LEGACY OF ASHES
日本のケープタウンからパイプの煙
目次
はじめに
風の征するモレア
Behold A White Horse
イルミナティの金融危機第二幕
この世で私は理解されない...
日はまた昇るか
エデンの門が開く時
アイクがのうのうとやっていられる理由
正義の味方デヴィッド・アイクの本から
カール・ユングを始める前に
世阿弥の花伝書
シューマンレゾナンス
魂を売り渡しても人間やりますか?
マキャベリ式経営術
どうなっても知らないぞ!
ヨブへの答え その1・オリーブの木
ヨブへの答え その2・全能者よ,私に答えよ!
ヨブへの答え その3知恵の女神ソフィア
ヨブへの答え その4・神の非道
ヨブへの答え その5・教会の原理と精霊の原理
血のチョコレート
聖書ものがたり・APOCRYPHA
聖書ものがたり・GENESIS
聖書ものがたり・EXODUS
聖書ものがたり・Leviticus
聖書ものがたり・Numbers
聖書ものがたり・シロアムの池
聖書ものがたり・DEUTERONOMY
聖書ものがたり・JOSHUA
聖書ものがたり・Judges(士師記)
聖書ものがたり・RUTH(ルツ記)
聖書ものがたり・SAMUELT・U(サミュエル記)
聖書ものがたり・KINGST・U(列王記)
聖書ものがたり・EZRA AND NEHEMIAH(エズラ・ネヘミア記)
聖書ものがたり・Esther・Job(エステル・ヨブ記)
聖書ものがたり・Psalms・Proverbs(詩篇・箴言)
聖書ものがたり・Ecclesiastes(コへレトの言葉)
聖書ものがたり・Isaiah(イザヤ書)
聖書ものがたり・Jeremiah(エレミア書)+哀歌
聖書ものがたり・Ezekiel(エゼキエル書)
聖書ものがたり・Daniel(ダニエル書)
聖書ものがたり・Hosea〜Malachi(ホセヤ書からマラキ書まで)
新約の前に (1)
新約の前に (2)
聖書ものがたり・ST.MATTHEW(マタイ福音書)
聖書ものがたり・ST.MARK(マルコ福音書)
聖書ものがたり・ST.LUKE(ルカ福音書)
聖書物語・ST.JOHN(ヨハネ福音書)
聖書ものがたり・ACTS OF THE APOSTLES(使徒言行録)
聖書ものがたり・ROMANS〜REVELATION(ロマ書から黙示録)まで
アウグスティヌスの復活論 その1
アウグスティヌスの復活論 その2
蛮族戦闘団体と文明 その1
蛮族戦闘団体と文明 その2
蛮族戦闘団体と文明 完
このシナリオを書いているのは誰か?その1
このシナリオを書いているのは誰か? その2
HINDENBURG OMEN
ダンテ神曲ものがたり その1
ダンテ神曲ものがたり その2
ダンテ神曲ものがたり その3
ダンテ神曲ものがたり その4
ダンテ神曲ものがたり その5
ダンテ神曲ものがたり その6
ダンテ神曲ものがたり その7
ダンテ神曲ものがたり その8
ダンテ神曲ものがたり その9
ダンテ神曲ものがたり その10
ダンテ神曲ものがたり その11
ダンテ神曲ものがたり その12
ダンテ神曲ものがたり その13
ダンテ神曲ものがたり その14
ダンテ神曲ものがたり その15
ダンテ神曲ものがたり その16
ダンテ神曲ものがたり その17
ダンテ神曲ものがたり その18
ダンテ神曲ものがたり その19
ダンテ神曲ものがたり その20
ダンテ神曲ものがたり その21
ダンテ神曲ものがたり その22
ダンテ神曲ものがたり その23
ダンテ神曲ものがたり その24
ダンテ神曲ものがたり その25
ダンテ神曲ものがたり その26
ダンテ神曲ものがたり その27
ダンテ神曲ものがたり その28
ダンテ神曲ものがたり その29
ダンテ神曲ものがたり その30
ダンテ神曲ものがたり その31
ダンテ神曲ものがたり その32
ダンテ神曲ものがたり その33
タックスペイヤーズマネー
ヤコブの梯子
ニーベルンゲンの指輪 その1
ニーベルンゲンの指輪 その2
謹賀新年
ニーベルンゲンの指輪 その3
ニーベルンゲンの指輪 その4
ニーベルンゲンの指輪 その5
ニーベルンゲンの指輪 その6
ニーベルンゲンの指輪 その7
お知らせ
龍神雲現る
天空のへび その1
天空のへび その2
天空のへび その3
天空のへび その4
天空のへび その5
天空のへび その6
天空のへび その7
ダモクレスの剣 その1
ダモクレスの剣 その2
ダモクレスの剣 その3
ダモクレスの剣 その4
IMAGO DEI その1
IMAGO DEI その2
IMAGO DEI その3
途中ですが
IMAGO DEI その4
ソビエト代理人 H・キッシンジャー
緊急ニュース
続・緊急ニュース
Behind The Myth その1
Behind The Myth その2
Behind The Myth その3
神社に潜む謎の勢力
欧米から見た日本 その1
欧米から見た日本 その2
啓蒙主義と魔術 その1
啓蒙主義と魔術 その2
啓蒙主義と魔術 その3
啓蒙主義と魔術 その4
啓蒙主義と魔術 その5
啓蒙主義と魔術 その6
啓蒙主義と魔術 その7
啓蒙主義と魔術 その8
啓蒙主義と魔術 その9
啓蒙主義と魔術 その10
フリーメーソンとは何か
フリーメーソンとは何か その2
フリーメーソンとは何か その3
フリーメーソンとは何か その4
フリーメーソンとは何か その5
フリーメーソンとは何か その6
リチャードボイラン博士とは何物か?
世界を支配する黒魔術 その1
世界を支配する黒魔術 その2
世界を支配する黒魔術 その3
ベツレヘムの星
新帝国循環について
ビートルズのメッセージはLSD
FRBそのぼろ儲けの仕組み
FRBそのぼろ儲けの仕組み その2
記事は簡潔に
時近ければなり その1
時近ければなり その2
時近ければなり その3
時近ければなり その4
時近ければなり その5
時近ければなり その6
時近ければなり その7
時近ければなり その8
時近ければなり その9
時近ければなり その10
時近ければなり その11
時近ければなり その12
時近ければなり その13
時近ければなり その14
時近ければなり その15
時近ければなり その16
時近ければなり その17
時近ければなり その18
時近ければなり その19
時近ければなり その20
時近ければなり その21
時近ければなり その22
時近ければなり その23
時近ければなり その24
時近ければなり その25
時近ければなり その26
時近ければなり その27
時近ければなり その28
時近ければなり その29
時近ければなり その30
南北朝秘史 その1
南北朝秘史 その2
異端カタリ派
景教と弘法大師空海
封印された古代文字
復讐はわたしがする
オカルト会議
サンカとゴシェン
サンカとゴシェン その2
天竺から慈悲の光 その1
天竺から慈悲の光 その2
サンカとゴシェン その3
サンカとゴシェン その4
いつも一緒
いつも一緒
マコは子浦で静かに眠る
二人は新聞記者
猛犬に注意???
10日ぶりですが
スー君の報告
マー君,スー君翻訳に挑む
お散歩は一日二回
ジョニーは超メタボ
和倉の櫻
明日は二人の誕生日
今日は二人の誕生日
ほんと,久しぶりの日没
今日も平和な一日でしたよ
午前中雨,午後晴れ,ご主人買い物
11月1,2日はお祭りだよ
マー君の血統書到着
重要事項確認
マー君のウンコは正常
マー君のウンコの話はおしまい
マー君のお父さんとお母さん(スー君は?)
いつもの時間,いつもの場所で
この平和がいつまでも続きますように
午後の散歩は短めに
ある遺書
リリーに会えたよ!!
カバ主人はまた大失敗
昨日の夕方から最悪の天気です
プロレスごっこは永遠に,しかし.....
今日の午後の物語
午後の雨が心配...
今日は嵐のため記事はお休み
猪狩り開始
突然大爆音が
二人は一段とおりこうになりましたよ
今日はこれでおしまい
今日はおしまいのつもりでしたが
タヒチの思い出
今日は晴天でまたシャワーをあびましたよ
念願のポーズ決まりましたよ
これは今日の朝のお話です
今までの思い出写真
マー君の見解はこうだ
マー君の意見は続く
謹賀新年
巨大いのしし捕獲される
太陽嵐と地球の終焉
指揮権発動せよ
二人の近況
ある記事について〜マー君の報告
いつも一緒は終了いたしました
ハムレットの吹かす風
はじめに
OUT OF EDENは終了いたしました
Windmills of the Hamlet
古代バビロニア人は偉かった?
お星さまキラキラ
また・お星様キラキラ
またまたお星様キラキラ
まだやるの?お星様キラキラ
森と曼陀羅
Le Temp au Cafe
お気に召すまま
お知らせ
踊り子サラ
ローマ銀行そのぼろ儲けの仕組み
ある日突然
シンクロニシティと呪術的思考
ベートーベンの第九とFEMA CAMP
パリを見渡すガーゴィル
ギルガメシュ叙事詩から二ケア信条まで
悪魔を語る前に
エレシュキゲルの力とイルミナティ
メタトロンの魔力
沈黙のヨハンネス その1
沈黙のヨハンネス その2
沈黙のヨハンネス その3
地震を起こす兵器は存在する
CIAの作ったビン・ラディン
タイタニック号沈没の陰謀
思い悩むな
人形達のステージショー
アマゾンのシャーマン その1
アマゾンのシャーマン その2
Tyou11歳の詩
子ねた
コックニー訛り
不道徳教育講座入門
終わりの始まり
お知らせ
OUT OF EDEN過去記事から
霊操 その1
霊操 その2
凝縮された曼荼羅
削除記事
Prologue to another 9.11
はじめに
Blueprint of the PNC
エデンの門が開く時 1
エデンの門が開くとき 2
Maya Cosmogenesis その1
Maya cosmogenesis その2
A city called NAZARETH
ラケルの墓
Key of ENUCH
In The Morning Of The World
神の沈黙
森は語る
アウグスティヌス風な予定説
小学生はかく語りぬ
Kennington Road 2F Room287
Fallibilism(可謬論)
プロパガンダ・七つの情報操作
朝起きたら....
HITLER & Prescot Bush
Nazi OCCULT Bureau
FEMA Executive ORDER
IMAGO DEIからCIVITAS DEIへ その1
IMAGO DEIからCIVITAS DEIへ その2
As Above,So Below
ミューズの女神
差し出されたもの
ルティリウスの憂鬱
関数的概念 その1
関数的概念 その2
関数的概念 その3
関数的概念 その4
踊り子サラ
神の介入
神々の青き海
人称別の僕
マラキ書の意味するもの
黄色いこまうぐいす
天地創造
Civitas DEI・神の国とカラクリ
The Thousand Year REICHのために
神と共にある,神なし,の倫理学
ある遺書
特攻作戦の命令系統と戦闘序列
ある日突然
解決済みの質問?
