全漁連が被災地に中古漁船仲介 445隻確保全国漁業協同組合連合会(全漁連)が、東日本大震災で被災した岩手、宮城両県の漁業者に対し、他の地域で使われなくなった中古漁船の仲介に乗り出した。5月30日時点で計445隻を確保、秋に始まるサケの定置網漁業など、早期の漁再開に向けて後押しする考えだ。 全漁連では、岩手県漁業協同組合連合会と宮城県漁業協同組合に、確保した漁船の一覧表を提供。その後の具体的なやりとりは地域漁協など現場で調整してもらう。 農林水産省は2011年度第1次補正予算で、新たに5トン超の中大型漁船の新規造船や中古漁船取得などを後押しするための費用として約198億円を計上。 【共同通信】
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