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教育つうしん11月号(2010)

このページを印刷する2011年4月13日

ページの概要:教育つうしん11月号では、教育委員会10月の活動をはじめ、国際子ども環境会議の様子や博物館、蓬左文庫の展覧会について紹介しています。ぜひご覧ください。

今月のトップニュース

子どもCOP10あいち・なごや「国際子ども環境会議」を開催しました!!

国内外の子どもたち総勢568名が会議に参加し、生物多様性の保全のために「子どもがすべきこと」、「大人にお願いすべきこと」について意見交換を行い、「子どもCOP10あいち・なごや提言」を取りまとめました。また、「子どもCOP10あいち・なごや提言」を生物多様性条約第10回締約国会議の閣僚級会合開会式において発表しました!

子どもCOP10あいち・なごや「国際子ども環境会議」は、10月23日(土曜日)に愛知県美浜少年自然の家にて分科会を、24日(日曜日)に名古屋市青少年文化センターアートピアホールにて全体会を開催し、子どもたちが意見交換を行いました。

10月23日(土曜日)には、国内からは名古屋市内36名を含む122名と海外から31カ国80名の子どもたちの合計202名が分科会に参加し、グループに分かれて活発な討議を行い、グループ討議の成果を発表し合いました。

子どもたちがグループに分かれて討議を行い成果を発表しました

「国際子ども環境会議」グループ討議の様子


10月24日(日曜日)には、前日の分科会に参加した202名に加え、公募により募集をした一般参加者366名が意見交換を行い、「子どもCOP10あいち・なごや提言」を取りまとめました。

「子どもCOP10あいち・なごや提言」を取りまとめ発表しました

「子どもCOP10あいち・なごや提言」の発表の様子


10月27日(水曜日)、生物多様性条約第10回締約国会議の閣僚級会合開会式において提言を発表し、議長である松本環境大臣に手渡しました。
閣僚級会合開会式で提言を発表し環境大臣に手渡しました

生物多様性条約第10回締約国会議の閣僚級会合開会式の様子


今後、参加した子どもたちはそれぞれの国に戻り、生物多様性の保全のために自分自身でできることなどを実践していくとともに、その活動を周りの人たちに広げていきます。

子どもCOP10あいち・なごや提言

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教育委員会の活動

新教育委員長と新教育委員が就任しました。

坂井委員長、野田委員の顔写真

左:坂井教育委員長、右:野田教育委員

神谷龍彦前委員長の退任に伴い、10月1日付けで、坂井克彦委員が委員長に、また、野田敦敬氏が委員に就任しました。
坂井委員長は、平成19年10月1日から委員に就任されており、マスメディアでの職歴を生かし、幅広い見識と多角的な視点から、教育委員会での審議において貴重な意見をいただいております。
野田委員は、本市の学校現場での経験を有するとともに、現在は、愛知教育大学教育学部教授として、特に、生活科教育に造詣が深く、また、本市の教育振興基本計画(仮称)の策定にご尽力いただいております。その経歴を生かし、公教育のより一層の充実にご尽力いただきます。

就任にあたって両氏のコメントをご紹介します。

「共生という言葉があります。この社会、一人では生きていけませんから、皆と協力しながら『共に生きていく』ことは、ごく当たり前のことです。でも、『共生』とは、ただ一緒に生きていくことだけではなく、強い立場のものが、たとえ少しだけでも弱い人たちの手助けをすることで成り立っていくのだ、と教わったことがあります。教育の原点もここにあるように思います。進歩のために競争はもちろん重要ですが、まずはなごやっ子が、そして、先生、地域、親、その他教育に携わるすべての人たちが、お互い、理解を深め合い、認め合いながら『共生』していく。それがとても大事なことではないかな、と思っています。」(坂井委員長)

「私はこれまで、名古屋市教育振興基本計画検討委員会を始め、教育にかかわるいくつかの会合の委員をする中で、子ども・教師・保護者・市民の思いに触れてきました。例えば、市民を対象に、『子どもに特に身に付けてほしいこと』のアンケート調査では、その第1位が、「挨拶や食生活など基本的な生活習慣や生活態度」(84%)でした。また、小学校5年生と中学校2年生を対象にした調査では、「夢は困難を乗り越えてこそかなう」と考えている子が70%いました。このような市民の声、子どもの思いに寄りそうような教育が展開できるように、教員養成に携わってきた経験を生かし、尽力したいと思います。」(野田委員)