日陰の女
子どもを無邪気に留学させる親の狂気
凝縮された曼荼羅
子ネタ連発
新宿二丁目の理論
利害の一致
クシの子 その1
クシの子 その2
クシの子 その3
カリオペの哀歌
世界征服のための陰謀
地震を引き起こす兵器は存在している
アトランティス伝説
まだ一周リードしている その1
まだ一周リードしている その2
まだ一周リードしている その3
まだ一周リードしている 完
Whore of Babylon
OSSの極秘文書
そしてMarco Sabaも殺された
NOVUS ORDO MUNDI SECLORUM
イシュタルの名の女神
去勢された雄の群れ
ロスチャイルド法廷に抵抗する連邦地方検事
Temple of Neptune BC322
神が殺せと命じる時
シュロの日曜日 その1
シュロの日曜日 その2
恐怖と欲望
Financial WARFARE with YELTSIN ET AL
America's Collapse
Ronald Reagan's Executive Order
ニュートンと理神論
続Financial WARFARE with Yeltsin ET AL
CIAの作ったビンラディン
幸いの子ベニヤミン
プトレマイオスの搾取
究極の聖書「神曲」
続・究極の聖書「神曲」
I・Gファルベンとナチ
第二次大戦はなぜ起こったか
最大の仕手は公認会計士と弁護士連中
モナーク・マインド・コントロール
続モナーク・マインドコントロール
神の存在証明と不存在証明
続・神の存在証明と不存在証明
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その1
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その2
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その3
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その4
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その5
V.I.T.R.I.O.LとSHAMBALLAH その6
狂気の人
タイタニック沈没の陰謀
Grenzschutzgruppe−9(GSG−9)
タモリ流イタリア語講座
Behold A White Horse
生きることと考えること
シオンのプロトコール1〜24まで
二人の女性からの手紙
ソドムとゴモラFire and Brimstone
エ・テメン・アン・キ
本当の敵
ホロコーストは間もなく始まる
日立フランスとポワティエの戦い
カムイと山鳩
日本国の破産は秒読みか
霊性の進化と生命
続・霊性の進化と生命
新約聖書における神
ついに出てきた上海協力機構
宇宙の年齢
ある読者の記事から
腐食の連鎖
代理人の役割
ダモクレスの剣
位相(トポロジー)心理学の恐怖
すべてはオカルト儀式で決定される
メメント・モリ
家出モード?
不道徳教育講座入門その1
不道徳教育講座その2
不道徳教育講座 完
Who are the Policy Makers?
ディーリングルームより
連邦破産法第11条
日米通貨スワップ
時間軸変異空間理論
マルタ騎士団というゾンビ
心の逆説
信仰と倫理的なもの
天国と地獄の世界
幻聴が聞こえたら
取引所は間もなく閉鎖される?
フォイエルバッハのキリスト教批判
SAY IT AIN'T SO!
Vatican Bank Sued
日米相互防衛援助協定
ベートーベンの第九とFEMA CAMP
葉っぱのフレディと鴎のジョナサン
巷に雨の降るごとく....
黄禍現象と物言わぬ人々
終わりの始まり
大黒屋光太夫とその後の世界
分割と征服
イラン・コントラ事件
英国八ットン委員会
ケリー博士の死
ボストン在住者のブログより
昭和恐慌の世界版
ここに光るブログ記事がある。その1
ここに光るブログ記事がある。その2
コンチキ号とタヒチ
ダンテとイタリアルネッサンス その1
ダンテとイタリアルネッサンス その2
Bailout:Hold your nose,swallow
消えた200億ドルとハリバートン
ヘンリー・マコウとフィリッピーノ
世界のビッグリンカーたち
シンクロ二シティと呪術的思考
北朝鮮でCoup d'Etatの可能性が?
Taylor Ruleと中央銀行
講談社「千の風になったちひろの空」
謎の車椅子の男
アイ・トラックス・ジャパン指数
神社に潜む謎の勢力
エ・テメン・アンキと国連
ウオーレン・バフェットの矛盾と取引所閉鎖へ
フィリップ・ロスチャイルドの書いた本
Wayne Morris vs Cisco Wheeler Interview
私は成り上がりが大好きだ
LTCM破綻と現在との比較
ケイ・ミズモリ「訳」超シャンバラは正しい
眠れぬ人のためにIt's Show Time♪
これからのシナリオ
OBAMA OCTOBER SURPRISE
巨大人口地震来るか?
Roger Garaudyとイスラエルその1
Roger Garaudyとイスラエル
愚かな国民は愚かな政治家を生み出す
デヴィッド・アイクはバランサー
InfowarsはCIAのブログ
メーソンであったレオ・ザガミの警告
OBAMA SURPRISEの後に来るもの
Let's Study English Hearing
ソフトバンクと魔のDerivative
ローマ銀行そのぼろ儲けの秘密・その1
ローマ銀行そのぼろ儲けの秘密 その2
いよいよ殺人ワクチンで人口削減開始
占領ノートを読んで
三つのゴール
SWCと大本営報道
オバマはダミーで当選後クーデターか
A Study of Moriah
晩秋の落日
続・晩秋の落日
国際版オレオレ詐欺について
トヨタショック
日本に82人のEl Che Guevaraがいたら
ついに出た日経平均4500円ノックイン債
沈黙のヨハンネス
沈黙のヨハンネス・その2
沈黙のヨハンネス・その3
沈黙のヨハンネス・その4
沈黙のヨハンネス・その5
沈黙のヨハンネス・その6
死にいたる病
死にいたる病・その2
野の百合・空の鳥
人生のセームスケール
AUM Silence
The Whore of Babylon1〜6
ウオーレン・バフェット王国の凋落を哂う
黄金の牛と角笛
マーストリヒト条約とリヒャルト・ニコラウス
救世主「公的年金」が売ってくる時
モルモン教とものみの塔
孤独な群集と位相心理学
続・孤独な群集と位相心理学
A History of the New World Order
エジプトの伝説の鳥「Phoenix Bird」
Hungarian Black Intelligenceのすること
GM's best option Bankruptcy
CIAのお仕事ってどんなこと?
続・CIAのお仕事ってどんなこと?
動き出すSWIFT
ポセイドン「仮面祭り」
この世に神がおられるならば
会社というサティアン
ゴルゴ13の正体とは
とかなくてし(す)
真珠の首飾り
神のレクイエムを歌うとき
Blue Print for Global PaxAmericana
一体誰がヘロデ王を語ったのか
ポール・二ザンの孫
誰かを畏れ何かを恐れる日本政府
ここに天国があるじゃないか♪
アラビアのロレンス
もしソロモン・ロスチャイルドが......
続・もしソロモン・ロスチャイルドが.......
フリーメーソンとは何か
年金,郵貯,簡保を破滅させるまで株を買い続けるつもりか
アメリカは国(Nation)ではないのです。
ソフトバンクとCDO
とても嬉しい返信です
SWORD OF DAMOCLES
ヤクザとチンピラが.........
シチリアの晩鐘
僕達の失敗が僕達の成功になる日
株式投資格言集
マーストリヒト条約の本質を知らない研究者たち
12月は徳政令発動か♪
ラッセル家とものみの塔
スファラディとナヴォン一族
海賊紳士ドレーク
Oedipus the King
晩年のパウロ
女盗賊プーラン
カタカムナウタヒとAdonai Chant
龍国日本その1
龍国日本その2
アウグスティヌスはマニ教徒であった
よっちゃんの経済情報
悪魔が支配する世界ーDemoncracy
12月決算のウイルス対策会社がばら撒くウイルス
Le Temps Cafe
新宿二丁目の論理その1
希望退職という脅迫退社
CHEKA
演奏会
フランス我が旅・辻邦夫編
失われた時を求めて
続・いよいよ殺人ワクチンで人口削減開始
2013年以降大氷河期に入る
新宿二丁目の論理その2(完)
一ドル50円ノックインオプション
急変する地球
過去ログ:なぜヴィンセント・フォスターは殺されたのか
テンプル騎士団とマルタ騎士団
カルトの怖さ
三菱UFJへの仲介人が謎の死
神の超越性は個人の内面にあり
All about Leo Wanta
某銀行の引き出し禁止
16分音符の6連符フレーズ
Illuminatiの最高位階「ルシファーの花嫁」
Bible Prophecies
東方の夢,東インド会社その1
東方の夢,東インド会社その2
ユーフラテスの畔の4人の天使
霊操その1
霊操その2
Great Spirits
リンカーンの聖書と第三の暗殺
僕たちの反省
創造性のネメシス
命の詩から
勝利の陶酔
ダヴィデとゴリアテの決闘の物語
Demon・Cracyとlaissez Faire
Act of Godと西洋の没落
捨て子物語
処女神話の処女を愛する神の役割
よっちゃんの経済情報その3
チャーリー中山氏為替相場を語る
テロ組織など存在しない
プラトンの神聖幾何学対談
コギト論証
ポリフォニーと単旋律聖歌
ハマスがアルカイダ同様ひも付きである理由
続ハマスが.........
ガーター騎士団
125th Emperor of japan
灯りを消してくれ,私はもう眠い
こちら協和紙業のチリ紙交換です
U.S is funding AL-QAEDA
戦争とプロパガンダより
バグダッドは燃えている
生きる糧を得るということ
Ω祖型からバチカンまで
Millennium Endgame
ファティマ第三の秘密
削除記事
アメリカ炎上第一部
アメリカ炎上第二部
アメリカ炎上第三部
アメリカ炎上第四部
アメリカ炎上第五部
アメリカ炎上・完
エ・テメン・アン・キその1
エ・テメン・アン・キその2・
エ・テメン・アン・キその3・
エ・テメン・アン・キその4・
エ・テメン・アン・キその5・
エ・テメン・アン・キ・完
第二の獣その1
第二の獣その2
第二の獣その3
第二の獣その4
三位一体その1
三位一体その2
三位一体その3
三位一体その4
三位一体・完
私も殺されても構わない第一部
私も殺されても構わない第二部
私も殺されても構わない第三部
私も殺されても構わない第四部
私も殺されても構わない第五部
私は殺されても構わない第六部
使徒行伝12章のペテロその1
使徒行伝12章のペテロその2
使徒行伝12章のペトロその3
使徒行伝12章のペテロその4
使徒行伝12章のペテロその5
使徒行伝12章のペトロその6
使徒行伝12章のペテロその7
使徒行伝12章のペトロ・完
ORDO AB CHAO第一部
ORDO AB CHAO第二部
ORDO AB CHAO第三部
The Illuminati Formula第一部
The Illuminati Formula第二部
The Illuminati Formula第三部
The Illuminati Formula第四部
The Illuminati Formula第五部
The Illuminati Formula第六部
The Illuminati Formula第七部
The Illuminati Formula第八部
The Illuminati Formula第九部
The Illuminati Formula第十部
位相心理学と米国の利益その1
位相心理学と米国の利益その2
位相心理学と米国の利益その3
Provost Marshall動員による逮捕か?
