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【プロ野球】

マートン、長野に3厘差 きょう4の3で逆転や〜

2011年10月24日 紙面から

広島−阪神 2回阪神1死、マートンが左中間二塁打を放つ=マツダスタジアムで

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◆広島1−0阪神

 打率を下げれば逆転首位打者は絶望的。追う身として失敗が許されない中、阪神のマートンは希望をつないだ。4打数2安打。打率を1厘上げて、すでに全日程を終えてトップに立つ長野(巨人)との差を縮めた。

 2回の第1打席は甘い球をきれいに振り抜き、左中間を破る二塁打。7回の第3打席では“虎の安打製造機”らしく、無理せずに中前へはじき返した。「普段から心掛けていることをやるだけ」。決して強引にならない。スタイルは最終局面を迎えても不変だった。

 この試合を終え、打率は3割1分3厘。長野は3割1分6厘で、その差はわずか3厘。今季最終戦となる24日の広島戦で4打数3安打以上で逆転できる。この条件を今季は8度もクリアしている。昨年はシーズン214安打の金字塔を立てながらも逃した勲章を、手にできる可能性は十分にある。

 「自分としては持っているものを出し切るだけさ。あとは神様が導いてくれるよ」。敬虔(けいけん)なクリスチャンらしい言葉を残したマートン。チームは今季19度目の完封負けで、シーズン負け越しが決定。悲しむ虎党をタイトル奪取で慰めてほしいものだ。

  (島田明)

 

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