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2011年10月15日
東京×映画=CINEMA OCTOBER

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琢己(以下、琢)
「ただの映画好きではないと?」

高橋優(以下、優)
「一応そういう風に自負してますけど。」


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琢「例えば、その要素は?」

優「大学卒業後、フリーターの2年間を映画館で、
マネージャーのアルバイトをしてました。
50人ぐらいいるアルバイトの人のシフトを作ったり、
新しい映画のチラシが着たら、
それをどう展開したらお客さんが観てくれるんだろうとか、考えたり。」

琢「ちなみに、その映画館は、スクリーンの数はいくつぐらいあった?」

優「12個ありましたね。」

琢「え、デカ!!そこでマネージャー…
そのまま就職しないか?って言われなかった?」


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優「言われました。
映画が好きすぎて、仕事に情熱を注いでしまったんですよね。
例えば、たまにポップコーンとかこぼされるお客さんとかいるじゃないですか。
普通は”あ、大丈夫ですよ〜”みたいな感じでいくんですけど、
僕なんか走って行ってましたからね。
”大丈夫です!大丈夫です!全部僕がやりますから!
お客さんは映画楽しんで下さい!”って。笑」

琢「でも、映画館でバイトしても、映画が見られるわけじゃないんでしょ?」

優「まぁ、これは映画館によって違うと思うんですけど、
僕がバイトしてた映画館は、お客さんに”この映画どんな感じの映画ですか?”って
聴かれた時にちゃんと答えられるように、
スタッフ用の上映室があって、そこでだったら見て良かったですね。」

琢「それこそ誰よりも近くで映画に接していた優くんですけど、
色々人間模様お仕事中見られたりしてますよね?」

優「映画館ってそういうの良いですよね。
映画の本編も楽しいけど、そこに入るまでの匂いだったり、
自分の前とか隣に座った人の感じとか、
その場の空気感ってあるじゃないですか。
自分は面白くないけど、周りで笑ってる人いっぱいいたりとか。
なんかそういうのとかも。」

琢「ミュージシャンとして映画を見ると、
また切り口が違うんじゃないかと思って、
しかも映画大好きで実際に働いたりもしていた優くんと、
こんなテーマでお届けしたい!という…タイトルを発表します!じゃじゃん!」


『映画と音楽の微妙な関係』


琢「優くん、なんでございましょうか!?」

優「”ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ”という映画でございます!」


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琢「これ知ってる方?」

優「わー、ちょっとしかいない!!」

琢「こちらは、もともとはニューヨーク、
オフ・ブロードウェイのミュージカルからスタート。
それが映画化されたもので、2011年。
監督・脚本・主演がジョン・キャメロン・ミッチェル。」

優「そう、この人、このジャケの人が監督も主演もやってます。」


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琢「ざっくり言うと、
愛を求める無名のロック・シンガー、ヘドウィグが数奇な半生を送る…。
そして、『栄光を掴むのか!?』
みたいなところで映画は進み、終わっていくのですが、
設定がちょっとまた複雑なんですよね。
ヘドウィグは、ドイツが東西に分かれていた時代に、東ベルリンで育って、
ロックン・ロール・ミュージックが溢れている環境じゃなかったのを、
ラジオを通して、そういう音楽を聴いて知っていくんですよね。
少年の頃、悶々としながら西側の音楽に触れて、
音楽に目覚めていくんですけど…。」

優「そう、で、ヘドウィグは男性だったんだけど、
性転換手術をして、女性になって彼氏ができるんですよ。
で、その彼氏は音楽に興味があるわけではなかったけど、
ヘドウィグに影響を受けて、バンド活動を始めるんですね。
で、その彼氏が、ヘドウィグが作った曲を、
全部盗作してメジャーデビューしちゃっていく、みたいな。
すごい、彼だけが有名になっていくんですよ。
ヘドウィグはそれを許せなくて、
彼が全米ツアーなどで大きなハコでライブをやる時は、
ヘドウィグもその近くにある小さなカフェとかで、
追いかけてライブをして、ツアーを一緒にまわっていく、みたいな。
そういう話しなんですよね。」

