バイナリー/BINARY

バイナリーとは?

 2の2乗でピラミッド型の組織を構築していきます。

 ダウンラインを左右に2系列作ります。

 左右の2ライン両方がが達成した業績に応じてボーナスが計算されるシステムです。
  (片方のラインがどれだけ伸びても、片方のラインが伸びないと収入になりません)

 最近では会社が一番儲かる為、導入する企業が多いです。

 2系列のマトリックスとも呼ばれます。(種類を大きく分けると、バイナリーはマトリックスの分類に入ります)

 2レッグの内、短い方の総売り上げの何パーセントをコミッションとして支払い(つまり長い方の売上は全部会社の儲け)
  尚且つ支払いに制限がある(例えば短いレッグで1億売り上げて、単純計算で1千万のコミッションになるのに、
  100万しか支払われないとか)会社もありますので、気を付けるように。
 
 アメリカやその他の国では、このボーナスプランを禁じてる国が多い。そのためか、同じ会社でも他国ではバイナリーでは無いのに、
  日本ではバイナリーを取り入れている会社も有る。
  
 アメリカの有名大学の経済学ではネットワークビジネスの中ではバイナリープランには手を出さないように教えている。

  イメージとしてこんなことが生じます

  Aに友達が10人居ます、でも直接紹介できるのは2人まで

      A
    B   C
    D   E
    F   G
    H   I
    J   K

   の形にバランス良く10人を配置したとします。
   ところが、時が立って、Jはやる気バリバリで、Kはあんまり活動しない。
   Kは活動しないのでその先は伸びない。
   Jはやる気バリバリなので、ドンドン組織も増やして、売上も出る(けど、長い方はボーナス対象外)。
   Jからばかり応援の要請が入るので、AはJを手伝い、ドンドンJが伸びていく、
   でも、Aからしてみれば、Kが短いので、そっちの方がボーナス対象なので、本当はそっちを手伝いたい。
   Aからして見れば、ボーナスにならないJのラインで時間を使ったためにKに手が回らず、貰えるボーナスは実際に頑張ったより少ない。

   こうなると、非常に面白くない、不平等なビジネスになる。

メリット

 アップラインが組織をくっつけてくれるので楽です。

 早期に収入が発生しやすく、上の人には高収入が得られる可能性を秘めている。


デメリット

 上から降りてきて、勝手に組織が伸びてくると収入になるので不公平を生み出しやすいプランである。
  (最近では最低でもある程度の人数を勧誘しないとボーナスを受け取れないなど、改善されている)

 ラインが片伸びする場合は収入になりにくい
  (左右のラインのバランスを考えてダウンラインを育成します。登録者の配置を自分で設定できる会社では、
  左右の系列のバランスを考えて配置しましょう)

 スピード感のあるコミッション稼ぎを狙うと同時に、買い込みを強く勧められるので気をつけること。
  
 バイナリーはネットワークビジネス上級者向けで素人が手を出すと痛い目を見て終わりになります。