ウエリントンハウスからの道その1
ウエリントンハウスからの道その2
ウエリントンハウスからの道その3
ウエリントンハウスからの道その4
ウエリントンハウスからの道その5
ウエリントンハウスからの道その6
ウエリントンハウスからの道その7
ウエリントンハウスからの道その8
見えない象をみよ!聞こえない声を聞け!Part one
見えない象を見よ!聞こえない声を聞け!Part two
見えない象を見よ!聞こえない声を聞け!Part three
見えない象を見よ!聞こえない声を聞け!Part four
A Study of Moriahその1
A Study of Moriahその2
A Study of Moriahその3
A Study of Moriahその4
A Study of Moriahその5
A Study of Moriahその6
Rothschild Family Tree
Rockefeller in the White House
Bank of England and Gold Crisis
The Bush Family and CIA
Greenspan and GOLD SWINDLE 1
Greenspan and GOLD SWINDLE 2
Greenspan and GOLD SWINDLE 3
Greenspan and GOLD SWINDLE 4
Greenspan and GOLD SWINDLE 5
Greenspan and GOLD SWINDLE 6
Greenspan and GOLD SWINDLE 7
Halloweenの由来?
ケルトのお話
光と力 その1
光と力 その2
事実無根のスパイ発言?
ゴルバチョフとの密約
The Knights Templar その1
The Knights Templar その2
古代の不思議と超文明 その1
古代の不思議と超文明 その2
古代の不思議と超文明 その3
NAZIの意味
Dark Load(闇の帝王)
荒野の声<その時が迫っている>
国際評論家の非国際的感覚
ユダヤの仕掛けたフランス革命
オランピアンズ宣伝部長H・G・ウエルズ
ホピ族の神話
アメリカ・インディアンに関する文献史
人間は本能に負ける生き物である
統一教会の団体
統一協会に賛同する売国奴たち その1
統一協会に賛同する売国奴たち その2
統一協会札幌青春を返せ訴訟
オカルトテキスト
三位一体
続・三位一体
歴史に見る奇跡
神々の憂いと悲しみ
CODE OF CANON LAW
2012年12月21日マヤ暦のトリック
物食う人々
祈り
カナンの呪い その1
カナンの呪い その2
カナンの呪い その3
カナンの呪い その4
カナンの呪い その5
カナンの呪い その6
カナンの呪い その7
カナンの呪い その8
カナンの呪い その9
カナンの呪い その10
カナンの呪い その11
カナンの呪い その12
カナンの呪い その13
カナンの呪い その14
カナンの呪い その15
カナンの呪い その16
カナンの呪い その17
カナンの呪い その18
カナンの呪い その19
カナンの呪い その20
カナンの呪い その21
カナンの呪い その22
カナンの呪い その23
カナンの呪い その24
カナンの呪い その25
マルタ騎士団というゾンビ上・下
プロの視点より
ファウスト博士の忘れたもの
中東の混乱はイギリスが作った
アメリカ独立宣言・全訳
ヴォイニッチ写本
動乱時代 1
動乱時代 2
動乱時代 3
動乱時代 4
動乱時代 5
動乱時代 6
西方の狼
弁証法
イスラエル12支族
AMEROのフェニックス鳥
宇宙の年齢
聖書の歴史
三極委員会に関わる人たち
恒星の出没時間の計算
私設中央銀行FRB
2007年10月Tatsumakiの記事から
地球支配21か条とオランピアンズ会員
ローマクラブとフリーメーソン
ボードレール・悪の華より
高校・大学一年のフランス文学
英国陸軍情報部6課・SIS
エジプト神話ストーリー
インチキ市民運動・サラバ
古神道
シロアムの池
God BY Yee Joe Vialls
ハニートラップはお好き?
私物国家
腐食の連鎖
731部隊とミドリ十字
水で走るエンジン発明者は抹殺せよ
もし今82人のEL CHEがいたら
知られざるロシアの戦略
時計を捨てて旅に出よう
死者の書ってな〜に?
聖書の暗号とイザヤ書
歴史の扉を開こう
国連平和維持軍と多国籍軍
チェィ二ーのシャドウはレオ・ワンタ
西山氏ブログ最新アップ
会ったこともないけれど
天皇家もう一つの紋章
英仏100年戦争
騎士団とは?
日英同盟と天皇家
裏切られた天皇・明治維新の謎
長州藩の大陰謀
長州藩の大陰謀その2
風流夢大名〜花の慶次郎その1
風流夢大名〜花の慶次郎その2
へミングウェイと武田泰淳=??
マキャべり式経営術
一瞬で決まること
ある四次元の世界
Le Temps Cafe
超常現象とバクトロン
世阿弥の花伝書
懐疑と信仰
人称別の死
思い悩むな!
白魔術・黒魔術・召喚魔術
教育ってなんだろう
コンチキ号とタヒチ
クレペリン検査と気違い統計
ある阿呆がいた
言葉に宿る神秘なる心
サトーハチローの詩と祈り
危機が迫っている
西山氏記事最新アップ
凝縮された曼荼羅
世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
チベット死者の書
七つの大罪とダンテ神曲第26歌
ミトラ神学
ジーンウールの不思議な旅より
高校生のためのオリエントの世界統一
高校生のためのヘレニズム世界の形成
高校生のためのローマ帝国
なぜK氏は教授になれなかったのか
日本橋エクレシアより
全て公開特許にした政木和三博士の人生
ダルマさんが転んだ
ここに天国があるじゃないか!
中学生というか大人へ
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2010/11/9
「HINDENBURG OMEN」
次回からダンテ神曲物語を始めます。約一年くらいかかります。
厳密に言えば,アダムは何か新しいことを覚えるのではなく,自分の裸体を悟り善と悪の区別を意識するのだ。同様に歳をとってゆく人間は知らないことを何か習うのではなく,新しい次元の中で,新しい照明のもと悲しい真理を発見するのだ。
(ウラジミール・ジャン・ケレビッチ「死」)より
何も知らないということはある意味で幸せになる条件でもあるのです。なまじ知ったかぶりをしているよりも何も知らない方がいいのです。しかし,すべてを知った上で知らないふりをして超越的に生きてゆくことはもっと素晴らしいこと。
いいパパとママになれますよ
。
現在、米国株について市場で話題になっているのが「あるファンドが株式暴落の前兆と言われる、ヒンデンブルグ・オーメンを確認したと主張した」(米系証券)こと。ヒンデンブルグ・オーメンとは、高値・安値銘柄数や移動平均線などを基に算出するテクニカル分析の1つで、下記の条件により発生するとされている。
(1)ニューヨーク証券取引所(NYSE)で、52週の高値更新銘柄数と52週の安値更新銘柄数の双方がNYSE総取引銘柄数の2.2%を超えている。
(2)この2つの数字うち、小さい方が75より大きい(絶対条件ではない)。
(3)NYSEの10週移動平均線が上昇している。
(4)同日にマクレラン・オシレータ(騰落統計数の平滑化された差に基づくモメンタム系指標)が負数を示している。
(5)52週最高値数が、52週最安値数の2倍を越えない(絶対条件)。
ヒンデンブルグ・オーメン確認後の株価の5%以上の下落確率は77%とされ、通常は40日以内に発生。パニック売りの確率は41%、主要銘柄は24%の確率で暴落する。
ヒンデンブルグ号の爆発事故
この条件を満たしたとしても必ず株式暴落するわけではないようだが、1985年以降のNYSE株価暴落に先行して必ずヒンデンブルグ・オーメンが確認されているという。直近では「09年第1四半期、08年第2四半期にも現れた」(同)とされており、真偽に関してはやや微妙な指標だが、ここ1カ月内外の米国株動向には目を配っておきたい。(宮尾克弥・
2010年8月17日の
Morning Star
より
)
巨大飛行船ヒンデンブルグ号の映像
その裏側はタイタニック号沈没と同じか?
裏側はみな手品みたいなもの
獣の刻印その1から28まで
にはシオンのプロトコールの要約が書いてある。その人間洞察の深淵さには舌をまく。
ヒンデンブルグオーメンの兆候
がでたり,あのリーマンショック時奇妙な現象が起きていた。ニューヨーク東部時間午後14時になると何処からともなく買い物が入りダウは上昇していた。どこの莫迦が買っているのかはすでに記事にしましたので省略します。昨日ラジオで国会での予算委員会での質疑応答を聞いているうちにこれは何かをぼかしているな,と直感したわけです。もう拙稿でどうしたこうしたの記事は書くつもりはありません。過去記事を読まれてご自分で判断してください。
ダンテ神曲
は難しいです。そのために聖書ものがたりの連載をしてきました。おそらくアクセスは限りなくゼロに近づくのではないでしょうか(笑)。
Dante Alighieri
悪魔や天使が実在しているのかどうかが魔術師にとってさほど重要でないように重要なのは,そうしたものが,現に存在しているかのように働くという事実なのである(ゴールデンドーン魔術師)
イルミナティのやっていることはこういう「お化け屋敷の理論やジョーカー叔父さん理論」=
箱の中の箱,さらにまたその箱の中の箱理論
という正・反・合の白黒の弁証法で今やデヴィッド・アイクやレオ・ザガミを使って
カーテンの裏の種明かし
をしているのです。なぜって,もう隠しておく必要がなくなったからです。彼らはBalancerと呼ばれX−DAYまでのつなぎ役を演じている。今までの拙稿にはその種明かしが書いてあるのです。
彼らの陰謀
は種を明かせば幼稚なのです
。
つまり.......Black is White,White is Black.That's the way IT IS!
FRBのWire transfer list
のデータを持っていたSherman H.Skolnichは40年の間に8回投獄された。
神曲には色々な悪魔が登場します。それ以外でもどれほど難しいかという例をあげておきましょう。まず『天国篇』第1歌でこの世の明燭(あかり)は人間に届く。しかし四つの圏,
合して三つの十字となる箇所よりの道筋
,ひときわめでたく,しかもひときわめでたき星を相具し,おのれの好むがままにこの世の蝋を練り,象捺(かたおし)する。黄色の部分ですが「四つの圏とは地平・赤道・黄道帯,文至経緯を言う。それが合して三つの十字となる箇所とは
春分点のこと。
ダンテは若くして聖書とは
春分点歳差運動
(Vernal Equinox Precession)であることを見抜いているのです。
キリスト教とは
太陽(注:Raのことか?)
