NHK鳥取県のニュース　鳥取放送局

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八頭高野球部元顧問を懲戒処分

県教育委員会は、１２人の生徒に対して顔を平手で殴るなどの体罰を行っていたとして、八頭高校の硬式野球部の顧問を務めていた教諭を停職１か月とする懲戒処分を発表しました。
県教育委員会によりますと、県立八頭高校の硬式野球部の顧問を務めていた３２歳の男性教諭は、ことし７月、更衣室のユニフォームの片づけが不十分だったことから１２人の生徒の頬を平手で殴ったということです。
このうち１人の生徒は、難聴と耳鳴りの後遺症が残り、病院に通うなどして１か月ほど練習を休んだということです。
また、学校による聞き取り調査の結果、この教諭は、ことし４月に顧問になってから７月までの間に、練習などの際に複数の生徒に対して頭を殴ったりしていたことも分かったということです。
県教育委員会は、体罰は許されず極めて遺憾な行為だとして、この教諭を２５日から１か月間、停職とする処分を行いました。
日本学生野球協会では、今月６日にこの教諭を６か月、４２歳の部長を３か月、部活動に
ついて謹慎とする処分を発表していますが、学校では、部長や顧問をすでに変えたということです。２４日は、また、▽生徒の実習で製造・販売していたアイスクリームから大腸菌が検出された県立倉吉農業高校の校長と担当の教諭を、衛生上、必要な措置を怠ったとして、減給１０分の１、１か月の処分にしたほか、▽県立鳥取東高校の卒業生およそ３８０人の個人情報を持ち出し、コンピューターのウイルスによってインターネット上に流出させたとして、現在は県立青谷高校に勤める教諭を減給１０分の１、１か月の処分にしたことを明らかにしました。

10月24日　18時36分

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