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【プロ野球】

青木リタイア、川端CS絶望 ヤクルトまた故障者

2011年10月24日 紙面から

打撃練習中に伊勢総合コーチと話し合うヤクルト・小川監督(右)=神宮球場で

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 巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを目前に控えたヤクルトに、再び不安要素が発生した。青木宣親外野手(29)が23日、背中の張りを訴え、神宮で行われた全体練習を早めに切り上げた。

 青木はこの日、全体練習でウオーミングアップには参加したが、打撃練習やノックを回避。クラブハウスで超音波などの治療を受けた。報道陣には「少し張りがある。シーズン後半からずっと感じていた」と状態を説明。「CSを万全に迎えることを考えると、ここで無理しない方がいい」と理由を語った。

 青木だけではない。もう一人、故障者が出た。遊撃のレギュラーとして活躍した川端だ。痛めた左手首を21日に精密検査した結果、三角線維軟骨複合体損傷で、全治6週間と診断された。CSの出場は絶望的。こっちは青木以上に深刻だ。

 シーズン終盤ではケガ人続出に悩まされた。由規、バーネットらが故障で離脱。石川、宮本らの肺炎感染もあった。それらが重なって大失速につながり、V逸の一因となった。2009年のCSでは集団インフルエンザ感染も響いて敗退している。嫌な予感がせずにはいられない。

 今後の見通しについて青木は「明日は様子を見てです。2〜3日もすれば、楽になると思う」と軽症を強調。小川監督も「全然、大丈夫です」と語った。ただ、張りがさらに長引くことになれば、CSに臨むチームに大きな影響が出ることは避けられない。チームは一刻も早い回復を望んでいることだろうが…。 (川越亮太)

 

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