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東京の小学生11年ぶり減少
去年まで10年連続で増え続けていた東京都内の小学校に通う子どもの数が今年に入って減少に転じていたことが分かり、東京都は、東日本大震災の影響で都内への転校生が減ったのではないかと見ています。
東京都は、毎年5月に都内の小学校に通う子どもの数を調査しています。
それによりますと、ことし5月現在の小学生の数は59万2000人余りで、去年を3400人余り下回りました。
小学生の数は去年までの10年間、毎年、平均で3800人ほど増えていましたが、今回、平成12年以来、11年ぶりに減少に転じました。
都内では会社の転勤や学校の転校によって例年3月から6月にかけて大幅に人口が増えますが、今年は去年の半分ほどの増加にとどまったということです。
東京都は「東日本大震災の影響によって西日本の都市よりも被災地に近い東京に行くことが敬遠され、親が東京に転勤しても子どもが一緒について行かないケースが出ているのではないか」と分析しています。
10月24日 04時38分
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