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『朝起きたら、
太陽の光と、おまえの命と、おまえの力とに、
感謝することだ。
どうして感謝するのか、その理由がわからないとしたら、
それは、おまえ自身の中に、罪がとぐろを巻いている証拠だ』
ショーニー族の首長、テクムセ(1768-1813)の言葉』
森と曼荼羅
原発とインディアンの教え
衣服に染みた血はどんなに洗っても消えることはない。インディアン皆殺しを彷彿とさせる血のしみこんだ衣服は「大英博物館でこれみよがしに展示されている」。
文頭にテクセムの言葉がありますが 今のアメリカ合衆国でインディアンに関連した州は以下の通りである。
ALABAMA 現地のアメリカインディアンの部族の名から
ARIZONA 現地のアメリカインディアン語で小さな泉の意
ARKANSAS 現地のアメリカインディアンの部族の名から
CONNECTICUT 現地のアメリカインディアン語で長い川の意
IDAHO 現地のアメリカインディアンの部族の名から
ILLINOIS 現地のアメリカインディアン語で人の意
IOWA 現地のアメリカインディアン部族の名から
INDIANA インディアンの土地の名
KANSAS 現地のアメリカインディアン部族の名から
KENTUCKY 現地のアメリカンインディアン語で平原の意
MASSACHUSETTS 現地のアメリカインディアン語で大きな丘の意
MICHIGAN 現地のアメリカインディアン語で大きな湖の意
MINNESOTA 現地のアメリカインディアン語で空色の川の意
MISSISSIPPI 現地のアメリカインディアン語で大きな川の意
MISSOURI 現地のアメリカインディアン語で大きなカヌーをもった人たちの意
NEBRASKA 現地のアメリカインディアン語で浅い川の意
OHIO 現地のアメリカインディアン語で素晴らしい川の意
OKLAHOMA 現地のアメリカインディアン語で赤い人々の意の部族の名から
OREGON 現地のアメリカインディアンの部族の名から
TENNESSEE 現地のアメリカインディアンの村の名から
TEXAS 現地のアメリカインディアン語でアパッチ族に対抗する名・同盟者
UTAH 現地のアメリカインディアン語で山の住民の意
ざっとこれだけある。95%のインディアンが虐殺された。他の州は殆どがイギリスに関連している。NEW YORKなどは英国の都市YORKにちなむ。これらの都市にピルグリムファーザーが上陸し,その後散らばって現地インディアンから土地を奪い獲り,虐殺したとされる。
1970年代にアマゾン大開発が始まるや,アマゾンの破壊は急激に進んだ。空中からインディオ,ピグミーを機銃掃射で撃ち殺し,大規模開発はT-FORDの自動車工場を建てることから始まった。
この絵はロスチャイルド家に30年勤めた召使が描いたとされるものですが管理人が米国で会った元イルミナティ11位階(暗黒の母)の話と一緒にお聞きください。「ルシファーと食事をするロスチャイルド家」のLUCIFERの原点は一体何なんでしょうか。この辺を理解しないとイルミナティとエジプトの関係は分かりません。つまりLUCIFERとは外なる神(The Outer Gods)であると。それはローマの神サートウルヌス(土星)そのものである。サートウルヌスは英語読みでサターン=SATAN=悪魔。マタイによる福音書第12章24節にはベルゼブル論争がある。
七つの大罪と対応する悪魔
七つの大罪と神曲「煉獄篇」
ベルゼブル
