2011/9/11
「時近ければなり その5」
500ページに及ぶこの本の著者はラスト・エンペラーも著した作家であるがHIROHITOは平和主義者というよりは多くの陰謀の匂いを感じさせると最後に締めくくっている。この作家レベルでは本当の実体を書くのは所詮無理なのであろう。
Behind The MYTH その1参照
日本語訳の目次はこうなっている。
上巻
序章 玉虫色の曖昧さ
第一章 ご幼少時代
第二章 ご婚約
第三章 欧州ご訪問
第四章 ご成婚
第五章 即位の大典
第六章 満州国の成立
第七章 五・一五事件
第八章 神格化への道
第九章 二・二六事件と天皇
第十章 日中戦争
第十一章 残虐
第十二章 「大東亜共栄圏」への階段
第十三章 佛印進出
下巻
第十四章 開戦への足音
第十五章 日米交渉
第十六章 "Xデー"
第十七章 真珠湾奇襲
第十八章 追いつめられる日本
第十九章 和平への模索
第二十章 原爆投下
第二十一章 録音盤事件
第二十二章 終戦
第二十三章 戦犯リスト
第二十四章 天皇の戦争責任
第二十五章 平民天皇
第二十六章 天皇崩御
エピローグ
しかし見るべきものはない。日本人が本当の黒い貴族の実態を知らないのと同じである。前の記事に続いて今度は「日本の正体・小池壮彦氏の日本という不可視領域」より。
『現在起きていることは,すべて過去からの連続である。一見新しく見えることでも,ベースは過去のしがらみにある。このしがらみをたどっていくと,何が見えるか。そういう作業を,私は歴史上の怪奇事件の分析を通じて,これまで行ってきた。
私は物心ついた頃から,なせか天皇を崇拝していた。誰から何を吹き込まれたわけでもなく,むしろ私の周囲には,天皇を批判する人ばかりがいた。その言説は決まって太平洋戦争の責任と言う話であったが,一度戦争に負けたぐらいで何を言っているのかと私は心外だった。アメリカと全面戦争をした国は,日本だけである。これは驚異的なことではないか。無謀だったと切り捨てるのはたやすいが,それでは戦死者に申し訳が立たない。子どもの頃のその考えは,いまも変わっていない。だが,学生の時に「日本書記」などの大国史を読んで,日本には随分と隠し事が多いなと思った。神話が何を隠しているのか,天皇の由来が何であるか,そういうことも分かってくると,この世は大方フィクションであると思うようになった。
それならそれで生き方もある。大学を出て社会に出て,いまの仕事をするようになってから,私は忘れられた過去の事件を掘り起こし,なぜ日本がいまのような国になったかを考えた。死人の恨みを伝える怪談が世の中にはある。死人の声に耳を傾けることで歴史を問い直す。そういう作業を続けてきた。やがて90年代が終わり,21世紀を迎えた頃から,私の耳には様々な思いがけない話が入ってくるようになった。その話に基いて,社会で起きていることを見直してみると,それまでわからなかったことが氷解するという経験が多々あった。
「日本」という国は,天皇陛下の慈愛に包まれた国である。同時に「天皇」というシステムが一人歩きしている国である。このシステムは,天皇陛下個人とは関係なく,様々な人の思惑で動いている。金融システムを担保する原資として,一般には知られていない機能を有している。私はこれを便宜的に「天皇システム」と呼ぶ。平たく言えば,「皇室財産を担保とした金回りのしくみ」である。皇室財産は,表向きは法律で決められているが,当然ながら物事には表と裏がある。国会で決められる予算と言うのは表に顔で,「天皇システム」が扱う資金は,特別会計をさらに特殊にしたようなものである。国民の目には見えない地下経済であり”もう一つの日本”である。
このシステムは,天皇陛下の意思とは関係ない。天皇を利用する君側の奸(かん)が,金の流れを差配する。天皇陛下は,形式上,原資の名義人になっている。責任はすべて代理人を称する取り巻きの人間にある。だが君側の奸が責任をとったという話は聞いたことがない。本来この問題は,国民が知らなくてもいいことだった。しかし,思わぬ形で”裏世界”の思惑が表面化し,政府が自ら暴露した例の「皇室典範問題」である。
2004年に,当時の小泉内閣は「皇室典範に関する有識者会議」を設置して,皇位継承ルールの変更をもくろんだ。このときまで私は,日本国政府が天皇の問題を軽く扱うことなどあり得ないと思っていた。だが,現実派違っていた。有識者会議が出した結論は,女系天皇の容認だった。すなわち,皇統の変更を認める内容だった。
この計画は,敬宮愛子内親王を天皇にしたい人々が仕掛けたものだが,本当の目的は,女性天皇の”配偶者の座”に利権を集めることだった。だから有識者会議が出した案は,配偶者の資格に何の規定も設けていなかった。誰でもその座につけるように仕組んだのである。このポジションを利用すれば「天皇システム」を私物化できる。そう考えた人が小泉内閣を動かした。これが「皇室典範問題」の真相であって男系か女系かというような話ではない。事実上の”皇統乗っ取り計画”だった。秋篠宮家に親王が生まれたことで計画は未遂に終わったが,一連の事態は「日本」の正体を露見させたのだ。
すなわち,日本国政府は,いざとなれば「皇統」を捨てる。そのことが明らかになった。政府がほしいのは「天皇システム」という金の流れであって,「天皇」の持つ歴史的伝統的文化的意義ではなかった。このことが白日の下にさらされた。いま私が「日本国政府」と呼んでいるものは,もちろん中央官庁のことであり,直接的には,それらの官庁に入り込んでいる特定の人々と,あちこちに天下ったOBたちのことである。彼らの周囲には,特定の政治家・財界人・ヤクザ・宗教団体・御用学者などがいる。表向きは愛国者ということになっているが,実情は単なる拝金主義者である。彼らは愛国者を偽装するために,天皇の権威を利用する。そして,その場合の「天皇」というのは,明治天皇と昭和天皇のことである。