教育委員会

・10月20日(水曜日)定例会

教育委員会表彰の被表彰候補者について審議を行い、812名と28団体が決定しました。本市の教育の振興に貢献のあった社会教育関係者や保健関係者、教職員や、児童会・生徒会や部活動で活躍した児童生徒が対象となります。表彰式は、毎年11月3日の文化の日に、教育センターにおいて盛大に行われます。
また、8月に海水浴場でおぼれている人を救助した3名の児童生徒や、地下鉄のホームから転落した乗客を救助した小学校の先生に対する随時表彰について、承認されました。

市会への出席等

・市議会本会議
10月12日(火曜日)
10月1日付けで新たに教育委員会委員に就任した野田敦敬氏が、就任にあたり、議場で挨拶を行いました。

・教育子ども委員会
10月4日(月曜日)、6日(水曜日)、7日(木曜日)
平成21年度に行った事業等に対して、その決算状況などが審議されました。

・視察等
10
月20日(水曜日)市長との意見交換会
河村市長と委員が、本市の教育課題や今後の施策などについて意見交換を行いました。

10月24日(日曜日)国際子ども環境会議
COP10関連事業として、世界の子どもたちが集まり、身近な環境保全について話し合う「国際子ども環境会議」に、委員も出席しました。

10月29日(金曜日)新任教育委員研修会
東京都で開催された文部科学省主催の研修会に、古川委員が参加しました。全国の教育委員会委員と意見交換などを行い、教育委員会の活性化など、各都市の現状や課題を共有しました。名古屋市教育委員会では、皆さんにより身近に感じていただけるよう、ホームページを利用した情報発信を充実させていくよう検討しています。

写真だより

名古屋教育史写真集「写真で綴る 名古屋の教育」いよいよ発刊!!

名古屋教育史写真集「写真で綴る 名古屋の教育」を、平成22年11月22日(月曜日)に発刊します。(定価700円)

また、発刊を記念して写真展を開催しますので、是非お越しください。(入場無料)

日時:平成22年11月22日(月曜日)から12月5日(日曜日)午前10時から午後4時
場所:名古屋市教育センター1階ホール

日時:平成22年12月21日(火曜日)から12月26日(日曜日)午前9時半から午後5時
場所:名古屋市博物館第5ギャラリー

【問い合わせ】名古屋市教育センター(電話052-683-6408)

教育つうしん11月号では、発刊に先駆けて「写真で綴る 名古屋の教育」の一部を紹介します。

明治期から昭和初期の教育の様子

上:第1章「義校の創設と名古屋の教育」(明治期)より
明治の教室と児童の服装(緑区大高小学校蔵)
下:第2章「広がりゆくなごやと教育」(明治末期から昭和初期)より
小学校の人工太陽灯設備(東区白壁小学校蔵)

戦時期の教育と伊勢湾台風による被害の様子

上:第3章「戦時体制下の名古屋の教育」(戦時期)より
野菜の買い出し(中区平和小学校蔵)
下:特集「伊勢湾台風と学校」(昭和34年)より
校舎を襲った流木により突き破られた窓(南区白水小学校柴田分校、現柴田小学校)

全国一のマンモス校の様子

第5章「まちづくりの進展と教育の展開」(昭和中期から平成初期)より
4300人、全国一のマンモス校(千種区城山中学校蔵)

博物館企画展「名古屋タイムズの見た名古屋-昭和21年~39年-」を開催します!

戦後65年、戦災復興を果たした名古屋はめざましい発展を遂げました。昭和21年に創刊し、平成20年に惜しまれながら休刊した夕刊紙「名古屋タイムズ」は、地域に密着した新聞として、変貌を遂げる戦後の名古屋をつぶさに描き続けてきました。
本展覧会では、この地域の主なできごとから地域紙ならではの街ネタまでを、「名古屋タイムズ」の記事と写真の再解説によって見直し、昭和20年代=復興する名古屋、30年代=元気を取り戻した名古屋を浮き彫りにします。

会期:平成22年11月20日(土曜日)から平成22年12月19日(日曜日)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般300円、高大生200円、市内在住の65歳以上100円(常設展との共通券は100円増し)、中学生以下は無料。
名古屋市発行の「ユリカ」「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」を利用して来館された方は、当日料金から50円割引

昭和25年当時の広小路通の様子

広小路通のにぎわい(昭和25年7月)名古屋タイムズアーカイブス委員会提供

関連行事
展示説明会(講師:博物館写真技師)
11月27日(土曜日)、博物館1階展示説明室にて午後2時開講(午後1時30分開場)
16ミリ映画「第一回名古屋祭り」の上映
12月5日(日曜日)、博物館講堂にて午後2時開講(午後1時30分開場)、無料、定員220名(当日先着順)
座談会「名古屋タイムズOB」
12月12日(日曜日)、博物館講堂にて午後2時開講(午後1時30分開場)、無料、定員220名(当日先着順)

名古屋市博物館(外部リンク)別ウィンドウ

開府400年 徳川美術館・蓬左文庫開館75周年記念、「国宝初音の調度」(徳川美術館)、「尾張徳川家の金銀調度」・「源氏物語の世界」(蓬左文庫)を開催します!