また、エルサレムから下ってきた律法学者たちも、「彼はベルゼブルにとりつかれている」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ」とも言った。(『マルコによる福音書』第3章22)
これは『マタイによる福音書』及び『ルカによる福音書』、また『ニコデモ福音書』にも、同様の記事がある。この後、もちろんキリストはそんなわけないじゃんと反論している。興味深いのは「悪霊どものかしら」とされていることで、これを典拠にベルゼルブのヒエラルキーが地獄で1位、2位のクラスになったのかもしれない。
ルシファー
Avatar of Vishnuも下のThe Outer Godもサートウルヌスが原点か。
ヴィシュヌ神と宇宙
マルクスとサタンの原型もサターン(土星)=サートウルヌスであれば全てがつながってくる。
『風が顔をかすめてゆき、身の毛がよだった。何ものか、立ち止まったが、その姿を見分けることはできなかった。ただ、目の前にひとつの形があり、沈黙があり、声が聞こえた』(ヨブ記第14章15〜16節)
ヨブ記の「声が聞こえた」は声によってアレイスター・クロウリーに『法の書』を伝えた知性体でエイワス (Aiwass, Aiwaz) という。クロウリーは後にこの霊的存在を自分の聖守護天使とみなした。下段に書いた『法の書』は、1904年4月8–10日にカイロで降霊したエイワスの言葉をクロウリーが書きとめたものとされている。おそらくこれをパラクレート(助け主)というのだろう。
チューリッヒのとある教会での奇矯な姿もサートウルヌスであればゴヤの作品との関連から理解できるしキリスト教の神はデミウルゴスという説は実はサートウルヌスであれば真実に近づくことが出来るだろう。
パリを見渡すガーゴイル
ヨーロッパにおけるもっとも印象的な中世のガーゴィルは,明らかにパリのノートルダム寺院の塔にあるガーゴィルであって,その大半は13世紀末の様式による。ガーゴィルの一つは錬金術師の像であり,これらガーゴィルが人間の内なる性質を表しているのだという。こうしたオカルティストたちは,キリスト教教義の目的が,人間におけるデーモンの要素をあがなう(変成)ことだとしている。この仮説の観点では,デーモンの形態は人間の諸要素を表し,人間はこうした要素を贖(あがな)われ,天使の堕天を逆転するようなやりかたでもって,天にひきあげられるのである。
聖書ものがたり・使徒言行録参照
『使徒言行録』に出てくる魔術師シモン(simon magus)などの「magus・メイガス」だが、これはギリシア語で魔術師をあらわす「magos」からきている。
『旧約聖書・イザヤ書』において、ヤハウェは、「我は嫉妬深き神なり」とか「我こそは唯一の神である」などと傲慢な宣言を行っているが、これはヤルダバオートの言葉であるとされる(Wiki)。
ねたむ神の最たるものは旧約聖書の『創世記』に描かれているアブラハム物語(12−25章)お前の子ども(イサク)を神のために生贄に捧げなさい,というばかばかしい話である。クリスチャンに言いたい。もし天の声が聞こえあなたの子どもを殺せますか?こういう恐ろしい存在は、実は「神」ではなく、デミウルゴス(Demiurge)と言う堕落した天使にすぎない。
沈黙のヨハンネス参照
聖書ものがたり・ヨシュア記参照
「彼らは,男も女も,若者も老人も,また牛,羊,ろばに至るまで町にあるものはことごとく剣にかけ(With the edge of the Sword)滅ぼし尽くした(Massacred)。(ヨシュア記第6章21節)......これが神のいう言葉でしょうか?聖書なんて焼き払ってしまいなさい。
