北海道電力泊原発(泊村)がある後志地方の女性で組織する「しりべし女たちの広場」が24日、道庁を訪れ、定期検査中の泊原発1、2号機の再稼働は後志地方の市町村と札幌市の合意を得ずに認めないことなどを求める要請書を高橋はるみ知事あてに提出した。
同広場は、福島原発事故以降、原発に不安を抱く女性たちが集まり今月に発足した。この日は道庁前で、子連れの主婦ら約100人が参加した街頭演説も実施。発起人の主婦、西川美希代さん(46)=倶知安町=は「子供たちに原発という負の遺産を残さないで」と訴えた。【田中裕之】
毎日新聞 2011年10月25日 地方版