菅首相:民主党代表辞任を正式表明 両院議員総会

2011年8月26日 14時9分 更新:8月26日 16時25分

民主党両院議員総会で退陣を表明する菅直人首相=国会内で2011年8月26日午後2時5分、藤井太郎撮影
民主党両院議員総会で退陣を表明する菅直人首相=国会内で2011年8月26日午後2時5分、藤井太郎撮影

 菅直人首相(民主党代表)は26日午後の民主党両院議員総会で「本日をもって民主党代表を辞任させていただきたい」と述べ、退陣を正式表明した。同日午後6時から首相官邸で記者会見する。自ら退陣条件としていた特例公債法案と再生可能エネルギー固定価格買い取り法案が同日の参院本会議で成立し、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の対応に「一定のめど」がついたと判断した。

 菅首相の退陣表明を受け、後継を決める民主党代表選は27日告示、29日投開票の日程が確定。30日には新首相が選出される見通しだ。

 菅首相は両院議員総会で「私としてはやるべきことはやった。与えられた条件の中でやらなければならないことはやれた。評価は将来の皆さんが判断することだが、次には立派な方を選んでほしい」と述べた。

 代表選を巡っては、鹿野道彦農相(69)、野田佳彦財務相(54)、海江田万里経済産業相(62)、馬淵澄夫前国土交通相(51)が26日中に相次いで立候補を表明するほか、前原誠司前外相(49)がすでに出馬を決めている。【須藤孝】

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