東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か?!
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家庭ごみの焼却灰 県が線量測定開始/福島県

2011年07月21日 08時30分26秒 | 放射能・災害廃棄物
写真:焼却灰を高温で溶かして固めたガラス状の砂「スラグ」を採取する担当者=19日、福島市仁井田のあらかわクリーンセンター(朝日新聞)
(あらかわクリーンセンターって、溶融スラグは野ざらしなのかな〜)

■家庭ごみの焼却灰 県が線量測定開始
朝日新聞 2011年07月20日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001107200004
 ●市町村など 処分法を判断
 東京都や千葉県のごみ処理施設で、焼却灰から環境省の基準を超える放射性セシウムが検出されている問題で、県災害対策本部は19日、県内すべての家庭ごみ焼却施設を対象にした灰の放射線量測定を始めた。灰に含まれる放射性物質の濃度を調べ、灰の埋め立てやリサイクルが可能かどうか処分方法を判断する。
 対象となるのは、市町村などが管理する家庭ごみの焼却施設23カ所のうち、警戒区域内の施設を除く22カ所。28日までに、焼却炉や排ガスの処理装置から回収した灰を取り、放射性セシウムの濃度を分析する。また、汚泥、廃油など産業廃棄物の焼却施設13カ所でも、同様の調査を始める。
 家庭ごみなどを処理する一般廃棄物焼却施設をめぐっては6月末までに、東京都江戸川区の施設の焼却灰から、1キログラムあたり1万ベクレル近くの放射性セシウムを検出。環境省は急きょ、8千ベクレルを超える灰は、一時保管とする方針を示し、福島など15都県に焼却灰の調査を要請した。
 この日、県の担当者が焼却灰の採取に訪れた福島市のあらかわクリーンセンターでは、放射性物質検出のおそれから、震災以降に出た一日約15トン分の灰の処分が中断し、施設内や処分場で一時保管されている。江尻聡所長は「高濃度のセシウムが検出された場合の最終処分先は決まっていない。困ったことになる」と話した。(林義則)

本当に信じられない、福島県、これから調査開始とは〜 真っ先にやらなければならないのに。無責任というかなんというか、被災地で大変なのではあろうが〜
自治体も、福島原発事故以降、廃棄物処理施設も、いつのまにか放射性物質を扱う施設となってしまって、いわば被害者なのではあるけれど〜
今の我が国、環境行政も、政府も、まったくの〜〜〜 



関連(本ブログ)
■県が焼却灰の放射性物質調査−−きょうから /福島(2011年07月19日)









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