崇拝でキリストという男を太陽に仕立て敬意を払う
パロディ
である。Thomas Pain (1737-1809)
と,聖書は神聖詐欺だと言っているおっちゃんもいるのでもう一度目次のヨブへの答えから聖書ものがたりをおさらいしておいてください。
カルケドン信条
『されば、聖なる教父等に従い、一同声を合わせ、人々に教えて、げにかの同一なる御子我らの主イエス・キリストこそ、神性に於いて完全に在し人性に於いてもまた完全に在し給うことを、告白せしむ。主は真実に神にいまし、 真実に人でありたまい、人間の魂と肉をとり、 その神性によれば御父と同質、人性によれば我らと同質にして、罪を他にしては、全ての事に於いて我らと等し。神性によれば、万世の前に御父より生れ、人性によれば、この末の世に我らのため、また
我らの救いのため
、神の母なる処女マリヤより生れ給えり。同一なるキリスト、御子、主、独り子は二つの性より成り、そは混淆せられず、変更せられず、分割せられず、分離せられずして承認せらるるべきなり。されば、この二つの性の区別は、一つとなりしことによりて何等除去さるることなく、却って各々の特性は保有せられ、一つの人格と一つの存在とに合体し、二つの人格に分離せられず、分割せられずして、同一の御子、独り子、御言なる神、主なるイエス・キリストなり。げに預言者等が、昔より、彼につきて宣べ、また主イエス・キリスト自ら我等に教え給い、聖なる教父等の信条が我等に伝えたるが如し・東京基督教研究所訳』
あ〜〜〜〜やっぱ!!
お星様きらきら
注
:小学生でも知っているマタイによる福音書第2章で「占星術の学者たちが東の方からエルサレムにやって来た......」とある通りこれは人類の太陽崇拝を意味している。いわゆる天体という12星座である。太陽が天体の12黄道を回ることは春分点歳差運動である。「東の方から」とは東方の星で最も輝く犬座のSIRIUS(シリウス)を指している。この星は12月24日にオリオン座の三つの星と直線(これが十字架)に並び,
この三つの星は「三人の王」あるいは「三人の賢者」と呼ばれている
。三人の王とシリウスは12月25日の太陽の昇る位置を指している。だから三人の王が東方の輝く星に誘導され太陽の誕生(日の出)を訪れる。
これが十字架。22,23,24日と三日間の死を経て再び太陽は25日に甦る(復活する)。
聖書ものがたり・マタイによる福音書参照
紀元前8,000年,古代メソポタミア地方では,人間は常に空の脅威にさらされていました。人間の精神は,計り知れない要素に満ちた宇宙に支配され,天体は雷・稲妻・灼熱・日食・月食などを仕掛けてきて,天体優位の考えが生まれました。
人々は導き手を求めて空を見上げる日常の一部になりました。古代シュメール地方の星こそが,占星学を最初に生み出したとも言えます。古代バビロニアで天体観測がされるようになった頃,神々の座はすでに確立され,それぞれの神に人間生活の各部分を司る力を与えました。
火星は暴力と戦争の支配者であり,水星は迅速,狡猾であり打算的な知恵を司り,木星は王者のような人間の支配者であり,土星は気が短く残忍な性格をもっているなどとされ,しだいにこれらは繋ぎ合わされ,民間伝承を生み出し占星学の元となり,やがてそれが西洋占星術と進化発展をとげて行きました。
実際の占星学は紀元前700年頃ですが,驚くべき事に3,200年前に人はすでに月の周期を知っていたそうです。
私達が知っている暦はアッシリアのアシューバニパル王の時代(紀元前700年)
に惑星の運行表(暦)が作られ,すでに惑星が独自の法則にしたがって一定の動きをしていることなどが解明されています。
マルコによる福音書とカラキリサの黒い教会・Church of the Holy Mother of God "Karakilisa"
カラキリサと
アルメニア人虐殺
との関連は知りたいところです。
人類は悲しい悲史を繰り返してきた
。
それも一握りの血流によって。彼らはサタンなのであろう。
[
シオンの議定書
・第二十四プロトコール]より
ダビデ王家の確立、王の準備、直系継承者の廃止
ここで、世界の終焉まで続くダビデ王朝の子孫の確定方法に移る。 われわれの用いる方法は、今日まで「世界の統帥」をシオン賢人たちに確保したのと同一の方法であり、われわれの望み通りの方向に人間を計画的に教育する方法である。 -----
ただこれらの選ばれた者のみがわれわれの諸計画の実行に当たるべきで、われわれが幾世紀にわたる経験を比較研究して、政治経済上の運用、社会学上の観察などを集めた結果が、そのさいに彼らに役立てられるであろう。 一言でいえば、彼らは自然みずからが人間相互の関係を調整するために確定した諸原則の精神を吸収して、わがものとするであろう。 -----
王の現在の行動、計画、ことに将来の企図は、その側近でさえ知ることはない。 将来のことを知っているのは、王と王にあらゆる秘密を教えこんだ
三人の賢者
だけである。 -----
王の知識
は、そのなかに含まれている統治の大計画に相当する。 それゆえにいかなる王も、わが賢人たちによってその精神的能力が吟味されなければ、王位に就くことはできない。 -----
ユダヤ王は決して情熱に左右されてはならない。 とくに彼は情欲を抑制しなければならない。 -----
シオンのプロトコール英文
ファティマ第三の預言
以下は松岡正剛氏の千夜千冊「
ダンテ神曲
」より。次回からのダンテ神曲連載のテキストは寿岳文氏の翻訳を使います。一応読んでおいてね。
『驚嘆であり、飛翔であり、篤心だ。回復しがたい罪状であり、壮大きわまりない復讐なのである。これは偉大な作為そのものだ。それなのに至上の恋情で、比較のない感銘の比喩である。またこれは深淵の祈念で、阿鼻叫喚であって、それでいて永遠の再生なのだ。
ダンテ。神曲。ディヴィナ・コメーディア。神聖喜劇。
ここには人文の地図があり、精神の渇望があり、文芸のすべてに及ぶ寓意が集約されている。それは宇宙であり、想像であり、国家であり、そして理念の実践のための周到なエンサイクロメディアの記譜なのだ。また、あらゆる信念と堕落の構造であり、すべての知の事典であって、それらの真摯な解放なのである。
ダンテ。神曲。ディヴィナ・コメーディア。神聖喜劇。
こんな途方もないマスタープランというものは、なかなかお目にかかれるものではない。ダンテ・アリギエーリとはいったい何者であったのか。
おそらくぼくの読書遍歴のなかで、これほどに何度もその牙城への探索を誘惑しつづけた大冊は、ほかにはないのではないか。
最初はダンテのベアトリーチェに対する無上の愛を知りたくて読んだ。そのころのぼくのベアトリーチェは皆川眞知子だった。紫野に住んでいた従姉妹のことだ。自殺した。ついでは野上素一や寿岳文章や里見安吉に導かれ、古代ローマと初期ルネサンスをつなぐ偉大すぎるほどの橋梁として読んだ。
さらにサンドロ・ボッティチェリやギュスターブ・ドレの『神曲』に対する視覚幻想的傾倒やリロイ・ジョーンズの地獄篇をめぐる騒々しいジャジーな議論に惹かれ、また国家論としての『神曲』にも関心をもった。『遊学』のなかのダンテを綴ったのはそのころだ。
そのうち『神曲』の構造に知的アーキテクチャとしてのシステム構想を感じるようになって、いっとき「オペラ・プロジェクト」を思い描いていたときは、『神曲』をコンピュータによってシステム化することをこそ夢想しつづけていた。このあたりのことは荒俣宏や高山宏や黒崎政男がよく知っている。澁谷恭子などはぼくがダンテと心中する気ではないかと思っていたらしい。
だからピーター・グリーナウェイがBBCで「TVダンテ」を放映したと聞いたときは、しまった!というほどの嫉妬を感じた。
そのころぼくの仕事のことは何でも承知してくれていた佐藤恵子がイタリアに行くときは、いつも『神曲』の古いエディションを入手してもらうように頼んだものだった。勘定などしていないけれど、おそらく『神曲』だけで数百万円をつぎこんだのではないか。
こんな大冊は、ぼくにはかつても今後もありえない。もしあるとすれば、それはぼく自身が松岡正剛のディヴィナ・コメーディアを書物にするか、計画にするときなのである。
1289年6月、フィレンツェはアレッツォを盟主とするギベリーニ党の軍隊と命運をかけたカンバルティーノの合戦で辛くも勝った。けれども世情は落ち着かず、人心は動揺していた。
その1年後、フィレンツェのアルノー河畔のバルディ家の一室でベアトリーチェが病死した。すでに結婚してはいたが、まだ24歳だった。ダンテも24歳。
この瞬間、世界の文学史が、いや想像力の天空がぐるっと大きく転回した。
ダンテは茫然自失、悲嘆にくれる。なんとか神学書や哲学書を読んで気を紛らわし(ヴェルギリウスの『アエネーイス』、ボエティウスの『哲学の慰め』、キケロの『友情論』など)、ともかくもベアトリーチェのために綴ってきた詩をまとめ、4年後に一冊の詩集とした。これが『新生』(ヴィタ・ヌーヴォ)である。詩的半生の恋情自叙伝といってよい。
ソネット25篇、カンツォーネ4篇、バラータ1篇、スタンツァ1篇。ソネットは14行詩のこと、カンツォーネは最初の詩節の行末の語が続く詩節の行末にくりかえしあらわれる詩のことをいう。いずれも当時、シチリア派がようやく完成しつつあった詩型だった。
ダンテを知るにはこのシチリア派を観望することが欠かせない。ここではごく簡単にすませるが、シチリア派を興したのはスヴェヴィア朝のフェデリコ2世だった。
フェデリコ2世は父ハインリッヒ6世のドイツの血をもって生まれたのに、初期イタリア語のほうがずっと好きで、1208年にナポリ王兼シチリア王になると、詩歌に耽溺した。
これは日本でいえば、後鳥羽院が『新古今和歌集』とそのスタイルに耽溺した時期とまったく同じ時期にあたっていて、このことをまだ誰も指摘してこなかったことが不思議なくらいの同期的振動である。ダンテを知ろうとするときは、この“シチリア派の後鳥羽院”とでもいうべきフェデリコ2世のことは欠かせない。
シチリア派はトスカナ派を生んだ。グィトーネ・ダレッツォが代表する。ラテン語を真似た衒学的なイタリア詩をつくろうとした。こうして13世紀末になってシチリア派の影響を受けたボローニャ派がおこり、グイド・グイニツェリがその花を咲かせると、この派の清新な詩体がフィレンツェに流れこんだ。若きダンテの最も親しい友人だったグイド・カヴァルカンティはこの「清新体詩」を最初に身につけた。『神曲』煉獄篇の第26歌では、ダンテはグイド・グイニツェリは「私の父というべき詩人」と書いている。
こうして『新生』の詩篇はボローニャ派の集大成ともいうべきものになった。これをもって、フェデリコ2世を後鳥羽院に比するに、定家・西行・長明をへて、兼好や阿仏尼にあたりがダンテの執筆時にあたっているというふうに見るとよい。ダンテの生まれが1265年、夢窓疎石が1275年の、兼好が1283年の生まれだった。