尾張徳川家二代光友夫人の千代姫が持参した蒔絵や金工品など豪華な婚礼調度を全点公開します。「源氏物語」は大名道具を彩る主要なテーマ、「国宝初音の調度」は「源氏物語」初音の帖にちなんでいます。

会期:平成22年11月13日(土曜日)から12月12(日曜日)、蓬左文庫展示室は11月10日(水曜日)から開催。 
会場:徳川美術館、蓬左文庫展示室
開館時間:午前10時から午後5時(入館は午後4時半まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般1200円、高大生700円、小中生500円(20名以上の団体は一般200円、その他100円割引)

「国宝初音の調度」、「尾張徳川家の金銀調度」「源氏物語の世界」より展示品の紹介

上:重要文化財「純金台子皆具」千代姫所用(徳川美術館蔵)
下:「源氏物語画帖」紅葉賀

美術館ボランティアによる「まるごと1日ギャラリートーク」を開催しました!

10月17日(日曜日)に、美術館常設展で、名古屋まつりの施設無料開放にあわせて、ボランティアが「ギャラリートーク」で来館した皆様をお迎えしました。
美術館では、開館日の午前11時と午後2時に「ボランティアによるギャラリートーク」(作品鑑賞ガイド)を行っています。名古屋まつりの日は特別に内容を拡大して、1時間ごとに実施しました。当日は3000人以上のお客様にご来館いただき、たくさんの方々が「ギャラリートーク」を体験されました。参加された方からは、「ふだん一人で来るときには気づかないことを、色々と教えてもらって良かった」と感想をいただきました。
まるごと1日ギャラリートークの様子

たくさんの方々に、奥の深い美術の世界を親しみやすく解説しました。また、建物の特徴あるデザインもガイドしました。

「しだみ芸能と文化のつどい」において「歴史の里」のPRを行いました!

10月23日(土曜日)と24日(日曜日)に守山区志段味地区会館でおこなわれた「しだみ芸能と文化のつどい」で、「歴史の里」紹介コーナーを設け、来場者の皆さんにパネルなどを利用して「歴史の里」についての説明を行いました。守山区内で出土した土器や古墳に葺かれていた石英とよばれる白い石を実際にさわっていただき、地元の文化財を身近に感じていただくことができました。子どもたちには埴輪パズルにも挑戦してもらいました。

「歴史の里」紹介コーナーでのPR

「歴史の里」紹介コーナーの様子

また、各日数回にわたり、「歴史の里ミニ講座」と題したスライド上映を行いました。ミニ講座では、志段味古墳群の古墳から出土した埋葬品やこの地域の古墳の特徴などについて紹介するとともに、「歴史の里」の整備についての説明を行い、多くの方にご参加いただきました。
「歴史の里ミニ講座」での講演の様子

「歴史の里ミニ講座」の様子

11月・12月のよてい表

教育委員会ではさまざまなイベントを開催します。皆様ぜひご参加ください。

教育委員会からのお知らせ

なごや学マイスターフェスティバル、ファミリーデーなごや開催のお知らせ

日時:平成22年12月4日(土曜日)午前10時から午後3時(雨天決行)
場所:アスナル金山(金山総合駅下車すぐ)
主催:名古屋市教育委員会、ファミリーデーなごや実行委員会

なごや学マイスターフェスティバル
「なごや学マイスターグループ」の皆さんが名古屋の歴史・文化・自然の魅力をPRするブース、歴史作家の井沢元彦さんとアウトドア自然派タレントの鉄崎幹人さんのトークショー、パネルディスカッション、名古屋おもてなし武将隊の演舞など。楽しみながら、名古屋の魅力を発見できる絶好の機会です。

「なごや学マイスターグループ」とは?
各区の生涯学習センターで、名古屋の歴史・文化・自然にかかわる講座を受講し、学んだ成果を、社会に活かす活動をしている人を、「なごや学マイスター」としています。平成19年度から始まった制度で、平成22年10月現在、36グループ、約1000人のメンバーが各地域で活躍しています。

