米国政府が、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で確保する目標を列挙した資料で、公的医療保険制度の運用について「透明性と公平な手続きの尊重を求める」と明記し、同制度の自由化を交渉参加国に要求するとの方針を示していたことが分かった。米国は既存の自由貿易協定(FTA)でも医療制度への市場原理の導入を交渉相手国に迫り、一部の国ではその影響で既に薬価が上がっている。医療制度の自由化を目指す米国の方針が明らかになったことで、同制度を交渉の対象外と説明してきた日本政府の情報の信頼性が問われそうだ。
〈詳しくは26日の紙面で〉