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イエスはマリアとヨセフの両親に会うためベツレヘムへ向かった。
「もしガリラヤの埃っぽい日ざしを浴びて,塵にまみれ,旅に疲れた師イエスをよく知り,これに従っていた真面目なナザレ人の誰かが,突然この世界に戻ってきて,例えばローマの聖ペテロ教会のミサに参加して,その聖壇のうえにおかれた聖餅(せいべい)が,十字架にかけられたかれの師そのものに他ならないと知ったら,これもまた驚くであろう。釈迦がチベットに再来して,ラッサにおける自身の偶像が礼拝されているのを見たら驚くように」とHG・ウエルズは世界文化史の中で述べているように冷めた見方もある。ですから理解しようとはせず感覚的な何かがつかめたらそれで充分です。
グノーシス主義では、『旧約聖書』に登場するヤハウェと名乗っているデミウルゴスを、固有名で「ヤルダバオート(Jaldabaoth)」と呼んでいる。『旧約聖書』において愚劣な行為を行い、悪しき行いや傲慢を誇示しているのは、「偽の神」「下級神」たるヤルダバオートであるとした。(Wiki)
『ナグ・ハマディ写本』中に見出された『この世の起源について』などで、ヤルダバオートは傲慢な造物主・この世の創造者として言及されている。ユダヤ教の唯一神ヤハウェと同一視され、サバオトの父であるともされる。(Wiki)
だから聖書はテモテへの第一の手紙第1章3〜11で「グノーシス主義」を警告する。
勝利を得たキリスト教のパンテオンにおいて,マリアの,神の偉大なる母への変貌という形で,キュベレやイシス(ISIS)の姿が再現しているし,また戦うキリストのうちにミトラなどの面影が認められる..............なぜキリスト教は,ユダヤ教の,神は愛であるという洞察を承認し,宣言した後に,それと相容れない,ユダヤ教のねたむ神の概念をふたたび取り入れるようになったのか。それ以来絶えずキリスト教に大きな精神的損害を与えてきたこの逆行は,キリスト教がカエサル崇拝との生死にかかわる争いにおいて勝利を得るために支払った代価であった。教会の勝利によって平和が回復されたのちも,互いに相容れないヤーウエとキリストとの結びつきは解消するどころか,かえって一層強化された。勝利の瞬間に,キリスト教殉教者の非妥協的態度が,異教や異端を迫害するキリスト教会の不寛容に移行したのである。(注:特に13世紀のスペインで顕著であった)
魔道書の著作の中でも現存するものが,紀元前530年にタルクィニウス王の宮廷にもたらされた『シビュラの書』あるいは『運命の書』の歴史に見いだされる。この魔術伝承の書<巻物>は--ローマの支配者に代々尊ばれた--サートゥルヌス詩体(サートゥルヌスあるいはクロノスのもっとも古い形態の崇拝で歌われた連祷に由来する名称)で記され,ローマの様々な歴史家が記録していたが,423年に将軍スティリコによって焼却された(ゴヤの作品に「わが子を食らうサートゥルヌス」がある)。。
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「だが塔が倒れ、人々の言葉がばらばらになったとき、死すべき者たちで全地は満ち、王たちによって分かたれた」(『シビュラの託宣』第3巻)。バベルの塔への言及。
ゴヤの黒い作品はこれでモチーフが何であるのか理解できるのでは?
ゴヤの作品に出てくるサバト(サバオト)はバフォメットの原点。サバオトはヤルダバオートの造り出した両性具有の息子(=アルコーン=デミウルゴス=ヤルダバオート)の一柱。
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可愛いアルコーン???????????
