは自分が全て責任とリスクを背負うことです。そして、協力してもらった人にはそれに見合った確かな対価つまりお金を支払うことです。中途半端な気持ちでやってはいけない。中途半端な気持ちのままでは再び同じ過ちを繰り返してしまします。

…つづく

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