琢「”光と影”みたいなのが、すごく描写されていて、
その彼をロックに目覚めさせたのも実はヘドウィグなのに、
冷たくマスコミに虐げられたり、色んな要素が実は詰められていて、
色々考えさせられるシーンがあるんですけど、歌が美しいんですよね。」

優「そうなんです。
普通だったら、落ち込んで立ち直れないんじゃないかって思うぐらい
辛い経験をたくさん、ヘドウィグはするんですけど、
歌で乗り切ったり、その時一緒にいるバンドメンバーに救われたりとか、
愛の形は歪んでるように見えるけど、
”あの曲は自分の曲だ!”みたいな情熱とかも持って、
強く生き抜いていくんですよね。
それがすごいかっこいいのと、あとその途中で流れてる曲が前向き、
やっぱりちょっと捻くれてはいるけど、前向きな歌詞が多くて、
独自の世界観で歌ってるし、それがすごく魅力的なんですよ。」

琢「”愛の形を追い求めて行く”みたいなテーマが裏にあって、
それが1番のメインテーマの曲になってたりとかして。」

優「そう、オリジン・オブ・ラブ。
”愛の起源”っていう歌なんですけど。
これは、映画の中でたまにアニメーションが出てくるんですよ。
曲の世界をよりわかりやすくするために、
そこのところだけ、アニメみたいなのが出てくるんですけど、
それが分かりやすく表現されてて、
歌と一緒に入ってくるから、すごい感動するんですよ。
で、僕が個人的にこの映画で1番好きな曲が
”ウィグ・イン・ア・ボックス”って曲なんですけど、
性転換手術や、国や、彼氏の問題だったりとか、
ほんとに色んなことが辛すぎて、ヘドウィグが落ち込むシーンがあるんですよ。
”いいことないわ〜。”
“だけど今日も化粧して、ヅラかぶって頑張っていくんだ!”って、
これが本当に泣けるぐらい…
ま、僕ヅラかぶんないですけど、こう「行くんだ!」っていうスイッチ?
この頑張っていこうとする感じにすごい励まされたんですよね。
僕これ、大学の時によく観てたんですけど、
それこそ路上ライブを僕がよくやっていた時に、観てて、
彼氏がドーム級のハコで大歓声を湧かせている時に、
ヘドウィグは求められずに歌ってるんですよね。
カフェとかで勝手に飛び入りで歌ってるから。
静かにメシ食いたい人とかに、「うるせーな!」みたいな目で見られながら。
でも、それって僕もそうだったことがあって。
求められずに歌っていた期間がすごい長いときだったので。
今日も辛いことあったけど、化粧して、鏡見て、
"ホラ!自分はこんなに美しい!"みたいなことを思う歌で、
テンポもアッパーになっていって、最後はすっげーロックンロールになるんですよね。
曲調がだんだん気持ちまでもあげてくれるから、
1日良いことがなかったな〜ってちょっと落ち込んでる夕方とかに聴いてもいいんですよ。」


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REAL-EYES STAFF | 01:46 | カテゴリー:高橋優
2011年10月08日
東京×高橋優=SPEAK OUT!

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まずは、自己紹介から。
名前は高橋優。
出身は秋田県。
生まれは1983年12月26日。
18歳までを秋田で過ごし、大学進学を機に、札幌の大学に行きます。
そっから路上ライブを始めて、大学の4年間は毎週のように路上ライブをやり、
大学を卒業する頃には、路上ライブというか、
音楽でどうにか生きていけないものかとまじで考えてたもんですから、
大学を卒業した後も2年間札幌で路上をライブをしたり、ライブハウスでライブをしたりして、生活し、6年間札幌に住みます。
その後、そこで素敵な出会いがありまして、
それをきっかけに上京してまいります。それが2008年1月ですね。
そっから東京に住み始めて、はや今4年目でございます。

2010年7月21日に、
「素晴らしき日常」という曲でメジャーデビューをさせていただきました。
その時にはただの”高橋優”ではなくて
“リアルタイムシンガーソングライター高橋優”なんていう風に呼んで頂いて。

高橋優です。改めて、リスナーのみなさん、何卒よろしくお願いします。

で、このSPEAK OUT!
マイペースに、できるだけラフに、
みなさんのお近くに寄り添っていけるような、みんなと一緒に進めていける、
孤独じゃない番組をつくっていけたらと思います。

