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2011年9月28日22時16分

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RSウイルス感染症、今冬に大流行の恐れ 患者数が最多

 乳幼児に気管支炎や肺炎などを起こす「RSウイルス感染症」が流行している。国立感染症研究所によると、調査データがある2004年以降、この時期の患者数としては最多となった。

 感染研感染症情報センターによると、例年は秋から冬に流行するが、今年は6月下旬から患者が増え始めた。最新の1週間(9月12〜18日)に全国の定点医療機関から報告された患者は1414人で、昨年10月末とほぼ同水準。東京や大阪、宮崎が多かった。

 札幌医科大小児科の堤裕幸教授によると、RSウイルスは患者の鼻水やたんに含まれる。せきやくしゃみ、ウイルスがついた手指を通じて感染。4、5日で鼻水やせき、発熱症状が出て、肺炎や呼吸困難で入院する子もいる。ワクチンや効く抗ウイルス薬はない。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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