THE EIGHT SABBATHS・SATANIC CALENDAR
記録に残らないほど太古のサリイー(魔術師の結社=マルス神の古代祭司団)の儀式の讃歌や魔術の呪文は,サートゥルヌスの詩体の韻律で唱えられ,崇拝者はシンバルの音に合わせて踊った。シンバルといえばかつて「ハリ〜クリシュナ〜ハリーハーリ」と町で踊っていた連中もシンバルをつかっていましたね
こういう悪魔主義の伝統は延々と引き継がれ今日にいたっている。
Aleister Cowlyの「Book of the Law・法の書」はグノーシスに近いが魔術を伴いファウスト博士の召喚魔術の蒸し返し。
法の書とは(Wiki)
『法の書』(Liber AL vel Legis、英: The Book of the Law)とはアレイスター・クロウリーによって著された近代西洋儀式魔術の書、テレーマ(Thelema) の根本聖典。
国書刊行会の版には封印が施されており、「開封して九ヵ月後に災厄・大戦争・天変地異が生じても出版社は責を負わない」との但し書があるが、これはこの版だけのギミック(仕掛け)である。
左がシスコさん(元イルミナティ11位階・暗黒の母),右が召使(侍女)のシェリー
今はキリスト教徒であるCiscoさんはこう言います。「神秘的なエジプトは悪魔主義の母体です。エジプトは何世紀もの間,実際は何千年もの間,オカルトの中心でした。エジプトにその知識を伝えたのはアトランティス人であるとオカルトの世界は信じています。私たちのシステムを作った人間はアトランティスの高僧でしたから,当然,彼らのオカルティズムもエジプトを手本にしていました。イルミナティの幹部の多くはグレイト・ピラミッドまで巡礼の旅をしています。
フリーメーソンのオカルト知識はエジプトを模範にしたものです。それについては,C・W・レッドピーターが著書「古代の神秘儀式」で古代エジプトの神秘宗教が今日のフリーメーソンに持つ意義について語っています。またデーヴィッド・キャリコの最新書は,今日の悪魔主義の儀式を詳しく調査し,SRA(悪魔の儀式での虐待)とエジプトの「死者の書」(Pert Em Hru)には一体一の対応があることを論証しています。また,モナーク・マインド・コントロールを行う集団の一つが,「セト神殿」と呼ばれている。セトはエジプト神話に登場する神でオシリスの弟。エジプト九柱の神々の一柱。
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イシスとホロス(ホロスの父はオシリス)マリアとイエス(イエスの父はヨセフ)
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エジプトのパピルスに描かれた「死者の書」。モーゼの十戒はほとんどがここの盗作。
エジプトのオカルティズムがヘルメス魔術やフリーメーソン,悪魔主義にそれほど大きな影響を与えているとすれば,私たちのシステムがエジプトの影響を受けていても,別に驚くべきことではありません。私たちの中にはナイルのクイーンと呼ばれる人格がいましたし,ナイル川もありました..........猫はオカルト世界では重要な役割をします。エジプトでは猫は神だと考えられています。イルミナティは何年にもわたってエジプトの魔術を行ってきました。猫を崇拝し大切にすることはイルミナティの理事会への忠誠の証でした。エジプトでは猫を殺せば死刑に処せられました。この法律は数世紀にわたって実施されています。ペルシャ人が戦闘でエジプト人を打ち負かしたのも,エジプト人が戦えないように猫を抱いていったからです。
ローマの神サートウルヌス(土星)が何千年もの間,世界的に人々の中心的な崇拝対象であったという事実はほとんど知られていません。「サートウルヌス神話」という本は,内々ではあるが広範に行われてきたこの世界的なサートウルヌス信仰について詳細に検討しています。太陽信仰もサートウルヌス崇拝も悪魔崇拝と結びつくものです。両者とも悪魔崇拝の姿を変えたものにすぎません。オカルト世界はこのことを知っていますが,それ以外の世界ではほとんど知られていません。ローマはサートウルヌスの都であり,何世紀もの間,悪魔主義とその神秘宗教の重要な中心地でした。悪魔主義者の指導部は九つの評議会と13人大ドルイド評議会(カウンセル),その他多くの下位集団で構成されています。血の人身供犠を定期的に行うイルミナティの幹部は,善と悪を超越した生きた利己的な神です。悪魔は,悪霊ベルゼブルを片腕に,悪霊にも位階制度を設けました。オカルトの考えは「悪魔の狂気の論理」以外には全く論理的基盤を持っていません。
