どんどん救援物資が運ばれてきております。
被災地はまだまだ物資不足です。
都合で東京など関東圏に行きましたが、お店には品物がない状態・・・。
みんな買占めに走っているんですね・・・。
その心理、わからないでもないのですが・・・。
一方、長岡では、卒業生の皆さんが防災センターで
救援物資の仕分けボランティアをしています。
救援活動をしているNPOを手伝っている人もいます。
いつも思うことですが、本当にみんな立派な青年になりました!!
仕事や学校があるにもかかわらず、被災地のために身を粉にして
しかも無償で・・・。
偉すぎます!!見習いたいと思います!!
話は変わりまして・・・。
関東方面に行ったついでに、とある米軍基地に立ち寄りました。
航空施設なのですが、15分間隔くらいでどんどん輸送機が
着陸していました。その輸送機からは、大量の救援物資や食料が!!
建設機械や発電機などもありました。
食料は片っ端から輸送ヘリに移され、被災地へ向け運ばれていきました。
わかってはいましたが、アメリカの物量はとにかくすごいです。
行動も迅速です。
どうしてもわが国と比べてしまいます。
輸送機のロードマスター(航空輸送員)に、
「本当にありがとうございます!」
と、声をかけたら、
「気にするな!!どんどん食べて美しい日本を取り戻せ!!」
というお言葉・・・。
陽気でもあり、お決まりの少々汚い言葉使いでもあったけど、
何だか涙が出るほどありがたかったです。
「友達じゃねぇか!!」
と、うれしい言葉もくれました。
まさに、「OPERATION Tomodachi」ですね(笑)。
基地内のスーパーマーケットも、大量の食品が並んでいました。
まあ、いつもそうなんだけどね・・・。
帰り際、司令部に寄ったら、地震と津波に関する報告書を
書いている士官がいたので報告書を読ませてもらいました。
ものすごく詳細な報告書で、度肝を抜かれました。
地震・津波発生から2時間後には、偵察機を飛ばして被害状況を
確認していました。原発も撮影していました。日本政府が把握していない
ことまで、全部わかっていました・・・。本国への報告書には、いろいろと
詳細なデータが映像とともに・・・。
アメリカ、とにかくすごいです・・・。
大統領の命令はたった一言だけど、それで全てを理解し
兵を動かす士官・・・。トップの能力って、重要です。
掌握下に入っている兵も、「オヤジ(隊長)の言うことは何でもやるぜ!!」
と、自信満々でした。強固な信頼関係があるからこそなのでしょう。
あと、原発にハイパーレスキューを出した東京都の知事さん・・・。
いろいろ言われている方ですが、帰京した部隊を前に
「よくやった!ありがとう!」と涙をはばからず労をねぎらっていました。
トップの言動で士気も高まるというものです。
かつて私も経験がありますが・・・。
信頼や友情、人の力、組織力・・・。いろんなところで学ぶ機会の
多い週末でした。関係各所の方々、ありがとうございました!