漁船の補修作業に当たる作業員ら=7月30日、うるま市勝連の平敷屋漁港
宮古市では多くの漁船が津波によって流されたり、陸上に打ち上げられたりして大きな被害が出た。震災後、勝連漁協組合のモズク漁師らが「海人は海でしか生きられない。同じ海で働く者として、少しでも手助けをしたい」と考え、数年間使っていなかった約10メートルの小型漁船8隻を集め、補修することを決めた。
宮古市産業振興部水産課と連絡を取ったところ、ウニやアワビを捕獲するため使用する小型漁船が必要という要望があり、船の修復作業を開始した。破損していた船体部分を修復し、新しく塗装する。
22日に出発式を行い、東京までフェリーで運び、岩手県宮古市まではトラックで運ぶ予定。この事業を進めている水産加工会社海屋の上原勝専務は「補修作業から輸送まで多くの人の協力を得て行っている。これからも継続して支援できれば」と話した。
同社は使わなくなった漁船や漁具などの提供を呼び掛けている。連絡先は海屋(電話)098(878)0503。
英文へ→Repaired fishing vessels donated to areas stricken by the Great East Japan Earthquake
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