芦ノ湖一周サイクリング


芦ノ湖はご存じの通り、神奈川県箱根町にある観光地として有名な湖です。
芦ノ湖の西岸は遊歩道が整備されており、車は通れませんがMTBなら通行可能です。
今回は芦ノ湖を時計回りに、元箱根→芦川→深良水門→湖尻→箱根園→元箱根の順にご案内します。


今回のサイクリングは、
遊覧船の「元箱根港」前にある
箱根神社の鳥居がスタートです。


鳥居から国道1号線を三島方向へ進みます。


国道1号線をしばらく進み、
箱根駅伝のゴールの駐車場を過ぎ、
「芦川入口」のバス停の先の交差点を右折し
「県道737号線」へ入ります。


県道737号線は「長尾芦川線」と言って、
芦川から湖尻を通り、長尾峠まで抜ける県道ですが、
車が通行できる区間はほとんどありません。


最初は快適な道ですが、
すぐに車1台分の幅員の道となって、


ダートになって、


ゲートで行き止まりとなりました。


芦ノ湖西側区間の県道は
芦ノ湖西岸歩道と言うそうです。


ゲートから少しの間は
車も通れる幅員の道ですが、


すぐに自転車1台分の幅員の道になります。
路肩崩落箇所もあります。
落っこちないように!


所々、木々の途切れた場所から
対岸の「山のホテル」などが見えます。


芦ノ湖に流れ込む沢です。
いくつもこのような沢があります。
木の根地雷です。(爆)
パンクしないようにご注意を!
走りやすい道もたまにはあります。
一応県道ですから。


丸太製の橋です。
たぶん神奈川県の県道の橋で
一番細い橋です。


浜もあります。


またまた丸太橋です。
ひも製の手すりが完備された豪華な橋です。(笑)


鳥の声を聞きながら快適な道を進みます。


と思ったら、今回の一番の難所です。
ここはMTBを担がないと通行できません。


休日には多くのハイカーがいます。
県道とは言え、ここではMTBはアウトローな存在なので、
ハイカーに道を譲って下さい。


車の轍が復活しました。


「深良水門」に到着しました。
この水門から「箱根用水」と言うトンネルを通し、
深良川に芦ノ湖の水を灌漑用水として放流しています。
手前の古い水門は江戸時代に作られたものを改修して、
それが古くなったので後ろの水門を作ったそうです。


新水門完成記念の碑です。


お腹一杯森林浴ができます。
このあたりは平塚営林署の管轄のようです。


道端には手作りの距離標識が設置されています。


しばらく進むと「湖尻水門」に到着しました。
相模湾に流れる「早川」はここから始まります。
芦ノ湖の利水権は神奈川県にはなく静岡県にあり、
水は深良水門で裾野市に流されているので、
大雨などで水位を調節する場合を除き
水門は開けられることはありません。


ゲートを抜け、県道737号線を脱出しました。


ゲートを出たら右に進みます。


歩道を通り、右の林の中の遊歩道を進むと、


箱根ロープウェイの「桃源台駅」前の
「県道75号線」に出ますので右折します。


ホテル箱根アカデミー前を通過して
「湖尻港」へ向かいます。


正面の建物が、湖尻港のターミナルです。


遊覧船が来ました。


ターミナルの建物と公衆トイレの間に、
遊歩道の入口があります。


「箱根園」まで快適な道が続きます。


箱根園に到着しました。


箱根プリンスホテルの
「レイクサイドアネックス」前を通過します。


「山のホテル」前を通過します。
山のホテルは春はツツジ、秋は紅葉が綺麗です。


箱根神社へ到着しました。
時間があればお参りしましょう。


この次の鳥居がゴールです。


元箱根付近の遊歩道は綺麗に整備されています。


鳥居に到着しました。
芦ノ湖1周のゴールです。
休憩を取りながら約2時間のサイクリングでした。
箱根山の木々を大切に!