彼らは近代以前の皇統は眼中になく,明治天皇以後の長子相続にこだわりがある。つまり,日本の歴史は「明治」から始まったというのが彼らの認識である。たしかに明治維新によって日本の政体は大きく変わった。しかし,皇統に変化はないはずだ。それとも,本当は何かの機密があって,彼らには明治以後を”新王朝”と見る根拠でもあるのだろうか。考えてみれば,藤原氏に始まる歴史の為政者も,歴史を捏造しながら権力の維持を図ってきた。自分達で創った建国神話を隠れ蓑にして天皇を祀り上げ,その周囲に寄生して利権を貪る手口である。
歴代の幕府による朝廷政策にしても,南北朝の争いにしても,ざっくり言えば,律令制下で脹らんだ皇室財産の収奪合戦だった。「天皇はなぜ続いたか」という歴史学者を悩ませてきた問いの答えも,あっさり言ってこれである。しかし,歴史の教科書のどこを見ても「天皇とは金回りシステムの担保である」とは書いていない。中世以後の朝廷は貧しかったことになっている。明治維新後に莫大な規模になった皇室財産は,第二次世界大戦の敗北によって没収されることになっている。表の歴史だけを見れば,そういうことになるだろう。
だが,戦後の財閥解体が,実際には単なる分割化に過ぎなかったように,「天皇システム」も解体されずに温存された。いまでもこのシステムを利用して,巨額の金を動かすマネー・ゲームに奔走する人々がいる。「天皇システム」によって動かされる資金の規模は,データがないのでわからない。一般には,莫大な利子を生んでいるため,天文学的は数字になるとも言われている。(管理人注:
おそらくスイスの赤十字名義で管理しているため税金は取られないシステムと考えられる).........天皇マネーを動かす人々は,このシステムをより自分の自由になるように改造したい。皇室典範を変更し,皇統を乗っ取ろうとしたのもそのためだ。皇太子の御妃選びから水面下で計画は進行していた。お気づきのように背後には外務省OBルートが存在する。この某OBも不可視の領域にいて金を動かす”ゲーマー”のひとりである。
この辺りの背景について,私は二年前に高橋五郎と出会い,詳しいカラクリを知ることができた。高橋五郎は「天皇システム」をあやつる世界の渦中にいた人物である。つまり,取材者や研究者といった二次的な存在ではなく,あちら側の世界にいた当事者である。ゆえに高橋五郎の語る話は,考察や推測ではなく,ナマの実態そのものである。例えば,マッカーサーが昭和天皇の人格に感動したという名高い逸話がある。子どもの頃に私はこの話を信じていたが,人の頭の上に原爆を落とす連中がそんなタマかという疑問は誰でも持ち得る.......天皇とマッカーサーは,やけにツーカーの話し合いを重ねている。マッカーサーは「天皇マネー」の唯一無二の名義人である昭和天皇を最初から守るに決まっていたが,そのことは歴史の表には出てこない。(管理人注:ここで皇后陛下ももう一つの名義人である可能性もある)
高橋五郎は,元ナチのスパイ,べラスコと親交があった。(管理人注:元ナチは表で裏はロスチャイルドのスパイ。ゾルゲがスターリンのスパイ(=エドモンド・ロスチャイルドのスパイ)であったように)べラスコはユダヤ系スペイン人で,日本政府のスパイでもあり,正体はバチカンから派遣された(管理人注:イエズス会のオプスデイ)多重スパイであった。昭和天皇のことを親友と呼び,お忍びで日本に来ては(管理人注:メーソンの)山本五十六の墓前で頭を下げた。当然のことながら世界大戦の裏を知り尽くしていた。高橋がべラスコから「天皇マネー」の話を聞いたのは,1980年のことである。当時はまだ旧軍人などの当事者が存命だったため,公表できない話が多かった。一部はNHKのドキュメンタリーで放映(管理人注:タイトルは「べラスコの告白」)されたが,いまではそのような番組企画は無理だろう.........この世の裏を知らなくても良かった時代は1980年代で終わった。』
天皇や日本を貶めるプロパガンダには注意が必要
「天皇の犯罪に関する情報源のいずれも、共産主義者、共産主義出版社、素性の知れない人物であるという点が問題である。」とあるが「笹川ファミリー」「PODAM Y新聞」なども入れておこう。いずれも将来の「皇統の廃止」によってたった一人の名義人の争奪戦であろうことは明白である。ただし今上天皇は名義人ではない。仮定の話をしよう。現近衞家当主で国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)会長及び日本赤十字社社長の近衛忠輝だとは断定できないがその天文学的な蓄財がスイスの赤十字社名義になっていればいずれおのずとたった一人の名義人は明らかになってくるだろう。それを外交の切り札にしないのはBreaking Pointの儀式を経たのち「奴隷のような忠誠心」が養われた結果であろう。キッシンジャーもその儀式を経ているのは周知の事実である。問題は誰に忠誠心を持っている(持たされている)のかだ。
名誉総裁は皇后(現在は皇后美智子)、名誉副総裁には、代議員会の議決に基づき、各皇族が就任している。代表者である社長は近衞忠検糞豸・澡甕匆氾・隋法」
上のWikiの記事を何回コピペしてもなぜ文字化けするのでしょうか?文字化けさせる理由は?
