第4回関西テコンドー選手権大会
テーマ:全日本FT大会予選考8月20日(日)正午
彦根市立体育センターにおいて第4回関西テコンドー選手権大会が開催された。
今大会へのエントリー選手は、70名。
第1回大会から毎年参加していたITF土田道場が参加しなかったので、
初めてJTAだけの大会となった。
第17回全日本フルコンタクトテコンドー選手権大会予選会である
一部組手は、例年通り、真夏の暑さの中、
熱戦が繰り広げられた。
まず、一部軽量級。
我が輩は、
優勝候補は、
(高知支部の古谷知也か)
と思っていた。
岡山支部夏合宿で古谷支部長と組手をした妹尾師範代から、
ー古谷が調子がいいです!
自分も組手で押されました
と報告を受けていたからだ。
ところが、古谷よりも調子の良い選手がいた。
門倉健次(湘南平塚支部)だ。
門倉は、双子(弟は門倉康夫)で、
ウリトゥル!
最近まで見分けがつかなかったが、
今回は、はじめてわかった。
「門倉(健次)! 随分、やせたな!」
「はいっ! 自分は、軽量級ですから」
試合でも技のキレがあった。
(1回戦シード)2回戦の白水戦、
3回戦の中牧戦でもキレが衰えなかった。
決勝戦。
相手は、準決勝戦で古谷から金星をあげた鈴木雅智(湘南辻堂支部)。
鈴木は、
ー悲願の全日本大会出場!
を果たすべく気合い十分だった。
だが、鈴木の気合よりも、
門倉の技のキレが上回っていた。
門倉の強烈な後横蹴りが、
鈴木の腹部をとらえ、見事な一本勝ち!
(これなら良い!)
と全日本大会の出場権を獲得した。
門倉の過去の試合を通じて、
ー最高の出来
だったと思われる。
次いで一部中量級。
激戦だったのは、
小松裕弥(神奈川大横浜体育会支部)対門倉康夫(湘南平塚支部)戦だった。
事実上の決勝戦といえよう。
小松は、神大のエース。
だが、門倉が突進を得意とするため、
間合いが見切れず、
(やりにくそうだなぁ)
と観じた。
延長戦。
小松が、門倉に、
やや押され気味ではあったが、
この試合は、
ー蹴美重視のフルコンタクトテコンドーの試合
である。
蹴美ポイントが7に達している小松が、
それをクリアしていない門倉に辛勝した。
決勝戦の小松対鈴木明斗戦(横浜市大体育会支部)も好カードだった。
二人は、城南支部出稽古生で、
普段は仲が良いのだが、試合は別物。
ライバル意識メラメラで、
見応えがあった。
だが、試合は、終始、小松が押していた。
鈴木の調子が、いまいちだったので残念。
結果は、3対0の判定で小松の圧勝だった。
小松は、待望の嬉しい一部初優勝。
宿願だった全日本大会出場権も獲得。
ー伝統校 神奈川大学体育会テコンドー部主将の責務
を果たした。
さらに最優秀選手賞にも初めて選ばれ、
満面の笑みをうかべていた。
我が輩は、
(地道に努力していたのだから、当然の結果だ。
むしろ優勝が遅すぎた)
と観じた。
一部重量級。
このクラスは、
(坂本か井上昌彦だろう)
と予想していたが、
井上(静岡支部)があばら骨骨折が治癒せず欠場。
坂本洸巳が危なげなく優勝し、
全日本大会の出場権を獲得した。
最後に、一部女性無差別級。
昨年度全日本大会で準優勝し、
シード権を獲得している江川沙織(横浜市立大体育会支部)が
ー新ルールに慣れるため
エントリーし、優勝を果たした。
準優勝の染谷方子(横浜戸塚支部)の検討も印象深かった。
ー全日本大会常連のベテラン
の藤田朋子(品川大井町支部)を破る大金星。
決勝戦は、
ー持病の肩の脱臼
が再発し、無念の途中棄権。
我が輩は、
肩にテーピングを巻きながら、悔し涙を流す染谷の姿を見ながら、
心の中から
ー励ましのエール
をおくるのだった。