茨城県の人口 震災後1万人減
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茨城県の人口 震災後1万人減

10月26日 8時17分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

茨城県の人口は東日本大震災が起きた、ことし3月から8月までの半年間で1万人近く減り、この30%近くを外国人が占めていて、県は震災や原発事故の影響が大きいと分析しています。

茨城県は出生や死亡、それに転入や転出などをもとに県内の人口の推移をまとめたところ、東日本大震災が起きたことし3月から8月までの半年間で9951人減り、9月1日現在の人口は295万6098人となっています。茨城県の人口は去年1年間で4541人減っていて、震災後の半年だけで去年のほぼ2倍の人口が減ったことになります。市町村別にみると、人口の減少が多い順に日立市が923人、次いで神栖市が718人、鉾田市が629人などとなっています。減少した人口の30%近くに当たる2920人は外国人で、茨城県は震災や原発事故の影響が大きいと分析しています。一方、人口の減少は震災が起きた3月と4月の2か月間に集中し、茨城県は被災した地域の復興を進めながら、今後、人口の推移を見守ることにしています。