名古屋工業大学の様々な入試に関する特別な情報を提供するページです。名工大は，前期入試・後期入試以外に，センター試験を課さない推薦入試，センター試験を課す推薦入試，建築・デザイン工学科のAO入試・工学創成プログラムのAO入試と５種類の入試を行っています。皆さんが一番興味を持つのが前期入試と後期入試でしょうが，その他の入試についても説明していきます。
じっくりとご覧になってください！
【平成２４年度入試の変更点】
１ 電気電子工学科の個別試験前期と後期の定員を変更しました。
前期：１０４名→８４名 後期：２５名→４５名
２ 機械工学科の女子推薦の試験方法が変更になります。
「数学と理科に関する口頭試問」 → 「数学と理科の筆記試験」
試験時間は１時間で，数学・理科各２問です。
３ センター試験 地歴と公民で２科目受験した場合の取り扱いについて
最初の６０分間で解答した「第１解答科目」の得点を採用します。これまでのように「高得点科目」の得点ではないことにご注意ください。
【平成２５年度入試の変更点】
電気電子工学科の推薦入試を，「センター試験を課さない推薦」から「センター試験を課す推薦」に変更します。
各入試の概要
前期入試と後期入試が名工大入試の中心です。推薦とAO入試の定員は９％弱であり，国立大学の中でも低い方です。前期・後期入試では個別試験の配点の方が高くなっいて，個別試験重視の大学の１つです。このことを忘れないでください。
推薦入試は，センター試験を課さない推薦が機械工学科と電気電子工学科で行われています。ただし，機械工学科は女子しか出願資格がないところが要注意です。センター試験を課す推薦は，生命・物質工学科，環境材料工学科（共に浪人でも出願可能です），情報工学科，都市社会工学科（現役しか出願できません）で実施しています。
AO入試は２種類行っていますが，建築デザイン工学科のAO入試は，出願資格が工業高校（またはそれに準ずる建築・デザイン系の高校）に出願資格が制限されています。それ以外に，学科を超えた枠で募集する工学創成プログラムのAO入試があります。
平成24年度センター試験 「理科」，「地歴・公民」の試験方法について
結構複雑な話ですが，受験生には非常に重要なので良く読んでください。
最初に（すべての科目が掲載されている）問題冊子と，解答用紙１枚を配る。
９：３０ 「解答始め」
１０：３０ 「解答止め」
解答用紙のみを回収し，新たに２枚目の解答用紙を配付する。回収した解答用紙を「第１解答科目」とする。
１０：４０ 「解答始め」
１１：４０ 「解答止め」
２枚目の解答用紙を回収し，「第２解答用紙」とする。
２科目受験者で，実際には１科目しか必要でない受験生に対しては，これまでは「高得点科目を採用する」ということでしたが，今年度以降は「第１解答科目」の得点を採用する，ということになります。これは，第１解答科目を捨てて，第２解答科目に集中することで点数を上げようとする学生を阻止する手段と言うことになっています。ほぼすべての国立大学は，この方式をとることになります。ですから，その辺の対応に関しては，高校の進路指導の先生や予備校の先生（チューター）とよく相談してください。
前期入試・後期入試の定員
電気電子工学科の前期と後期の定員が変更になっています。（前期の定員を２０名減らし，後期の定員を２０名増やしています。）
第一部
生命・物質工学科 前期79名 後期60名 推薦15名
環境材料工学科 前期39名 後期35名 推薦20名
機械工学科 前期129名 後期40名 推薦10名
電気電子工学科 前期84名 後期45名
情報工学科 前期94名 後期50名
建築・デザイン工学科 前期52名 後期25名
都市社会工学科 前期45名 後期35名
第二部（前期入試のみ）各５名
物質工学科（生命・物質工学科物質化学系，生命・生物系と同内容）
機械工学科（機械工学科機械系，エネルギー系と同内容）
電気情報工学科（電気電子工学科と同内容）
社会開発工学科（都市社会工学科環境都市系と同内容）
推薦・AO入試の定員
生命・物質工学科 センター試験を課す推薦：15名
環境材料工学科 センター試験を課す推薦：20名
機械工学科 センター試験を課さない推薦：15名
電気電子工学科 センター試験を課さない推薦：10名
建築・デザイン工学科 AO：３名
都市社会工学科 センター試験を課す推薦：10名
工学創成プログラム AO：５名
【注目】
電気電子工学科は平成25年度入試から，センターを課す推薦に変更します。センターを課さない推薦を行うのは今年で最後です。機械工学科の女子推薦ですが，今年から数学と理科に関する口頭試問に変えて，「数学と理科」の筆記試験（試験時間１時間，数学・理科各２問ずつ）を行うことにしました。