Posted at 2011.09.15 Category : 悪徳ファンド顛末記
ホテルのラウンジで対面となった。
持参している紙袋の中は償還金の現金なのだろうか。
先方は二人である。
このファンドの運用代表者であるCEOという肩書の者とAという投資助言業者の、クライアントサービス部の人間である。
両社とも同住所同ビル同フロアー内である。
電話番号も名前も違えてあたかも複数店舗のように装っているが、実は同じ嬢が所属しているデリヘルのようなものであろう。
結果は、元本の約15%、77万円の償還ということであった。
6年かけて500万が77万円になったのだ。
予想の半額という結果には、しばらく絶句した。
最大の要因はファンドの約6割を占めていたタイの未公開保険会社が詐欺にあって全損で精算と言うことだった。
ああ、やはりやられたな。。。
という感想である。
詳しいファンド明細も提示されなかった。
所有していた3ファンドにつき、
2ファンドの所有比率および現金化した旨、ファンドのパフォーマンスは提示されていない。
そして保険会社はほぼ全損という結果である。
計画詐欺、計画倒産も疑ってしまうだろう。
もっとも知りたい点、6年間でどのくらいの運用手数料をこの会社が得ていたか、そんな点も即答できないし、ウヤムヤなのだ。
残りの書面はタイで詐欺にあってしまった点の言い訳の様なものだった。
この詐欺に対する経過報告に加え、弁護士のコメントをいくつか、結果はすべて『これ以上あがいても仕方ない』的なコメントである。
警察のコメントもあった。当然ながら捜査に入ることはしないとのコメント。
日本証券投資顧問協会、当然ながらこの業界は業界で人もカネも出している業者を守るための団体である。
当然ながら投資家の自己責任というコメント。単に運用成績が悪かっただけとのこと。
これらで誘導されて泣き寝入りしてしまう人も多いだろう。
だが私が聞きたいのはそんなお手盛りの誘導目的の報告ではなかった。
きちんとコンプライアンスが存在する会社であれば、
・監督官庁に報告し、指示を仰ぎ、しかるべきコメントを投資家に提示するべきだ。
・いやしくも投資助言業者である。顧客にこのファンドのことを明らかにし、情報公開するべきだ。
上記2点を尋ねたが、要領を得ない。しかも後者に関しては徹底して隠され、隠ぺいされているとしか思えない。
悪気なく詐欺にあって、結果的にファンドが散々なありさまとなったなら仕方がないだろう。海外投資3原則を無視した方も悪いのだ。
だが運用側に瑕疵がなく、完全に詐欺にあったとしたら、
このファンド運用会社にはリサーチ能力も、資産を回収する能力もなんにもない、素人集団ということである。
これらを知らずに大切な資産を任せている人々がおり、なおかつ平気な顔をして営業活動をしているのなら、ますます被害を受ける人が出てしまうだろう。
私としてはこのファンドには何も期待していなかった。騙された方も悪い部分がある。
さっさと忘れてしまう手もあるが、せめてブログ読者にいい意味でも実例をお知らせする義務が私にはあると思っている。
数千万、いや億単位で投資していた人もいるだろう。まあそれくらいのカネが諦めきれる人なら良いだろう。
だが、人生設計が狂ってしまったり、借金だったりしたら悲惨になるだろう。
だがこれだけで済まなかった。
先方は一枚の紙を出してきて、これに署名捺印しないと償還金は払えないと言う。
どう見ても納得いかない文言の並べられた書面であった。
住所や氏名や振込口座のみを書けというなら100歩譲ることができる。
その辺は既に提出しているので、本来なら償還に伴って自動的に払い込まれるのが普通のやり方だ。
あなたがファンドを購入していてそれが召喚された。当然登録した銀行口座に振り込まれるはずが、
一筆とられて捺印せねば返さない、署名捺印すれば現金で今渡す、というのがどれかで異常かがわかるだろう。
例え元本の15%でも数百万になる顧客がいるだろう。
現金を目の前に出されて、弁護士やら警察やら投資顧問業界からのコメントを見せられて誘導されたら、どうだろうか。。。
当然ながら私はカネを受け取らずに後日連絡するということで席を立った。
次回はこれに署名捺印しなけりゃカネは返さないぞ!という書面を巡るやりとりについてお話する。

読者の皆さんはこのような目には絶対に会ってほしくない!応援ポチ願います。

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持参している紙袋の中は償還金の現金なのだろうか。
先方は二人である。
このファンドの運用代表者であるCEOという肩書の者とAという投資助言業者の、クライアントサービス部の人間である。
両社とも同住所同ビル同フロアー内である。
電話番号も名前も違えてあたかも複数店舗のように装っているが、実は同じ嬢が所属しているデリヘルのようなものであろう。
結果は、元本の約15%、77万円の償還ということであった。
6年かけて500万が77万円になったのだ。
予想の半額という結果には、しばらく絶句した。
最大の要因はファンドの約6割を占めていたタイの未公開保険会社が詐欺にあって全損で精算と言うことだった。
ああ、やはりやられたな。。。
という感想である。
詳しいファンド明細も提示されなかった。
所有していた3ファンドにつき、
2ファンドの所有比率および現金化した旨、ファンドのパフォーマンスは提示されていない。
そして保険会社はほぼ全損という結果である。
計画詐欺、計画倒産も疑ってしまうだろう。
