こんにちは!サスペンション開発部です!
今日ピットに入っているクルマは
C25セレナ、究極のローダウンダンパー
S-StyleXの開発をしています。そして何を隠そう、このクルマ、わたくしの
私有車
でございます。洗車をしてなくてシマシマですが・・・。
ちなみに社内にC25ユーザー多し。
S-StyleXに限らず、ダンパーを開発する場合避けて通れない大きな問題が
各部の
干渉です。ドライブシャフトだったり、フェンダーだったり・・・。
特に最近のクルマはスペースに余裕がなく、針の穴に糸を通すような隙間を、と
いうのは言い過ぎですが、全長調整式のような
太いダンパーを干渉無く配置する
っていうのは意外と大変なんです。
いつものように事務所で仕事をしていると開発ピットから内線が・・・。ピットからの
内線というのは問題があるときにかかってくる場合が多く、今回も嫌~な予感。
「もしも~し、どうしたんすか?」
「
このクルマ車高下がんないよ~」
「ま~た~、本当っすか~?」
半信半疑で見に行くと、まずインナーフェンダーとタイヤに全然余裕がない。(泣)
(ちょっと下げるとすぐ当たっちゃう)
インナーフェンダーを外してもその奥にボディが、しかもヒューズBOXなんかも
あり、ニッチモサッチモ・・・。
ボディを
大幅に加工すればどうにかなりますが、商品としてはどうなの??って。
これクリアするためには、縮みのストロークを規制(バンプラバーで止める)し、
干渉を止めないとまともに走れない!
低くても走れるってのが
S-StyleXの真骨頂!ってことで、車高も下げるとなると
バネレートをかなり高くハードに(10K以上?)設定する必要があります。
ファミリーカーイメージの強いセレナがかなり
男前な仕様に・・・。
これって
アリですかね~??
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サスペンション開発部
Posted at 2011/10/26 02:22:01