ファミリーデーなごや
親子で地域を探検して発見した名古屋の魅力を、写真や絵でまとめた「親子地域探検隊」作品展、中日ドラゴンズ選手によるトークショー、「はち丸」「だなも」「エビザべス」「中日ドラゴンズ選手」との記念撮影会、スタンプラリー、「家庭の日」作品展など。家庭の大切さ、素晴らしさについて改めて考え、家族で楽しい一日を過ごしていただける内容がいっぱいです。

詳細は、教育委員会生涯学習課社会教育係(電話052-972-3253)へお問い合わせください。

e-ねっと*なごや(インターネット講座)講座の紹介

「e-ねっと*なごや」は、子どもとともに成長する楽しさを学ぶ「親学」、なごやの歴史・文化・自然を学ぶ「なごや学」、現代社会の様々な課題を学ぶ「現代的課題」をインターネットで受講する講座です。
現在、23本の講座を配信中です。
【親学】…自然観察、絵本の読み聞かせ、朝ごはん、ケータイの危険性、子どもの安全、すれ違いをなくす親子関係など。
【なごや学】… 名古屋開府400年、名古屋城や名古屋港の魅力、ものづくりの街、東区文化のみち、堀川の歴史など。
【現代的課題】…COP10、環境問題、防災など。
ぜひ、アクセスしてください。
 
【問合せ先】教育委員会生涯学習課(電話番号052-972-3253)
こちらのリンクからアクセスしてください。
e-ねっと*なごや(インターネット講座)(外部リンク)別ウィンドウ

地域ジュニアスポーツクラブのお知らせ

地域における子どものスポーツ活動の充実を図り、心と体を健やかに育てていくことを目的に、地域ジュニアスポーツクラブ(地域が自主運営)の設立時に支援をしています。平成22年3月31日現在、138学区で延べ264種目(ソフトボール、グラウンドゴルフ、ドッジボール、野球など)設立。詳しくはお住まいの区役所のまちづくり推進室にお尋ねください。

巡回教育相談(フレンドリーアイランド)

市内6区の生涯学習センターで、年3回、巡回教育相談を行っています。対象は市内在住で心理的な理由で登校を渋る、登校できない小中学生と保護者です。平成22年11月の予定は下記の日程・場所で行います。時間はいずれも午前9時30分から午後4時です。学校を通して電話で申し込むことができます。

11月の予定
生涯学習センター日程
緑生涯学習センター平成22年11月2日(火曜日)
名東生涯学習センター平成22年11月16日(火曜日)
天白生涯学習センター平成22年11月30日(火曜日)

親学推進企業の募集

親学推進協力企業のロゴ

名古屋市教育委員会では、「親学推進協力企業」を募集しています。

この制度は、「親学」の推進にご理解・ご協力いただける企業(団体)の登録制度です。核家族化、共働き家庭の増加、地域の人間関係の希薄化の影響で、しつけや教育の仕方で悩んでいる保護者の方がたくさんみえます。

家庭教育の推進のためには、学校、家庭、地域の力にくわえて、企業(団体)の力が必要とされています。

従業員の家庭が安定することは仕事に良い影響を与え、また、次代を担う子どもたちの成長は、将来の企業を支える人材の育成にもつながるのではないでしょうか。

あなたの会社でも、「親学を学ぼう!」「親子で体験しよう!」「学校へ行こう!」など、親学企業アクションプランの取り組みをはじめてみませんか。
教育委員会は、講師の無料派遣などで、企業(団体)の取り組みをバックアップします。

詳細については、教育委員会生涯学習課(電話052-972-3253)までお問合せください。

親学推進協力企業制度

名古屋市学校配置図の販売について

名古屋市学校配置図(平成21年9月1日現在)を販売しています。名古屋市学校配置図は、名古屋市内の学校や教育関係施設などの位置を示した地図(B1サイズ)です。
市役所西庁舎1階市民情報センター(電話052-972-3157・3158)において、1枚140円で販売中です。
詳しくは教育委員会総務課(電話052-972-3203)へお問い合わせ下さい。

広告の募集について

教育委員会では、広報印刷物または教育委員会が管理する公式ウェブサイト上での広告の募集をしています。募集案件につきましては、随時ウェブサイト上に掲載していきますので、ぜひご応募ください。

広告の募集:教育委員会

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教育委員会事務局総務部企画経理課企画統計係

電話番号:052-972-3272

ファックス番号: 052-972-4175

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