もうひとつ、急いで言っておきたいのは、ダンテによってイタリア語が確立していったということだ。これはフランス語が『ロランの歌』で、英語が『アーサー王物語』で、日本語が『平家物語』で出来(しゅったい)したことに比況できる。
ところで表題がそうであるように、『新生』はこれをもって新生を期そうとしたダンテの願望がよくあらわれてはいるのだが、やはりこの詩集はどう見てもベアトリーチェの死を乗り越えないままのダンテの取り乱した実情をあらわしていた。
有心(うしん)ではあっても余情(よせい)や幽玄には至らなかった。その証拠ということではないが、『新生』第23章にはベアトリーチェが死んだ夢を見て、夜中に起きると凍えるように慄くダンテ自身の姿も描かれている。
それほどにベアトリーチェはダンテの宿願の光だったのである。ダンテを語るにはこのベアトリーチェの存在を語らないでは、何にも進まない。
フィレンツェでは毎年5月1日に花祭カレンが開かれる。
ダンテがベアトリーチェと出会ったのは1274年のときの花祭で、この年はコルソ通り聖ピエール・マジョーレ教会の隣のファルコ・ポルティナーリの宏大な邸宅の庭で催された。そこがベアトリーチェの実家だった。ベアトリーチェは9歳である。
すでにダンテはベアトリーチェの兄マネットから妹ベアトリーチェのことを聞いてはいたが、会ったのは初めて、その白い服に包まれて接客している可憐なベアトリーチェにたちまち魂を奪われるような感動をおぼえた。
それにしても相手は9歳、ダンテも9歳。これは早熟だ。けれどもこういうことはおこりうる。ぼくがベアトリーチェとおぼしい少女に気づいたのは晩生(おくて)の中学2年のときであったけれど、それが5年前でも7年前でも十分におこってよいことだった。
が、ここからがダンテなのである。ぼくなどの出る幕はない。それというのも、次にダンテがベアトリーチェに出会うのは、二人ともフィレンツェの街にいながらも、9年後のことなのだ。アルノー河畔の聖トリニタ橋のたもとを、ベアトリーチェが二人の女友達にはさまれて歩いているときである。二人は再会する。けれども二人は会釈をしあったものの、会話すらしていない。
それでも『新生』にはベアトリーチェへのそれ以来の熱愛が痛々しいほど謳われた(第23章以下)。その熱愛は、『金色夜叉』ではないけれど、ベアトリーチェが銀行家に嫁いでもなお続き、そして24歳で若死にしてしまった瞬間に、永遠の凍結をみせたのだ。
では、そのようにベアトリーチェを失ったダンテが、恋愛詩や失意の物語を書いたというのならともかく、いったいどうして『神曲』などという巨大なプログラムに立ち向かったのか。
それを説明するのは容易ではないが、こんなところから見てみればどうだろう。
実はダンテは『神曲』で何人もの教皇たちを地獄に堕している。無神論者であったのではない。敬虔なカトリック教徒だった。では、なぜこんなことをしてみせたのか。
そもそも『神曲』は叙事詩であって物語であって、歴史であって百科事典であって、またおびただしい数の人名辞典になっている。さらに『神曲』はフィレンツェの政治史であって国家理想をめぐる議論にもなっている。だいたいこの時代はフィレンツェもラヴェンナもナポリも、都市国家なのである。トスカナ地方だけでもいくつもの都市同盟が複雑にむすばれていた。国家理想といえば、このことだ。あるいはキリスト教の「神の国」のことだった。
そのため『神曲』の随所には、ダンテのフィレンツェ政治やキリスト教社会に対する主張や見解が記述されている。それだけではなく聖人や神学者たちのアドレス(住処)も決定されている。そのなかで教皇が次々に地獄に堕されているわけなのだ。ダンテには教皇を堕しめる理由があったのである。
まずもってはっきりさせておかなくてはならないのは、ダンテはプラトンよろしく政治家をめざしていたということだ。それとともに、これもプラトンそっくりなのだが、フィレンツェを追放された挫折者でもあったのだ。死にいたるまでダンテは理想と挫折の懸崖にぶらさがっていた。そこが見えないでは、地獄篇の意味も天堂篇の意味もわからない。とくに煉獄篇のことは――。
さきほども書いたように、1289年にフィレンツェはギベリーニ党を相手にカンバルティーノの合戦で戦った。ダンテはこのときはグェルフィ党の騎兵隊の一兵士だった。グェルフィ党は合戦には辛勝したけれど、戦闘はかなりすさまじく、地獄篇第20歌と煉獄篇第5歌はその戦闘のありさまで埋まっているほどだ。
ところが勝ったグェルフィ党が真ッ二つに割れた。それが黒党と白党である。勝った党派には、よくあることだ。黒党には古い封建貴族がつき、白党には富裕な市民がついた。ダンテは白党だった。富裕な白党はプリオラートという最高行政機関をつくって3名の統領(プリオリ)を選び、毛織物業と両替業を保護する作戦に出た。
しかしフィレンツェだけがこうした商業で繁盛していたわけではない。相互に複雑な都市同盟によってこれらの権益は上下降し、いつも左右に揺れた。とくに教皇の権勢や教会の利益との関係が熾烈をきわめた。
こうしたなか、ダンテが統領に選ばれる日がやってきた。ダンテは社会や組織のリーダーになることに怖じけづきはしなかった。引き受けた。そして、その覚悟の瞬間から自分の活動の理想のマスタープランをハイパークロニクルに書き上げていくことを決意して、その実践に乗り出していった。
このハイパークロニクルなマスタープランこそが『神曲』なのである。
ぼくはこのように『神曲』を位置づけ読める者がいないのを、ずっと訝しく思ってきた。『神曲』は魂の階梯を描いた長大な浄化の物語であるが、他方においては、この時代の同時進行的な社会宇宙論のためのプログラムだったのである。
ダンテによって地獄に堕ちた教皇の代表は、ボニファティウス8世やアドリアーノ5世やクレメンテ5世である。
ボニファティウス8世はフィレンツェに圧力をかけ、黒党がその権勢のおこぼれをもらおうとした。そこへ教皇庁から教皇に奉仕する100人の騎兵を出せと言ってきた。すでに統領の一人となっていたダンテはこれを拒否する手紙をつきつけた。が、教皇庁は応じない。ダンテはローマに陳情するために赴き、失敗し、ついでは冤罪をふくめた容疑で裁判にさえかけられることになった。これはかなりの屈辱だったろうと思う。
結果は罰金と2年間の国外追放である。ダンテはやむなく放浪を開始して、各地の食客となって流れたのち(まさにプラトンだ)、ラヴェンナに住んだ。 1314年くらいのことである。そしてこのあいだに、『神曲』を書きつづけた。
こうして当然のこと(!)、ボニファティウス8世は地獄界に位置づけられたのだ。さらにニッコロ3世は地獄界第8圏に、アドリアーノ5世が煉獄界の第5円に、チェレスティーノ5世も地獄の入口に捨ておかれた。もっとも教皇のすべてが地獄にアドレスされたのではない。マルティーノ4世は煉獄界第6円に、ジョヴァンニ22世は天堂界第4天に配された。『神曲』の中では教皇であれ、すべてダンテの思いのままなのだ。
思いのままではあったが、誰をどこに配当するかということでは、ダンテはいろいろ迷っている。興味深いことに、ラヴェンナに滞在していたときのダンテは、この地の大司教にそのアドレス配当をめぐる心配事を相談していた。
それは、イスラムの異教徒でありながらアリストテレス学を発展させたアヴェロエスやアヴィケンナを煉獄界に住まわせていいか、トマス・アクィナスの論敵でパリ大学の教授だったシジエーリを天堂界の第4天にトマスとともに住まわせていいか、そういう相談だった。まさに聖人とそれに匹敵する知の王者たちを、どこにアドレスさせるというマスタープランの保留事項を決めたかったのである。大司教はダンテの配当通りでいいと答えたらしい。
このように、ダンテは放浪の中で『神曲』を書いた。いや、そのように放浪しながら聖俗のアドレスをマッピングしながら物語を編集していくことが、『神曲』にひそむ作業的本来だったのである。
さて以上のことを前提に、では、『神曲』そのものの筋立てと構造とその特色を際立たせてあきらかにしてみたい。
その前に一言、素朴な感想を言っておく。
こういうことを書くのは久しぶりなのだ。以前はメモや図解のほうが多く、ダンテについての文章化はあまりしてこなかったから、いまはなんだか気分が高まっている。さすがに『神曲』の罪と浄化の展開が胸に迫ってくるからだ。
ひとつには、ついに聖域に手をつけるような感覚があるといったらいいだろうか。もっともこれは『神曲』を読んでこなかった者にはピンとこないかもしれない。また、ひとつには、これが2003年最後の「千夜千冊」だということだ。なんだか大祓(おおはらえ)を思うのだ。またひとつには、『神曲』には一人一人が浴室に入るように裸形になって参進するものであって、こんな案内などしないほうがいいのではないかという思いが去来するということだ‥‥。
が、それでもやはり、簡潔ではあるけれど、ぼくなりの案内をしておきたい。そもそも『神曲』はダンテその人が、古代ローマの叙事詩人ヴェルギリウス(ヴィルジリオ)に案内されて地獄界からめぐっていく物語なのである。だから案内は『神曲』の手立てそのものなのだ。
お断りもしておこう。『神曲』は大きくは
三部構成
になっていて、よく知られるように「地獄篇」「煉獄篇」「天堂篇」と訳されることが多いのだけれど、また、ここに採り上げた寿岳文章の訳語もそうなっているのだが、ぼくはここでは煉獄篇をあえて「浄罪篇」とすることにした。おそらくそのほうが理解しやすいからである。
スタイルについてもあらかじめ言っておく。知っての通り、これは壮大な叙事詩なのである。すべての詩形はボローニャ風ではあるが、ダンテ自身が工夫開発した3行詩(テルツァリマ)で進む。かつ、地獄篇・浄罪篇・天堂篇ともにかっきり33歌からできていて、そこに序章がついている。そのため全詩は100歌になってる。
こういう詩形にこだわったのは、わが空海からエドガー・ポーまで歴史的にも何人かが傑出するが、そこに精緻な視覚的構造を配当したとなると、やはりダンテ以外にはありえない。
それでは聞きしにまさる『神曲』に繰り広げられた光景と出来事を案内したい。1年の終わりの書物案内にはふさわしいことだろう。
序章。
発端は人生の矛盾を痛感して煩悶している35歳のダンテがまどろんでいるところから始まる。ダンテはある日に「暗闇の森」に迷いこんだのだ。この「ある日」は金曜日で、イエスがゴルゴダの丘に罪を引き受けた日にあたる。
天界に遊星が走る暗闇を脱したダンテは、そこにあった浄罪山に登ろうとして、ヒョウに会う。ヒョウはダンテの行く手を遮って立ち去らない。けれどもダンテはそのヒョウの模様のもつ示唆に気づく。次にライオンとオオカミが現れ、ダンテは最初から窮地に立った。この三匹の野獣は、むろんダンテの行手を暗示する寓意になっている。
