LEGACY OF ASHES

日本のケープタウンからパイプの煙

2010/7/16

「聖書ものがたり・Esther・Job（エステル・ヨブ記）」　　

　旧約は今後以下のように進んでゆきます。

　詩篇，箴言，コレヘトの言葉，雅歌，イザヤ書，エレミア書，哀歌，エゼキエル書，ダニエル書，ホセア書，ヨエル書，アモス書，オバデヤ書，ヨナ書，ミカ書，ナホム書，ハバクク書，ゼファ二ア書，ハガイ書，ゼカリア書，マラキ書。その後新約に入って行きます。最後までついて来れる人は果たして何人？

キリスト教系サイトではゲームの達人がトップとなっているようですが，困ったもんです。（笑）

エステル記：プリム祭りの起源

↑『なお聖書中では、あまり尊重されないエステル記ですが、ユダヤ人問題の今日的意味を考えさせる興味深い文書です。

箴言（23・1～８など）やシラ書（13・9～13）に見られるユダヤ人の寄留民的処世観成立の背景を物語っています。国家権力の保護のない彼らが、神への信頼と支配者への従順を柱に、生き抜いてきた知恵がみられます。

また武装無き共同体で体験した彼らのその知恵は、平和日本の将来に何かヒントを与えるのではないでしょうか？

そしてなお、ギリシャ語続編とヘブライ語正典を比較しながら読むと、編者の視点の相違に気付きます。

などなど、マイナーな正典ですが、考えさせることの多い文書です。』

ヨブ記：正義が人を傷つける

ヨブ記：聴いてください

ヨブ記：自立による癒し

拙稿：目次より「ヨブへの答えその１」からご覧ください　

特にヨブへの答えその５「教会の原理と精霊の原理」は牧師のもっとも嫌がる内容です。

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彫刻は『HORSE THAT THE KING RIDETH』。（KingとはAhasuerusのこと。）（ハマンは）王にこう言った。「王が栄誉を与えることをお望みでしたら，王のお召しになる服を持ってこさせ，お乗りになる馬，頭に王冠を着けた馬を引いて来させるとよいでしょう。（エステル記第６章８節）
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ＵＮＥＳＣＯ世界遺産：Persepolis。これは英文のＷｉｋｉより。
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Darius王のペルセポリスの王宮の再現図。英文のＷｉｋｉと日本語訳では翻訳者の能力の差が歴然として出ていますので常に英文との比較で読まれるとよいでしょう。

一番上の「王冠をつけた馬」の写真はPersepolisの遺跡の発掘の際に見つかったもの。

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　"THEN WERE THE KING'S SCRIBES CALLED"このアッシリアのbas-relief（低浮き彫り）の勅書にはアラム語でパピルスの巻物に，また一方，バビロニア時代の楔文字（バビロニア，アッシリア，ペルシャで一般的であった）で粘土板の上に書かれていた。紀元前７世紀，およそAhasuerus王のユダヤ人に対する法令が書き記された時代の２００年前である。
　
　「こうして第一の月の１３日に，王の書記官が召集され，総督，各州の長官，各民族の首長にあてて，ハマンの命ずるがままに勅書が書き記された。それは各州ごとにその州の文字で，各民族ごとにその民族の言語で，クセルクセス王の名によって書き記され，王の指輪で印を押してあった。（エステル記第３章１２節）
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　CHOSEN TO REPRESENT QUEEN ESTHER。何とも楽しいミス・エステル王妃のコンテストは毎年Jaffa（ヤッファ）の北のテルアビブのLevantでプリム祭りの際に行なわれている。この写真の南アラブから来たイエメン人女性はQueenに選ばれた。

ヤッファにはイエスの使徒ペテロが滞在したとされる『皮なめし職人シモンの家』がある。注：ペテロはイエスに会う前の名前をシモンという。ペテロあるいはペトロはおそらく幻の初代ローマ教皇と考えられている。

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JAFFAのマーケット。１８８７年Gustav bauernfeind作。

　拙稿：またお星様きらきら参照

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テルアビブでのプリム祭り。（注：カライ派は）「毎年アダルの月の１４日と１５日を祝うように定めた。ユダヤ人が敵をなくして安らぎを得た日として，悩みが喜びに，嘆きが祭りに変わった日として，この月の両日を宴会と祝祭の日とし，贈り物を交換し，貧しい人に施しをすることとした。」（エステル記第９章２１，２２節）
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　ある日，主の前に神の使いたちが集まり，サタンも来た。主はサタンに言われた。「お前はどこから来た。」「地上を巡回しておりました。ほうぼうを歩きまわっていました」とサタンは答えた。（ヨブ記大１章６節）

このMukhtar（アラブ人村の長）のムスリム・ビーズはヨブの考えを呼び起こす。....ヨブは息子たちを呼び寄せて聖別し，朝早くから彼らの数に相当するいけにえをささげた。「息子たちが罪を犯し，心の中で神を呪ったかもしれない」と思ったからである。ヨブはいつもこのようにした。（King Janmesでは第１章６節ですが新共同訳では５節）
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　さて，ヨブと親しい（三人の友）テマン人エリファズ（Eliphaz),シュア人ビルグド（Bildad),ナアマ人ツォファル（Ｚｏｐｈａｒ）の三人は，ヨブにふりかかった災難の一部始終を聞くと，見舞い慰めようと相談して，それぞれの国からやってきた。（ヨブ記第２章１１節）
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　猛禽もその道を知らず　禿げ鷹の目すら，それを見つけることはできない。（ヨブ記第２８章７節・神の知恵の賛美より）、そして最後の２８節にはこうある。「主を畏れ敬うこと，それが知恵。悪を遠ざけること，それが分別。」，と。
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　アロン（ＡＡＲＯＮ）の息子のようなひげ。「かぐわしい油が頭に注がれ，ひげに滴り　ヘルモンにおく露のように　シオンの山々に滴り落ちる。（詩篇１３３）

　また，頭髪の一部をそり上げたり，ひげの両端をそり落としたり，身を傷つけたりしてはならない。（レビ記第２１章５節）

　写真の人物はGadの血流(Tribe of Gad＝イスラエル人)の南アラビアのイエメンユダヤ人。

Bible GAD