トヨタ自動車 国内で減産措置
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トヨタ自動車 国内で減産措置

10月24日 22時11分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

トヨタ自動車は、タイの大雨によって現地から調達していた部品が不足するおそれが出てきたことから、24日から国内の工場で残業を取り止め、生産台数を減らす措置に踏み切ることになり、国内生産にも影響が広がり始めました。

トヨタ自動車は、タイの大雨の影響で現地からの供給が滞り、電子部品などが不足するおそれが出ていることから、24日から28日まで、国内の4つの組み立て工場で残業を取り止め、生産台数を減らす措置に踏み切ることを決めました。また、国内のグループ会社の組み立て工場でも同じように減産を実施するということで、合わせておよそ6000台の生産が減ることになります。29日以降の対応については、部品の調達状況などをみて判断することにしています。トヨタは、タイの大雨の影響でインドネシアやベトナム、それにフィリピンの工場でも生産台数を減らしていますが、日本国内で生産を減らすのはこれが初めてです。自動車メーカーでは、ホンダもマレーシアの工場で減産をしており、タイの大雨による部品不足は幅広い地域に影響を与え始めています。