絵:School of Rembrandt(Christ Blessing Children),National Gallery of London所蔵。イエスに触れていただくために,人々が子どもたちを連れてきた。弟子たちはこの人々を叱った。しかし,イエスはこれを見て憤り,弟子達に言われた。「子どもをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子どものように神の国を受け入れる人でなければ,決してそこに入ることはできない。そして,子どもたちを抱き上げ,手を置いて祝福された。(マタイ10章13〜16節)
CERTAIN MAN PLANTED A VINEYARD AND BUILT A TOWER.ある人がぶどう園を作り,垣を巡らし,搾り場を掘り,見張りのやぐらと立て,これを農夫たちに貸して旅に出た。マルコ12章1〜9節参照。
絵はMurilla(1617-1682)「The Miracle of the Loaves and Fishes・パンと魚の奇跡」。マルコ6章39〜41参照のこと。
ナザレの大工さんの店。今でもあるらしい。
HE WAS IN THE HINDER PART OF THE SHIP ASLEEP(彼は艫の方で枕をして眠っておられた)。マルコ4章37〜39節)
”EYE OF NEEDLE"IN THE GATE OF A KHAN AT NAZARETH.金持ちが神の国に入るよりも,ラクダが針の穴を通る方がまだ易しい。マルコ10章25節。
BLIND BARTIMAEUS STAY SAT BY THE HIGHWAY SIDE.当時エリコ街道(Jericho Road)では物乞いが多くいたのが一般的であった。盲人バルティマイという名はマルコ],46にのみ残されている.........一行はエリコの町(注:エルサレムに向かう途中)に着いた.......ティマイの子で,バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた。ナザレのイエスだと聞くと,叫んで,「ダビデの子子イエスよ(thou son of David),わたしを憐れんでください」と言い始めた....
オリーブの山にあるゲツセマネの庭(Gaden of Gethsemane)の壁はイエスを裏切り逮捕した伝説的な場所である。「イエスを裏切ろうとしていたユダは”わたしが接吻するのが,その人だ。捕まえて,逃がさないように連れて行け”と,前もって合図を決めていた。ユダはやって来るとすぐに,イエスに近寄り,先生と言って接吻した。人々はイエスに手をかけて捕らえた。マルコ14章44〜46節。
THE GATE OF HEROD'S.ダマスコ門からエルサレムの北の壁の外側の道路にそって東に向かうと欧州人に馴染みの深いヘロデの門がある。アラブ人にはBab es-Zahirehあるいは花の門として知られる。
The Master saith,Where is the guestchamber,where I shall eat the passover with my disciples?.パレスティナのアラブ人村では二階がゲストルームになっている。聖書の時代,このような部屋は一つの社交であった。ペトロとヨハネは二階で食事の用意をした。「すると,席が整って用意の出来た二階の広間を見せてくれるから,そこにわたしたちのために準備をしておきなさい」弟子たちは出かけて都に行ってみると,イエスが言われた通りだったので,過越の食事を準備した。夕方になるとイエスは12人と一緒にそこに行かれた。マルコ14章15〜17節。
THEY CAME TO A PLACE WHICH IS CALLED GETHSEMANE.キドロン渓谷の東の斜面にあるオリーブ山の低地にはゲツセマネと呼ばれる所があった。「一同がゲツセマネという所に来ると,イエスは弟子たちに,わたしが祈っている間,ここに座っていなさい,と言われた。マルコ14章32節。