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【プロ野球】

DeNA承認は全会一致で 楽天オーナー代行が主張

2011年10月25日 紙面から

 パ・リーグ理事長を務める楽天の井上智治オーナー代行は24日、TBSHDが球団を売却するために必要なオーナー会議での承認について、全会一致が望ましいという私見を示した。

 東京都内でNPB関係者と意見交換を終えた後に取材に応じた井上オーナー代行は「今まで全会一致だったので、今回もNPBの全球団が認めるというのが原則」「リーグとしてのコンセンサス(を得ること)は考えていない。正式な申請が来てから12球団で議論すべきだ」などとコメント。野球協約ではオーナー会議の4分の3以上の同意が必要となっているが、楽天の新規参入やダイエーがソフトバンクに球団を譲渡した時など過去に多数決を取ったことがないと指摘し、「今回もそういうこと(全会一致)じゃないかと思います」という認識を示した。

 また井上オーナー代行は「(12球団のうち)11で決めるべきだと認識している」と語り、議決には当事者である横浜を除くべきだとも主張。ただ、ソフトバンク参入の時はダイエー、楽天参入の時は当事者の一角と考えられる近鉄も議決に参加しているが…。いずれにせよ、楽天はDeNA参入に反対の立場を取るとみられる中、この日は議決に向けたさまざまな見解を報道陣に明かした。

 一方、一部でDeNA社が球団を買収した場合は名称が「横浜モバゲーベイスターズ」となると報じられた件については「正式な申請が来ていないので何とも分からないが、ソフトバンクがヤフー名で申請した時にNPBが却下したという例はあった」と語った。

 

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