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2・3号機取水口 濃度横ばい

10月22日 20時51分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京電力福島第一原子力発電所周辺の海水の調査で、21日に2号機と3号機の取水口付近で採取された海水の放射性物質の濃度は、前の日と比べ大きな変動はなく、全体として横ばいの傾向が続いています。

福島第一原発周辺では、4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質について調べています。このうち21日、2号機の取水口付近では、海水1cc当たりセシウム134が国の基準の7.3倍の0.44ベクレル、セシウム137が6.1倍の0.55ベクレルと、いずれも前の日よりやや高くなりました。一方、3号機の取水口付近は、セシウム134が基準の9.8倍の0.59ベクレル、セシウム137が7.3倍の0.66ベクレルといずれも低くなっています。ただ大きな変動ではなく、全体として横ばいの傾向が続いています。また、沿岸の4か所で行われた調査では、いずれも放射性物質は検出されませんでした。