もはや絶体絶命とおもわれたとき、天上から三人の女神が手をさしのべた。マリアとルチアとベアトリーチェである。ベアトリーチェはヴェルギリウスにダンテを案内させることを命じ、ダンテが天堂界に着いたときには自分が案内することを誓う。
こうしてダンテは何かをめざすには他者の救いをもつべきであることを、冒頭に告げるのだ。
ところで、ここでヴェルギリウスがダンテの案内人になったということそのことが、そもそも『神曲』の基本アーキテクチャがどうなっているかを証している。『神曲』は古代ローマ初期のヴェルギリウスの傑作古典『アエネーイス』を下敷きにした。
『アエネーイス』はローマ建国の神話を謳った叙事詩であるが、主人公がトロイアの英雄アエネーアースになっていて、トロイアの落城後に“第二のトロイア”、すなわち理想のローマを建国しようという構想になっている。ダンテはこれが気に入った。
前半の6巻はトロイアからローマに到達するまでの放浪である。この筋書き自体、『オデュッセイア』のローマ版になっている。
ここでは詳細を省くが、巻6でオデュッセイアに母型をとった冥府行が語られ、そこでアエネーアースはアウグストゥスに請われて、その顛末を物語るという場面になる。このときアウグストゥスの甥で、将来を嘱望されながら夭折したマルケスのことを語っているとき、マルケスの母のオクターヴィアが悲しみのあまりに失神する。
この悲しみに向かって物語を告げていくという方法が、実はホメロスからヴェルギリウスをへてダンテに到達した方法だったのである。
ちなみに後半の6巻はラティウムに上陸後、原住民との激しい戦闘が繰り広げられ、アエネーアースは辛くも勝利を得るのだが、このあたりはダンテの時代のフィレンツェの戦闘に擬せられる。また、この戦闘に神々が介入するという、天界の地上への唐突な介入の仕方についても、ダンテはこれをヒントに『神曲』のシナリオに生かしていた。
こうしてダンテは、この『アエネーイス』の作者をこそみずからの案内役に選んだのだった。
地獄界。
『神曲』における地獄は大きな漏斗状になっている。その上に大地が広がっていて、その中心には聖地エルサレムがある。そこから垂直に線を引くと、地球の重心に達するようになる。ところがそこには神に反乱した巨大な天使ルシフェロが投げ落とされたままになっていて、その巨体が半ば地層に食いこんでいる。
そこで大地はルシフェロの悪に汚染されるのを嫌って海中に逃れるように広がり、そこに島嶼をつくっている。そこが浄罪界になる。
地獄界は9つのスパイラル・メインレイヤーでできていて、それぞれ「圏」と名付けられている。そこに“副獄”とも言うべきサブレイヤーが付属する。
地獄界全貌の大きさは記述されていないけれど、下から2番目の第8圏でさえ、周囲が11マイル、直径が半マイルだと地獄篇第20章には記されているから、漏斗の上部はかなりの大規模になる。その地獄界の入口が「暗闇の森」だったのである。
地獄篇 邪悪の壕(マルポルジェ)をいくヴェルギリウスとダンテ
それでは、物語の開幕だ。
ヴェルギリウスの案内でダンテは地獄界に入っていく。はやくも暗黒の響きが唸っている。嘆息・悲嘆・叫喚・絶叫・怒号‥‥。『遊学』にも書いたように、『神曲』はこうした阿鼻叫喚のオノマトペイアに満ちていて、それ自体が反語的なマントラになっている。『神曲』は音響のオーケストレーションでもあったのである。
地獄の入口はアケロンの河。三途の川だ。これを渡るには地獄の渡し守カロンの舟を借りなければならない。カロンは神をも親をも呪っている白髪の鬼である。その鞭打つ姿にダンテは気絶してしまう。それでも舟は動いてダンテは対岸に運ばれる。
対岸に着いてみると、そこにはロダンの彫刻で有名な地獄門が立っている。すでにここは「彼岸」なのだ。“there”なのだ。ここには9圏の辺獄(リンボ)が待っている。
驚いたことに第1圏にはホメロス、ホラティウス、オビデウス、ルカーヌスがいる。いよいよダンテの容赦ない人物マッピングが始まったわけである。ホメロスとホラティウスがここにいるのは真実の信仰をもたなかった偉人の善良な魂ということらしい。
ぼくは最初からホメロスが地獄に堕ちているのを知ってショックだったのだが、先を読んでみると、これはまだ一番軽い罪だった。そもそもヴェルギリウスにしてからがここの住人だったのだ。
ということは、『神曲』は最初に世界で最も誉れの高い詩人たちをリンボに置いて、ダンテとともにこの4人の詩魂を強引に道連れにしたということだった。
というわけで、地獄の本番はここからである。大きくは放縦と罪悪と凶暴が占めている。ヴェルギリウスとダンテはそのすべてをつぶさに目撃する。
地獄第2圏 怪物ミノス
第2圏は入口に怪物ミノスが歯がみする。奥には肉欲に耽った者が責め苛まれている。よく見ればアッシリア女王セミラミスやクレオパトラが交じっている。打ちのめされるダンテに風のように近づいてきてくれたのは、パウロとフランチェスカの魂だった。
『神曲』にはこのように、入口の怪物、地獄の責め苦を受けている者たち、そこに一陣の風や歌となってさしこむ救済の象徴、この3つが組み立てられていく。
第3圏には怪獣チェルベロがいて、貪婪をむさぼった者、すなわちさきほどの教皇や詩人ヤコポ・アングィラーラなどが堕ちている。教皇ボニファティウス8世は冷たい雨に打たれっぱなしの状態だ。
第4圏では、悪の富神ともいうべきプルートが声を嗄らして唸っている。吝嗇と浪費の罪を犯した者たちの辺獄である。ダンテはさらに憂鬱になっていく。第5圏には「スティージェの泥沼」があって、憤怒の罪に囚われた者たちがその泥沼にどっぷり浸かっている。そのなかの一人、フィリッポ・アルジェンティはダンテの乗った舟に襲いかかってくるのだが、ヴェルギリウスとダンテは辛うじて難を免れる。
こうなると、これはまさにディズニーランドやユニバーサルスタジオの暗闇トロッコ冒険である。
やがて二人は「ディーテの城」に着く。悪魔が城門を閉めているので入れずに困っていると、天使がやってきてこれを開ける。つねに天上からベアトリーチェが見守っているというのが、この物語のミソなのだ。
ディーテの城内は燃えさかっていた。炎上都市である。燃える墓があり、そこでは異端者が焼かれている。焦炎地獄という言葉は仏教にもあるのだが、まさにそれである。ここからが辺獄第6圏にあたる。
ダンテはそのなかにフィレンツェの宿敵だったギベリーニ党の党首が火炎に踊らされているのを見る。3人の怪女フリエたちが不気味な衣装と声でメドゥーサを呼んでいる。ダンテをゴルゴンの呪文にさらして石にしてしまおうという企みだ。ダンテは堅く目を閉じる。
第7圏では牛頭怪獣ミノタウロスが待っていた。この辺獄はその内側に3つの恐ろしいバルコニーをもっている。
第1環は隣人に対して罪を犯した者が、第2環は自身に対して罪を犯した者、すなわち自殺者たちが、その体を茨に変えられている。第3環はダンテの価値思想がよくあらわれているところで、神に対して暴力をふるった者、神の娘(自然性)に暴力をふるった者(これがソドムとしての男色者らしい)、神の孫(技術性)に暴力をふるった者(これはカオルサとしての高利貸らしい)、この三者が幽閉されていた。
ときどき怪鳥アルピアがダンテたちを窺っている。のちにマックス・エルンストのロプロプ鳥を見たとき、ぼくはただちにこれがアルピアであると知った。
第7圏を見終わると、突然に巨大な断崖があらわれる。二人はとうてい歩いては通れない。そこへ怪獣ジュリオーネがやってきて、恐怖に慄えながらも、その背に乗って飛び越える。ジュリオーネは岸壁をめぐらして円をなす谷底に着く。
辺獄第8圏は10個のサブレイヤーをもっている。ここではすべて欺罔の者たちが堕ちているのだが、他人に対する欺き方で分かれる。
第1嚢は婦女誘拐者たちが鞭を打たれる。第2嚢はお追従ばかりをしてきた者たちが糞尿まみれになっている。第3嚢は聖物売買者が岩石のあいだで互いに衝突をくりかえしている。まあ、インチキ美術商たちだろう。
第4嚢は妖術者やイカサマ宗教者たちが頭を捩られたまま、背進を続けている。いっときメリル・ストリープの美容整形映画があって、彼女が顔を逆向きにして歩いていたが、あんな感じだ。ダンテはインチキやイカサマをとくに嫌っていた。第5嚢は汚職をした者たちが煮えたぎる瀝青の中で喘いでいる。そのなかを悪鬼が罪人をかかえてマーレブランケの爪で引っかけと叫んでいる。ここはどうやら汚職にまみれたサンタ・チタこと、ルッカの町なのだ。
第6嚢は偽善者たちである。重たい鉛の外套を着せられて歩かされていた。第7嚢は盗賊たち、第8嚢は策略を弄した者たちが火を浴び、よく見るとフィレンツェを誤った方向に向けた連中の顔が交じっている。そこからなんとオデュッセウスの物語の声も聞こえてきた。
第9嚢は不和の種をまいた者たちが悪魔の剣で切り刻まれて、第10嚢は錬金術で人を騙したり、ニセ金を偽造した者たちがとんでもない病気にかかっている。
こうして第8圏をすぎると、ヴェルギリウスとダンテは巨人が取り巻く井戸に出会う。『神曲』においてはすべてが寓意と比喩によって語られるのだが、巨人はたいてい「僭越」の象徴にあてられている。どうやらこの井戸を降りれば地獄の底になるらしく、そこが第9圏になっていた。
第9圏は凍てついて氷結した湖に見える。極北なのだ。地獄の極北なのだが、『神曲』の構造からすると地球の真下にあたっている。それならここは南極になる。原語ではコチト(氷獄)となっている。
ここでは、ありとあらゆる反逆者や裏切り者たちが氷漬けになっている。が、よく見ると4つのサブレイヤーをもっている。
第1円カイナは血族に対する反逆者、第2円アンテノーラは祖国や自分の党派を裏切った者である。日本の政党を割った者たちはここに入ることになるのであろう。第3円トロメオは食客に対する裏切りなのであるが、これはダンテが放浪時代にイタリア各地を遍歴したときに親切にしなかった者たちが頭を氷湖から突き出されて責め苦を受けている。なんというダンテの復讐劇だろう。 第4円ジュデッカは恩人に対する反逆と裏切りで、ここでは体が氷の中に閉じ込められる。
こうして最後に世界三大反逆者ともいうべきユダとブルータスとカシウスが地獄の帝王ルシフェロの口で噛まれたままになっている。最初に書いておいたように、ルシフェロは氷獄に半ば巨体を埋めている。
なんとも凄惨な光景だった。が、これが地獄界の目を覆わんばかりの辺獄のすべてであって、ここでヴェルギリウスとダンテはここからの脱出を試みる。
すでに『遊学』にも書いたことだが、ぼくはこの脱出の仕方に興味をもってきた。ヴェルギリウスがダンテを背負い、ダンテはヴェルギリウスの首につかまり、巨人ルシフェロの毛深い体づたいにツイストしながら浄罪山のほうへ脱出していったのだ。この“捩れて脱出”という捩率的方法に、かつてのぼくはいたく感激したものだった。
