凛晴学院の教育現場より・・・。


「学校」という言葉の響きに何を連想するでしょう。楽しかったことを思い出す人もいれば、まったく苦痛だったと思う人もいるでしょう。その人が生きてきた世相や年代によっても、また違った思いを抱くものだと思います。しかし、多くの人にとって、学校という場は「成長の場」であったに違いありません。また、「社会へ旅立つ準備の場」や、「自由を謳歌できる場」と位置づけている人も多いでしょう。

しかし、近頃は、「学校へ通えない」という若者が増えてきています。単純な不登校から素行不良まで理由はさまざまですが、そういった若者が学ぶことを辞めたわけではないのです。「学びたいけれども、学ぶ場所がない」という状況がほとんどです。

長岡凛晴学院に通ってくる生徒の多くは、本当によく学び、よく遊びます。若者らしい若者と言ったところでしょうか。かつては不登校だったり、素行不良で高校を退学させられたり・・・。教育からある意味はじかれてしまった経験を持っている生徒たちが多いのですが、接し方しだいで如何様にも成長していくのを目の当たりにします。生徒も職員もお互いから学びあうところを多く見つけ、自分のものにしていく場面がよく見られます。多くの生徒が卒業と同時に進学・就職し、自らの力で未来を開拓していく様子を見ていると、私ども職員にも大きな喜びが生まれ、それが原動力となり、これからの教育にも熱心に打ち込むことができる・・・。そういったプラスの連鎖が積み重なって、毎年毎年よりよい教育を目指すことができるのだと確信しております。

中高生の皆さん、学校でもプライベートでも、たくさん学び、たくさん遊び、たくさん悩み、たくさん泣いて・・・。そして、卒業証書を手にしてください。卒業証書は単なる学歴の証ではありません。学費の領収書でもありません。そこで経験したことや養った能力がたくさん詰まった、未来へのパスポートです。絶対にあきらめないでください。多くの先輩たちが凛晴学院で卒業証書を手にし、それぞれの未来を切り拓いています。

ほんの少しの勇気さえあれば、私たちがさまざまな形で支えていきます。「気持ちに寄り添うことの大切さ」を、凛晴学院の職員は知っています。また、それがなければ教育はできないと考えています。気持ちに寄り添い、共に悩み、共に喜び、共に成長する・・・。今までも、これからも、凛晴学院の方向性は変わりません。

高校を卒業したいと思っている皆さん、一緒に未来を開拓していきましょう!