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米国産牛肉で月齢条件違反、輸入停止に

　アメリカ産の輸入牛肉については、生後２０か月以下であることが条件となっていますが、農林水産省はこの条件が確認できない牛の肉が含まれていたとして、出荷した工場からの輸入を停止したと発表しました。

　輸入を停止したのは、アメリカのイリノイ州「タイソンフレッシュミート社・ヒルズデール工場」です。

　東京港に届いた冷凍ばら肉を今月１７日に検査したところ、アメリカ政府発行の衛生証明書に記載がない牛肉およそ１００キロがみつかり、牛の月齢を調べたところ、輸入条件の生後２０か月以下であることが確認できなかったということです。

　見つかった肉は、ＢＳＥの原因物質がたまりやすい特定危険部位ではないということですが、農林水産省は牛肉を出荷した工場からの輸入を停止し、アメリカ政府に原因の究明を求めています。（25日20:38）