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漁船を陸前高田へ、平塚の遊漁船社長が無償提供/神奈川

2011年10月5日

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陸前高田市の漁業者へ無償提供された「浅八丸」(手前)=東日本大震災まちづくり同潤会提供

陸前高田市の漁業者へ無償提供された「浅八丸」(手前)=東日本大震災まちづくり同潤会提供

 平塚市・平塚漁港で遊漁船を営む「浅八丸」(金子大郎社長)が、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の漁業者に遊漁船「浅八丸」(約5トン、25人乗り)を無償で提供した。ホヤの養殖に利用される予定で、6日、宮城県・気仙沼漁港に到着する。

 浅八丸は1972年に建造され、当時では最先端のFRP(繊維強化プラスチック)製。遊漁船の大型化が近年進んだため、廃船にする予定だった。

 そんな中、被災地で漁船が不足しているという話を聞き、「思い出深い船だし、東北で第二の人生を送らせたい」(金子社長)と所属する平塚市漁業協同組合に相談。一般社団法人東日本大震災まちづくり同潤会(東京都渋谷区)の橋渡しで、陸前高田市の河野勇さんに提供された。

 河野さんはホヤ漁を営んでいるが、東日本大震災で漁船を失った。漁船を新たに購入することも難しかったという。陸前高田市の漁港はまだ復旧していないことから、当面は気仙沼漁港で係留し、利用する。

 金子社長は「漁船としてならまだ使えるはず。被災地の復興に貢献できればうれしい」と話している。

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