変な文字化け中国語?を機械翻訳すると......
〓〓足のない虫か?入浴〓慌ただしく〓か?隋法
ここにあるオルタ通信「天皇=人間のクズ」の意味は?
なぜ「不敬罪」で逮捕されないんでしょう。その理由は何回も記事にしたので省略します。
阿久根市市長の発言........!
だから情報はありがたく戴いて無知を脱却する必要があるのです。
記事にしたことがありますが『ハルノート』は最後通告ではなかった。
Strictly confidential, tentative and without commitment
極秘文書。試案にして法的拘束力無し。
November 26, 1941.
1941年11月26日。
Outline of Proposed Basis for Agreement Between the United States and Japan
日米協定として提案する基本方針の概略
Section I
第一項
Draft Mutual Declaration of Policy
共同宣言の方針案
以下第一項略
149
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投稿者:tatsujin
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時近ければなり その5
2011/9/12 12:21
再開を心よりうれしく思います。ありがとう御座います。憤るような無思慮なコメントも有るはずですが、無視してください!!貴方のサイトの数多い愛読者が居る限り!どうかお続けください。お願いいたします。
投稿者:O
「天皇システム」という拝金強欲主義。ほとんどの事件や出来事がこれに起因している。なんということだ。
日本がいつも注目され、何でも一番にやられる・・・その要因はこういうことだったのか。
このとてつもない”金”を自分のものにしようと大衆をだましながら群がる輩、まるで蛾のようだ。
所詮この”金”は多くの人達の犠牲と天皇の強欲主義によって貯まったもの。またそれがあるゆえにまだまだ犠牲者が増える現実。
2008年までは裏社会を知らなくても済んだが、2008年以降はそれでは済まなくなった。それが正しく覚醒が必要だということでしょうね。
皇室典範までも改定して我が物にしようとする人間の強欲、獣そのものだ。
裏社会に注目して数年が経ち冷静に受け止められますが、また新しいことを知ることができました。ありがとうございます。
他のサイトでは「イルミナティの台湾の李家から天皇の金塊が出される」とか「57カ国会議が米国への提供をストップした。」とか適当なことを言っている。
表社会を堂々と生きているサラリーマンとして言える事は、容易なことではないが悪党の悪だくみを阻止すると共に、この天文学的な”金”の本当に適切な使い方を真剣に考えるべきだと思う。
投稿者:tatsujin
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時近ければなり その5
2011/9/12 18:10
天皇家の血統が問題なら、イギリス王室は遙かに酷いものでしょう。天皇は、神事を司る故に祭祀王であり、その意味で、他の王室と違い。且つ、連合王室の長であり皇帝の地位にある。各部族長(王)の中の王故にその地位を朝鮮系が盗みたがる。アジアの盟主たるその伝統と地位に意味がある。
投稿者:tatsujin
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時近ければなり その5
2011/9/11 23:39
おおよそ1年前に「911陰謀説」を初めて知って以来、辛辣で残酷な現実へのショックと捨てきれない希望、及び飽くなき探究心で様々なサイトやブログを渡り歩き、ようやく達人さんのサイトに辿り着き、どうにか真実の全貌が見え始めた気がしています。米国のFEMAや日本社会の構造など達人さんの記事を読みながら毎日色んな意味での勉強をさせていただいています。様々な人々が達人さんのブログを訪ねては何かのヒントを得ているのは事実、その置き土産が心無い中傷に終わる類は自分には理解できません。
達人さんの卓越した知性とご経験に対しまして「時近ければ」こそ一言お礼を申し上げたく思った次第です。
それでは今後ともお身体を大事に・・・
失礼いたします。