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このSPEAK OUTね。
色々考えたんですけど、 “東京”をテーマに話していこうと。
まずは今日1回目、「東京と高橋優」について。

正直、最初の1年間は辛かったです、東京。
今となっては友達も増えましたけど、
2008年当時の1年間は右も左もわからなかったので、
主に映画館に行くか、渋谷のタワレコ、HMVに行ってました。
日々の鬱憤みたいなのがたまっても、話せる相手がいない。
ひとりですごく孤独で、家で曲ばっかり作ってました。
そんな中で、ひとつだけ、焼き付いている思い出があって。
「これが東京か…」と思い知らされたエピソードが、
映画館の中での出来事があるんですけど、アクション映画をひとりで見に行って。あんまりお客さんいなかったんですけど、僕の前にカップルが座ってみてて。最初は普通に見てたんですけど、途中から…
夜の方の回だったので、二人の雰囲気もいい感じになってきたんでしょうね…
僕は映画に集中したいんですけど、視界に入ってくるわけですよ。
カップルの動向も。

そしたら、
ドオーーーン!って爆発するシーンで、
音がでかくなる度に、ちゅうをするんですよ。二人が。
派手なシーンをカモフラージュにして、
やりたいことやろうとするんでしょうな。

僕は孤独で、他に行く所もない、自分の居場所だと思っていた映画館で、
あんまりちゅういっぱいされたから、複雑な気持ちになってきて…。

なんだよ、と。
うらやましーじゃねーかよ!と。

それで、僕は、
孤独な街だな、僕にとって…。

あんまり、オチなかったな…この話し。


まぁでも、自分はこれからこういう生活を送ってくんだって、
決意したきっかけにもなったし、カップルっていいねって思い知らされました。
で、誰もいない部屋に帰ってくるわけですよね、
すごく孤独でした。
まぁ、今となっては友達も増えたし、楽しい生活を送らせてもらってて。
でも、「東京×自分」で話して行くとやっぱ最初の1年間の、
周りばかりが幸せに見える経験が強く残ってます。
だけど、自分が東京に慣れたのか、わからないけど。
楽しめた方が勝ちだなと思いました。
この4年間東京に住んできて1番思ったのが、
東京で過ごしてると、行き当たりばったりでも色んなものが見えてくるし、
想像力をかき立てられるものが、たくさんあるな、と。
元々僕は1つのことから、それを掘り下げて、想像するのがすごく好きなので、
最初の1年は慣れるのが大変だったんだけど、今となっては、
ハプニングとか予期せぬ珍事件がもっと起こればいいなと
楽しみを置く所が変わってきたというか。
僕としては今は東京が大好きです。


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「今の僕の東京×自分」もちょっと話そうかな。
僕ジョギングするのが好きで、毎日時間を見つけては必ずしてて。
東京でのジョギングが生活の一部になっていて、それが馴染んできたから、
ここ最近、地方に行ってもジョギングするようになって。

で、そのときとか「地方で走るのも悪くないな。」って思いながら走ったりしてて。


"地方"で走るのも悪くないなって思うってことは、
自分としては、東京がホームだと思ってるってことになるわけですよね。
それがなんかすごい誇らしくて。
あぁ、自分「東京人。」みたいな。
伝わるかな〜?
伝わってほしいな、この僕の誇らしさ。


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スカイツリーとか、行ってみたくない?

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REAL-EYES STAFF | 02:05 | カテゴリー:高橋優
2011年10月03日
9代目はこのアーティスト!!

アーティスト自らがぶっちゃけトークを展開する『SPEAK OUT!』

初代  MiChi
2代目  flumpool
3代目  阿部真央
4代目  星羅
5代目  school food punishment
6代目  毛皮のマリーズ
7代目  NIKIIE
8代目  androp

と続いてきたSPEAK OUT!のマイクバトン
9代目として10月からは新ナビゲーターに
リアルタイムシンガーソングライターの高橋優が就任!!

yu_takahashi.jpg

一体、どんな"ここだけ"ぶっちゃけトークを展開するのか!?
乞うご期待!

高橋優くんへのメッセージお待ちしてます♪

REAL-EYES STAFF | 13:10 | カテゴリー:高橋優


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