世襲される悪魔主義は少数独裁制に基づいています。英国の王室も彼らの親戚のヨーロッパの王族達も,悪魔主義者の血を引く家系です。デンマーク王はひそかに儀式に参加しています」と。CiscoさんとSherryは現在キリスト教徒ですが過去を振り返ってオカルトの考えは「悪魔の狂気の論理」以外には全く論理的基盤を持っていません,と言っている
その九の評議会の九なのですが,「イルミナティには九の聖歌隊がある。これは天の九聖歌隊を模倣したものだ。だが,メーソンが持っているものは,九つの聖歌隊のなかで三の位階だけである。見習いの4位階の上に,ロッジに正式に加わる入り口である第5位階がある。第6位階は一般的ブラザーであり,第7位階は高位のブラザーである。だが,彼らも大して重要な役職を持ってはいない。第8位階が,第2グランドオリエントで,<大仕事の執行者><裁判官><大導師><大臣><書記官>等の名があり,いずれも大会議のメンバーである。第9位階でようやく<より高位の秘伝を受けた者>,すなわちグランドオリエントに辿り着く。従って第九位階はシラーの歌詞は別としてベートーベンの第九を重要視する。
「悪魔の狂気の論理」といってもこれまでに知られている最も古い形態の魔道書のものは,少なくとも紀元前4000年にさかのぼる。楔形文字以前のメソポタミアのものである。文字が発明される遙か前から,多くの形態の古い象徴体系が存在した。
".......and marvel,for SATAN himself is transfored into an angel of LIGHT(2nd Corinthians11:14)
「だが,驚くには当たりません。サタンでさえ光の天使を装うのです」(コリントの使徒への手紙U 11:14)
11月11日グリニッジ標準時間11時11分(日本時間で午後8時)に行われる「FIRE THE GRID」の祈りは各人の霊を奪い取り悪霊を送り込む儀式でバフォメットの頭上にプロメテウスの灯をFIREするという意味。上に述べたエイワス (Aiwass, Aiwaz) という知性体が各個人に降霊させないよう霊を取り除く儀式である。
テモテとテトスへの手紙参照
ここに魔道書一覧がある。下の方に1800万年以上前に記されたとされる「ドジアンの書・Book of Dzyan)がある。ブラバッキの「秘められた教義」はこの写本に基き書かれたものである。そしてその結果、宇宙の有史前の膨大な記録となって,宇宙の起源と破壊,人間や非人間的実体の進化,人間に先立つ種族のことが明らかになった。上級者は読まれた方がいいでしょう。おそらく「ドジアンの書」はネクロのミコンの原点なのであろう。
我々に伝わっているシュメール人とバビロニア人の文献によって証明されるのは,紀元前3000年頃からメソポタミアに住んでいた人々が,ありとあらゆる魔術にこの上もない重要性をあたえ,どんな機会も逃さずに魔術師の奉仕を利用していたということである。これはその土地に住んでいたシュメール以前の人々にもいえることだが,文字を記す技術を得ていなかったので,彼らが何を考え,何を信じていたのか正確に知ることはできない。シュメール人が文字を発明して発展させたので,彼らが粘土板や石に刻み込んだものから,彼らが不安な生活を送り,害する機会を逃さない邪霊の群れに襲われるのではないかと絶えず怖れていたことがうかがえる。
アトランティスの都市にはこういう奇怪な生き物がいたということだろう。
HG・ウエルズによれば「インド=ヨーロッパ民族がまだ南下しない以前のある時代に,黒海の沿岸に大激変的な氾濫が起こったということもあろう。あるいは急激な浸水であったかもしれない。いまでも黒海の水面がわずか4,5メートルほど高くなれば,カスピ海とつながってしまうであろう。またこれらの水面からの蒸発を妨げるような湿潤で寒い年が続いたならば,そうした大洪水を起こすこともありうるのである。現代ではわれわれはみんな地図を備えることもでき,地理的観念ももっているので,紀元前二千年代にはもっとも博識な人々でもどんなに地理的消息に暗かったか,ということを想像するのはむずかしいことである。