つまり、『神曲』はここで自身の構造を回転させながら地獄界から浄罪界に向けて、まさにデコンストラクション(脱構造)したわけなのだ。こうしてダンテは「不遜」からの解放に向かっていく。
巨人ルシフェロ
浄罪界。
ヴェルギリウスとダンテが脱出したところは海岸である。このイメージはいい。ダンテの映像的才能をあらわしている。しかし、エルサレムとはちょうど反対側になる。
そこに見上げんばかりの7層の浄罪山が聳えている。前城にははやくも怠慢な魂たちが群がっている。ここでダンテは数秘的な体験をする。いや、神秘的な数字がいつくも出てくる夢を見た。
燃える剣をもった天使が降りてきたのだ。石段があり、その最上段にまたまた剣をもった天使が坐っていた。天使はダンテの胸を3度打ち鳴らした。ついでPという文字を7つ額に刻んだ。Pは罪をあらわすシンボルである。7つのPは「7つの大罪」を寓意する。
天使は次にポケットから金と銀の鍵を取り出して、浄罪山の入口の扉を開ける。
浄罪界第1円は傲慢の罪が浄められている。けれども贖罪のためには「狭き門」をくぐって、重い荷物を運ばなければならなかった。ダンテは門をくぐり、いくつもの彫像に歌を捧げた。
第2円では羨望と嫉妬の罪が浄められつつあった。そのためにはダンテは粗末な衣服を着て、目を鉄線で縫われなければならなかった。ダンテが耳を澄ますと、天空ではエチカ(倫理)を勧める声が飛び、兄弟らしき天使がそこを舞っている。のちにスピノザが愛した光景だ。が、それが羨望者たちには見えない。
その兄弟天使に従うと、第3円が現れる。ふと気がつくと、ダンテの額からPの文字が2つ消えている。
第3円は憤怒の罪が浄められている。贖罪のためには濃い煙に息をつまらせながらも聖歌を唄わなければならなかった。
第4円は惰性の罪が問題になっている。惰性とは何か。愛の不足のことをいう。愛していながら、無関心を装うことをいう。そこでここでは勤勉な者たちを褒めながら走りまわるという贖罪の行為が課せられた。
ダンテはまた夢を見た。セイレーンの夢である。蒼白のセイレーンはダンテを誘惑しようとし、ダンテはヴェルギリウスに揺り起こさせるまでその誘惑に浸っていた。
第5円は、吝嗇と浪費の両方の罪を浄化しなければならないようになっている。ダンテは泣いた。ここではさめざめと泣きはらすことも浄罪なのだ。そこに古代詩人スタツィオが出てきて、ダンテの額のPをひとつ消した。このスタツィオの登場と役まわりについては、『神曲』をキャラクター構造と見たばあいに重要なダンテの作劇術になるのだが、ここでは省いておく。
ともかくもスタツィオの登場によって、ダンテはそろそろ「知恵の泉」に気がついたようである。
第6円は飽食が戒められる。ダンテは飢えと渇きに耐えなければならない。けれども視線の前をホログラフィのように、おいしそうな果物や飲み物がしきりに現れては消えた。
第7円は肉欲と性欲の罪を贖う場所である。スタツィオはそもそも人体というものがなぜ肉欲をもつのかという説明をしながら、ダンテの知を促した。
ダンテはアリストテレスを思い出し、知恵というものが潜在的なものと能動的なものに分かれ、前者によって外部の印象が受けられ、後者によってその印象が理解されるのだということを述べた。ダンテはまたアヴェロエスを思い出し、能動的な知恵には個性がないのは誤りなのではないかと述べた。
そのとたん、ヴェルギリウスとダンテは浄罪界を抜け出たことを知る。
そこはまさに地上の楽園とおぼしい花が咲き、草原は森にかこまれ、仙女マチルダが花を摘んでいた。歌も聞こえてきた。そう思うまもなく、森の中からは七枝燭台を先頭にきらびやかな神秘的な行列が進んできた。その中央には花車がひときわ目立ち、そこにベアトリーチェが乗っていた。
気がつくと、ヴェルギリウスとスタツィオの姿は消えていた。『神曲』はこうしてついに天堂界にさしかかる。
煉獄山の構造
天堂界。
ここはダンテとベアトリーチェが昇天していくという物語になっていく。古来、『神曲』のなかでも最も美しく、かつ感動的で印象的な展開だと称賛されてきた。
構造はプトレマイオスの惑星的天体そのものである。けれどもこの時代の天体知識は天動説でも地動説でもなく、まだ香しい幻想によってのみ構造化されていた。
こんなふうである。
第1天(月天)には、まだ誓願をはたせないでいる魂がいた。そこでベアトリーチェは月の斑点の話を語った。
当時、月の斑点は神に許されないカインの魂を思わせる象徴だったのである。ベアトリーチェはそれを新たな解釈で包んでいく。第2天(水星天)には美名と善名を求める者たちがまだ戯れていた。第3天(金星天)には恋に燃える者たちがいた。そこには懐かしいフィレンツェの娘たちやシシリアの女王たちがいた。その顔は輝いている。ダンテの心は和み、懐旧と将来の音階が重なっていく。やがて「アベ・マリア」が聞こえてきた。
第4天(太陽天)では「知の魂」が弾んでいた。ダンテはトマス・アクィナスやボーナヴェントゥーラと会話を楽しんだ。これらの会話は『神曲』のなかでも注目すべきもので、人間の判断の不確実性を問うものになっている。ダンテの知はしだいに深まっていく。ぼくはここを読んで、やっと『神曲』の全体像をつかめた記憶がある。西田幾多郎の『善の研究』を思い出したのも、ここだった。
第5天(火星天)は信仰のために覚悟して闘った者たちの魂が癒されていた。そこにはダンテの曾祖父も交じっている。曾祖父はダンテを迎えて、フィレンツェの未来を予告した。第6天(木星天)にはかつて正義を断行しつづけた者の魂が凛然とした姿を見せていた。
ここではしきりにユスティニアヌス帝の語る物語が終始する。『神曲』中唯一のビザンティンな雰囲気に包まれる曲だ。ダンテはアガペーの全面的な到来を感じて、しだいに胸の内を熱くする。
かくて第7天(土星天)には、地上で瞑想や黙想をしつつげた者の魂が光っていた。また、ここからは天に向かって光の梯子がかかっていて、そこを聖者たちが昇降していくのが見えた。これはまさにウィリアム・ブレイクの光景である(ブレイクは何枚もの『神曲』スケッチを残している)。
続く第8天(恒星天)には勝利に輝く者たちの魂が待ってくれている。しかしダンテはここでさらに上に昇るための試練をうけなければならない。聖ピエトロは信仰について、聖ジャコモは希望について、さらに聖ジョバンニが慈愛についての質問をした。これが最後の口頭試問なのである。
ダンテは思慮深く、かつ勇気をもってこれに答え、すべての問答をクリアする。が、試問が終りかけていたそのとき、質問を投げかけたのはなんとベアトリーチェだったのである。
ベアトリーチェは「人間の始まり」について問うてきた。ダンテが少し考えていると、ベアトリーチェはいったいアダムが純潔だったのはいつまでだったか、罪を犯したのはいつだったか、そしてなぜアダムは302年間も辺獄にとどまらねばならなかったかと問う。
ダンテが『神曲』のなかでこの疑問をベアトリーチェに言わせたのは、ものすごい。
ここはダンテが満を持して神学論争のエッセンスをすべて吐露し、スコラ議論からの脱出をはかったところ、いまでもここをめぐって議論が進んでいるところである。
ともかくもこうして、ダンテはベアトリーチェに扶けられ、ついに第9天(原動天)に赴く。
そこには神々が住んでいて、その愛の原動力によって天を回転させている。二つの光の輪が霊妙な音楽にあわせて、外なる輪は左から右へ、内なる輪は右から左へと回転している(きっとスタンリー・キューブリックは、ここから『2001年宇宙の旅』の宇宙ステーションの最初の場面を思いついたのだろう)。そこには二つの天の弓が見え、二つの虹が動いている。神は煌めく点となり、その周囲を天使たちが聖歌を唄って輪舞する。
やがて天空に光の十字架が見えてくると、ああ、ああ、『神曲』とはこういうことだったのかということが、忽然と了解される。ボッティチェリのドローイングが最も美しくなるところだ。
このときようやく、ベアトリーチェは天使の数やはたらきを説明しはじめる。ちょうど天使の大群がやってきた瞬間である。ダンテがそこを見上げると、そこには千段に達していようかというほどの“天空円形劇場”が出現していて、光でできている薔薇が無数に輝いている。これが第10天(至高天)のエンピレオであった。
聖ベルナルドが進み出て、最後の説明役となった。
第10天エンピレオは、上の半天にはキリスト以前の聖者たちがいた。下の半天には嬰児や幼児の無垢なる魂が遊んでいた。そのあいだを聖母マリアたちが占めている。
しかし天空劇場の演目は、ここからが至高の啓示に向かってさらにさらに劇的な寓意を見せるのだ。ダンテの想像力が最高峰に達する瞬間だ。
すでに天空は真昼のように明るいのに、さらに輝く光の点が動きまわっている。そこに、まず木星界の霊たちの光が動いてDの字をつくる。その光はIとなり、ついでLをつくって、またたくまに7つの母字子字となる。
“DILIGITE”(ディリギテ)だ。天空に「愛せよ!」と刻印されたのだ。
しかし、これで刻印が終わったわけではない。ダンテは次の光の刻印を待っていた。
やはりのこと、プラズマのごとき光点はふたたび動きだし、今度はゆっくりと“QUI JUDICATIS TERRAM”を光出させた。「地を審くものよ、正義を愛せよ」である。それだけではなかった。やがてその最後の文字Mだけが残り、そこに天空のあまたの光が集まってきた。
このMは、ダンテが地上における唯一の理想を託す神意の国“Monarchia”のMである。それは故国フィレンツェであって、ヴェルギリウスの古代ローマであり、またアウグスティヌスの「神の国」の象徴だった。
こうしてダンテが茫然と光のMに見とれているその刹那、それらの光の点たちはたちまち鷲の形となって翼を広げると、ダンテの目前に飛来して、ダンテの魂を天上高く飛び放ったのだ。天使たちの大合唱が天を轟かせ、ベアトリーチェはすべての愛となる。
聖ベルナルドが聖母マリアに深い祈りを捧げ、ダンテはここにすべての英知と恩寵に包まれて、ついに、ついに、地上に戻ることになったのである。
さぁ、これで『神曲』全篇を大急ぎで案内したことになる。もう時計が午前0時に近づいてきた。
なんだかぼくも、大晦日の除夜の鐘が聞こえてきそうな気分になっている。が、ともかくも、これでぼくの『神曲』案内は終わりとしたい。ついに「千夜千冊」で一番長い案内になってしまいました。
けれども、この案内の長さこそが『神曲』なのである。これがディヴィナ・コメーディアというものなのだ。よかったら岩波文庫の『神曲』(全3冊)でも入手して、初詣のあとにでも目を通してみてほしい。
それからもうひとつ、本当はサンドロ・ボッティチェリのすばらしいドローイングの絵がいいのだけれど、これはいま入手不可能だから(出版されていない)、せめてギュスターブ・ドレの『神曲』(JICC出版局)を求め、この叙事詩がどれほどヴィジュアルな想像力に長けていたかを感じてみてほしい。』
