社会
“脱原発”母親が立ち上がる
(北海道)
原発がある泊村など後志に住む妊婦や母親などが道庁を訪れ脱原発を訴えました。道庁に到着したバスから子どもを連れた女性たちが降り立ちました。女性たちは岩内町や倶知安町など後志に住む母親たち。高橋知事に、同じ母親として、子どもたちを守ために脱原発をお願いしたいと道庁を訪れました。
(喜茂別町の母親)「シンプルで豊かな生き方を子どもたちにつないでいきたい」
(古平町の母親)「30キロ圏内に住んでいて農業をしているのですごく意識している」
しかし、知事のスケジュールが合わずに面会は難しいと告げられ母親たちは知事室の前まで詰めかけました。
(母親)「知事の立場ではなく同じ女性、同じ子を持つ母親の立場を伝えたい」
母親たちは、原子力対策課の担当者に対し、泊原発の再稼働には後志管内の全市町村と札幌市の合意が得られない限り認めないこと、泊3号機のプルサーマルの白紙化などを要請しました。
(しりべし女たちの広場・西川美希代さん)「後志の絆を強くするための活動で女性によってという思いもある」「地方の声を大きくして道に持っていきたい」
母親たちは、道に対して、きょう要請した内容を来月7日までに回答するよう求めています。
[ 10/24 20:43 札幌テレビ]