もっとも知りたい点、6年間でどのくらいの運用手数料をこの会社が得ていたか、そんな点も即答できないし、ウヤムヤなのだ。
残りの書面はタイで詐欺にあってしまった点の言い訳の様なものだった。
この詐欺に対する経過報告に加え、弁護士のコメントをいくつか、結果はすべて『これ以上あがいても仕方ない』的なコメントである。
警察のコメントもあった。当然ながら捜査に入ることはしないとのコメント。
日本証券投資顧問協会、当然ながらこの業界は業界で人もカネも出している業者を守るための団体である。
当然ながら投資家の自己責任というコメント。単に運用成績が悪かっただけとのこと。
これらで誘導されて泣き寝入りしてしまう人も多いだろう。
だが私が聞きたいのはそんなお手盛りの誘導目的の報告ではなかった。
きちんとコンプライアンスが存在する会社であれば、
・監督官庁に報告し、指示を仰ぎ、しかるべきコメントを投資家に提示するべきだ。
・いやしくも投資助言業者である。顧客にこのファンドのことを明らかにし、情報公開するべきだ。
上記2点を尋ねたが、要領を得ない。しかも後者に関しては徹底して隠され、隠ぺいされているとしか思えない。
悪気なく詐欺にあって、結果的にファンドが散々なありさまとなったなら仕方がないだろう。海外投資3原則を無視した方も悪いのだ。
だが運用側に瑕疵がなく、完全に詐欺にあったとしたら、
このファンド運用会社にはリサーチ能力も、資産を回収する能力もなんにもない、素人集団ということである。
これらを知らずに大切な資産を任せている人々がおり、なおかつ平気な顔をして営業活動をしているのなら、ますます被害を受ける人が出てしまうだろう。
私としてはこのファンドには何も期待していなかった。騙された方も悪い部分がある。
さっさと忘れてしまう手もあるが、せめてブログ読者にいい意味でも実例をお知らせする義務が私にはあると思っている。
数千万、いや億単位で投資していた人もいるだろう。まあそれくらいのカネが諦めきれる人なら良いだろう。
だが、人生設計が狂ってしまったり、借金だったりしたら悲惨になるだろう。
だがこれだけで済まなかった。
先方は一枚の紙を出してきて、これに署名捺印しないと償還金は払えないと言う。
どう見ても納得いかない文言の並べられた書面であった。
住所や氏名や振込口座のみを書けというなら100歩譲ることができる。
その辺は既に提出しているので、本来なら償還に伴って自動的に払い込まれるのが普通のやり方だ。
あなたがファンドを購入していてそれが召喚された。当然登録した銀行口座に振り込まれるはずが、
一筆とられて捺印せねば返さない、署名捺印すれば現金で今渡す、というのがどれかで異常かがわかるだろう。
例え元本の15%でも数百万になる顧客がいるだろう。
現金を目の前に出されて、弁護士やら警察やら投資顧問業界からのコメントを見せられて誘導されたら、どうだろうか。。。
当然ながら私はカネを受け取らずに後日連絡するということで席を立った。
次回はこれに署名捺印しなけりゃカネは返さないぞ!という書面を巡るやりとりについてお話する。
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Comment
ひどいですね!
いやひどいですね。日本の投資顧問業者がこのようなことで投資家を騙すとは、ブログでも書いておきます!!!
公開されれば一番こまるのは該当会社で、すこしでも騙される人が減ることをのぞみます。
脂っこいハム。。。。
こんにちは。ふにっこさん。今回の話に驚いています。脂っこいハムさんは某サイトでは、人気No1で信頼出来ると書いてあるではないですか!?
ふにっこさんのお話を聞く限り、やってる事がほとんど詐欺、ヤクザ紛いですね〜〜。
本当世の中何を信じていいのやら。
これが嫌なので、私はファンドを一切購入しません。私の下手な英語でも口座開設してくれる証券会社で個別株を取引しています。(株価が下がれば自分の目論見が悪いと諦めがつきます。)
これが本当だとすると、本当に頭きますね!!!
No Title
ポチン
No Title
少しでも騙される人を減らすのが使命だと思っております。少なくとも読者の方々はそのような目には会ってほしくないです。攻撃されても困らない立場ですので、どんどん矢面に立とうと思います。
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業者側が宣伝サイトをつくっての自作自演はよくあることです。香港のHSBCやフィリップ証券でもきちんとしたファンドを直接(ネット)購入できます。そのようなファンドを紹介するだけで償還まで手数料をチャリンチャリン取られ続ける助言契約なるものが氾濫しています。
ファンドの選択はレーティング機関のサイトを見れば十分です。日本のほとんどの助言業者なるものにファンドの善し悪しを見極めるノウハウなどありません。
Re: 私もやられました。
どんどん当ブログで暴いていきます!
> どうしても納得できません。
> もし宜しければご相談できませんか?
Re: 私もやられました。
さしつかえなければ、金額、償還金の受取り方法(現金か振込か詳しく)、油ハムの対応、政府機関へクレームしたかどうか、など教えていただければと思います。
現在マイタン関係者が油を糾弾キャンペーンの準備中です。
アブラハムは最悪!
アブラハムは、だれでも簡単にとれる投資顧問の免許(投資の助言)で特定の海外ファンドの契約をとること事態、金商法違反だ。
被害者は、金融庁、財務局などに通報しよう!