したがってかつてダーダネルス海峡を通って航海していったことのある,失われた国についての不思議な物語に尾鰭がついて,ギリシャや,フェニキアの交易商人たちが地中海の西端の航路を拓(き)り開いたときに,同じようなこの不思議な物語をこんどは新しく発見した海峡のかなたにある国の伝説として,移動させたということもありうるであろう。
コーカサスのグルジア地方は疑いもなくきわめて考古学的に有望な土地であり,もしなにか初期文明に関係のある重要な遺物が発見されるとすれば,それはおそらく黒海と西トルキスタンとの間の地帯からであろう。いくつかの有名なギリシャ神話や,伝説はこのグルジア地方に集中しており,アルゴス船隊が目的とした「金羊毛」の国も,人類のために神々の火を盗んだプロメシュウスがその罰として鎖に縛られて,肝臓をハゲタカに啄(つい)ばまれていたところも,この地方である。
サー・フリンダース・ペトリは,この「金羊毛」の国であるコルキス(コーカサスの南方の国)と先史時代のエジプトとには,きわめて早くからある連絡があったという考えを強くもっている。またヘロドドスもコルキス人とエジプト人との間に類似している点のあることを述べている」それらを裏づけるにはアーサー・ケストラーのユダヤ人とは誰かを読む必要がある。それはユダヤ人ではないアシュケナージカザール人がアトランティスの末裔であり,最終的な目標がアトランティスという国=統一世界であることを理解する一助にはなるだろう。
三千年ほど前,ジブラルタル海峡の彼方の大西洋に,一大文明国があった。それは大陸というべき大きな国で,そこには黄金のリンゴの樹のあるヘスペリデスの園があった。
推測が正しければ,アトランティスはヘスペリデスであり,ヘスベリデスを考える際,ギリシャや後代の文学はこうした消滅した国のあったことについていろいろ仄めかしている。
それは,オリンピアンズ(300人委員会)の宣伝部長とも言われたHG・ウエルズがあの広大で深遠な著作「世界文化史・OUTLINE OF HISTORY」のなかで数行口をすべらした文章で伺い知ることが出来る。「この物語(アトランティス=ヘスベリデス)は映画の製作者やその観衆にとってはまさにお誂え向きのものである。地質学上のはるかな昔の時代に,いまでは太平洋の怒涛が逆巻いているところに陸地があった,ということを想像するのは必ずしも理由のないことではないが,中新世以来のヨーロッパやアジアが西方に広がっていたという形跡は何もないのである。
しかし文明は過去においてやっと二万年か,一万年くらいのもので,人類が本当に人間になったのは,わずか更新世この方のことなのである.......また初期のギリシャ文学ではホメロスや,ヘシオドスもスペインの存在さえも知らなかったくらいであるから,まして大西洋のことは知るはずもないのである。
レジナルド・フェセンデン氏はこうした「アトランティス伝説」についてのきわめて入念な研究をしているが,それによるとかれはアトランティスは大西洋のなかの失われた陸地ではなくて,おそらくかつてコーカサス地方にあった,極めて重要な文明をもっていたところのことらしい,と結論づけているのである。
太陽嵐と地球の終焉
『投稿者:hanahana........上の記事のコメント転載
2011/9/8 23:16
いつも貴重な情報、有難うございます
いろいろな事を勉強させて頂いております
9/7の記事から今日こちらのページを開いて一気に読ませて頂いて大変勉強になりました 極移動が始まって日本列島が北にずり上がっていく様子 裏側を南下して新しい赤道上に出てくる様子 その間の想像を絶する地球上の様子 スクリーンを見ているように鮮明にイメージできました
地球は誰に言われるまでもなくこれまでも定期的に極移動を行って 全てをガラガラポンする事でバランスを取りなおしてきたのですね これこそ本家本元の「死と再生の儀式」人間の力など宇宙の仕組みに比べたら屁のようだと思いました』
PS:牛肉汚染は報道されるが豚肉汚染は報道されない。業界の力関係や献金力の違いでもある。寿司も本当は危ないんでしょうね。干物ならば安心かも?
黒魔術の源流まで遡る難解な旅にお付き合いいただきありがとうございました。
PS:9月9日午後の散歩
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マー君の蝶ネクタイ姿。スー君は失敗。いずれ......。
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