ダンテ・アリギエーリ(
Wikiより
一般的な解説)
ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri、1265年 − 1321年9月14日) は、イタリアの都市国家フィレンツェ生まれの詩人、哲学者、政治家。
代表作は彼岸の国の旅を描いた叙事詩『神曲』および詩文集『新生』。
イタリア文学最大の詩人とされ、ルネサンスの先蹤ともいわれる。
ダンテは1265年、中部イタリアにあるトスカーナ地方のフィレンツェで、金融業を営む小貴族アリギエーロ・ディ・ベッリンチョーネ・ダリギエーロとその妻ベッラの息子として生まれた。先祖には、第2回十字軍に参加して1147年に戦死した曽々祖父カッチャグイーダがいる。ダンテは生後、聖ジョヴァンニ洗礼堂で洗礼を受け、「永続する者」の意味を持つドゥランテ・アリギエーリ(Durante Alighieri) と名付けられた。「ダンテ(Dante)」は、ドゥランテの慣習的短縮形である。
正確な誕生日は明らかではないが、『神曲』天国篇第22歌の第109行から117行の中にその手掛かりが見られる。(引用は山川丙三郎訳『神曲 天堂』より)
わがかの金牛に續く天宮を見てその内に入りしごとく早くは汝豈指を火に入れて引かんや
あゝ榮光の星よ、大いなる力滿つる光よ、我は汝等よりわがすべての才(そはいかなるものなりとも)の出づるを認む
我はじめてトスカーナの空氣を吸ひし時、一切の滅ぶる生命の父なる者、汝等と共に出で汝等とともに隠れにき
この記述によって、ダンテがトスカーナに生を享けたのは、すべての生命の父たる太陽が黄道十二宮の金牛宮に続く双児宮のもとに懸っていた間ということがわかる。すなわち、双児宮のダンテの生誕日は、1265年の5月半ばから6月半ばにかけての間と考えられている。
少年時代のダンテについての確たる記録は乏しく、どのような成長過程を送ってきたかは定かではない。修道院で見習い修道士として修行してきたとも、没落貴族の子弟として世俗の中で育ってきたとも言われており、諸説は一致を見ない。多くのダンテの伝記は、ダンテ自身の作品である『新生』や『神曲』の記述に頼っており、生年月日すら詩文からの推定によるほかないのである。だが、少なくとも成長の過程でラテン語の古典文法や修辞学などを学んできたと思われる。
ダンテが最も敬愛する師として『神曲』に登場させているのは、『宝典』を著したブルネット・ラティーニである。ダンテはおそらく青年時代に彼から修辞学などを学んだとされており、『神曲』地獄篇第15歌で、男色の咎ゆえに炎熱地獄に配しながらも、「人間が生きる道」を教えてくれた旧師に対する敬慕を忘れていない。この頃、ダンテはウェルギリウスやルカヌスらラテン文学の教養を身につけた。また、ダンテはフィレンツェの詩人から大きな感化を受け、「清新体」と呼ばれる詩風を創り上げた。
ベアトリーチェ (Beatrice Portinari)
ダンテを代表する最初の詩文作品、『新生』によれば、1274年の5月1日に催された春の祭りカレンディマッジョ(Calendimaggio) の中で、ダンテは同い年の少女ベアトリーチェ(ビーチェ)に出会い、魂を奪われるかのような感動を覚えたという。この時、ダンテは9歳であった。
それから9年の時を経て、ともに18歳になったダンテとベアトリーチェは、聖トリニタ橋のたもとで再会した。その時ベアトリーチェは会釈してすれ違ったのみで、一言の会話も交さなかったが、以来ダンテはベアトリーチェに熱病に冒されたように恋焦がれた。しかしこの恋心を他人に悟られないように、別の二人の女性に宛てて「とりとめのない詩数篇」を作る。その結果、ダンテの周囲には色々な風説が流れ、感情を害したベアトリーチェは挨拶すら拒むようになった。こうしてダンテは、深い失望のうちに時を過ごした。1285年頃に、ダンテは許婚のジェンマ・ドナーティと結婚した。
二人の間にさしたる交流もないまま、ベアトリーチェもある銀行家に嫁ぎ、数人の子供をもうけて1290年に24歳の若さで病死した。彼女の夭逝を知ったダンテは狂乱状態に陥り、キケロやボエティウスなどの古典を読み耽って心の痛手を癒そうとした。そして生涯をかけてベアトリーチェを詩の中に永遠の存在として賛美していくことを誓い、生前の彼女のことをうたった詩をまとめて『新生』を著した。その後、生涯をかけて『神曲』三篇を執筆し、この中でベアトリーチェを天国に坐して主人公ダンテを助ける永遠の淑女として描いた。
フィレンツェ追放
13世紀当時の北部イタリアは、ローマ教皇庁の勢力と神聖ローマ帝国の勢力が対立し、各自治都市はグェルフィ党(教皇派)とギベリーニ党(皇帝派)に分かれて、反目しあっていた。フィレンツェはグェルフィ党に属しており、ダンテもグェルフィ党員としてフィレンツェの市政に参画していくようになった。1289年には、カンパルディーノの合戦にて両党の軍勢が覇権を争い、血みどろの戦いを繰り広げた。この時ダンテもグェルフィ党の騎兵隊の一員として参加している。その体験は『神曲』地獄篇第22歌の中に生かされており、凄まじい戦闘の光景が地獄の鬼と重ねられている。
グェルフィ党はこの合戦で辛くも勝利をおさめたが、内部対立から真っ二つに割れてしまった。教皇派の中でも、フィレンツェの自立政策を掲げる富裕市民層から成る「白党」と、教皇に強く結びつこうとする封建貴族支持の「黒党」に分裂、両党派が対立したのである。小貴族の家柄であるダンテは白党に所属し、のちに百人委員会などの要職に就くようになった。当初市政の政権を握ったのは白党で、1300年には白党の最高行政機関プリオラートを構成する三人の統領(プリオーレ)が選出され、ダンテもこの一人に任命された。
しかし、同時に黒党と白党の対立が激化して、その翌年、1301年には黒党が政変を起こして実権を握り、フィレンツェは黒党の勢力下となった。当時ダンテは教皇庁へ特使として派遣され、フィレンツェ市外にいたが、黒党の天下となったフィレンツェでは白党勢力に対する弾圧が始まり、幹部が追放された。ダンテも欠席裁判で教皇への叛逆や公金横領の罪に問われ、市外追放と罰金の刑を宣告された。ダンテはこの判決を不服として出頭命令に応じず、罰金を支払わなかったため、黒党から永久追放の宣告を受け、再びフィレンツェに足を踏み入れれば焚刑に処されることになった。こうしてダンテの長年にわたる流浪の生活が始まった。以来、ダンテは二度と故郷フィレンツェに足を踏み入れることはなかった。
政争に敗れてフィレンツェを追放されたダンテは、北イタリアの各都市を流浪し、政局の転変を画していた。その中で方針の違いから白党の同志とも袂を分かち、「一人一党」を掲げる。この体験はダンテにとって非常に辛いものであり、『神曲』中にも、「他人のパンのいかに苦いかを知るだろう」、と予言の形をとって記されている。ダンテの執筆活動はこの時から本格的に始まり、『神曲』や『饗宴』、『俗語論』、『帝政論』などを著していっ
ダンテが『神曲』三篇の執筆を始めたのは1307年頃で、各都市の間を孤独に流浪していた時期である。『神曲』においては、ベアトリーチェに対する神格化とすら言えるほどの崇敬な賛美と、自分を追放した黒党および腐敗したフィレンツェへの痛罵、そして理想の帝政理念、「三位一体」の神学までもが込められており、ダンテ自身の波乱に満ちた人生の過程と精神的成長をあらわしているとも言える。とくにダンテが幼少期に出会い、その後24歳にして夭逝したベアトリーチェを、『新生』につづいて『神曲』の中に更なる賛美をこめて永遠の淑女としてとどめたことから、ベアトリーチェの存在は文学史上に永遠に残ることになった。
『神曲』は地獄篇、煉獄篇と順次完成し、天国篇を書き始めたのは書簡から1316年頃と推定される。『神曲』が完成したのは死の直前1321年である。ダンテは1318年頃からラヴェンナの領主のもとに身を寄せ、ようやく安住の地を得た。ダンテはラヴェンナに子供を呼び寄せて暮らすようになり、そこで生涯をかけた『神曲』の執筆にとりかかる。そして1321年に『神曲』の全篇を完成させたが、その直後、外交使節として派遣されたヴェネツィアへの長旅の途上で罹患したマラリアがもとで、1321年9 月13日から14日にかけての夜中に亡くなった。客死したダンテの墓は今もラヴェンナにあり、サン・フランチェスコ教会の近くに小さな霊廟が造られている。フィレンツェはたびたびラヴェンナにダンテの遺骨の返還を要求しているが、ラヴェンナはこれに応じていない。
著作 [編集]
イタリアの最高額2ユーロ硬貨には、ダンテの肖像(ラファエロ原画)が採用されている。
神曲の初版(1472年4月11日発行)
* 『新生』La Vita Nuova 1293年頃
ソネット25篇、カンツォーネ5篇、バッラータ1篇の合計31篇の詩(数え方には異同あり)から成る詩文集。ベアトリーチェの夭逝という悲報を聞いて惑乱したダンテが、生前のベアトリーチェを賛美した詩などをまとめたもの。
* 『神曲』La Divina Commedia 1307年頃 - 1321年
ダンテを代表する叙事詩。地獄篇、煉獄篇、天国篇の三部構成から成る。ダンテ自身が生身のまま彼岸の世界を遍歴していき、地獄・煉獄・天国の三界を巡るという内容である。
* 『饗宴』Il Convivio 1304年 - 1307年
序章と14篇のカンツォーネおよび注釈から成る全15巻の大作として構想されたが、第4巻で中断した。ダンテの倫理観が込められた「知識の饗宴」は、当時の百科全書として編まれたとされる。
* 『俗語論』De Vulgari Eloquentia 1304年 - 1307年
ダンテの母語イタリア語について考察したラテン語論文。言語問題を取り上げ、規範的な「文語」と流動的な「俗語」を区別した。イタリア語の方言の中から文語の高みにまで達しうるものを捜し求め、トスカナ地方の方言をその候補とする。
* 『帝政論』De Monarchia 1310年 - 1313年?
全3巻。ダンテ自身の政治理念をあらわしたもので、皇帝の正義や宗教的権威の分離などについて説く。
* 現在フィレンツェにあるダンテの生家は観光用に建てられたもので、実際の家はフィレンツェを追放された後に破壊されているため現存していない。
* ダンテの家系は現在に至るも存続し、ワイン業「セレーゴ・アリギエーリ」を営んでいる。(参考:新聞記事)
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投稿者: tatsujin
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