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事件
【東日本大震災】支援の恩報いる時 トルコとタイへ「今度は東北から」
東北の被災地に駆けつけた在日トルコ関係者も故郷の状況をもどかしく見守っている。東京・池袋のトルコ料理店「レシャット」のオーナー、レシャット・デデコチ(33)さんは、宮城県山元町で炊き出しを行った。その経験からも「トルコで家を無くした人々は寒さをしのげるだろうか…」と心配する。日本の支援の動きに「気持ちはすごくうれしい。私たちも仲間と相談する」と語った。
600年以上交流
日本とタイの交流も古く、600年以上前の交易にまで遡(さかのぼ)る親日的な国だ。現在は1千以上の日系企業が進出している。
東北の被災地ではタイへの支援も始まっている。津波で壊滅的な被害のあった岩手県陸前高田市の市立第一中学校では、23日に行われた文化祭でタイの子供たちに送る義援金を集めた。
震災ではタイから義援金134万円が寄付された。同校の布田貢教諭は「貧しい地域もあるなかで私たちを支援してくれたことですごく感激した」と話す。これをきっかけに、洪水被害を受けた子供たちの支援を決めたという。
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