平成22年度
今年度の各部会の年間の活動報告を行いました。その後、本年度を振り返ったり、来年度の話をしたりして会員相互の親睦を図りました。
はじめに,先カンブリア時代のストロマトライトの縞状構造を三次元的に解析した研究が紹介されました。カナダのハーン累層のストロマトライトの縞の厚さを鉛直方向,法線方向と調べることで,縞状構造を生物起源と導く研究でした。
次に,モンシロチョウやアゲハチョウの強制羽化法についての研修を行いました。サナギを冷蔵庫に入れることで,羽化のタイミングを調整し,児童に羽化の瞬間をとらえさせることができるというものです。また,教室に,サナギのついたキャベツを大量に持ち込むことで,サナギが羽化する瞬間を見せることができるという話もありました。
最後に,名古屋市科学館が3月19日にオープンするという紹介がありました。新しい科学館の見所が紹介されるとともに,教育の場としてどう活用していけばよいかについての意見が交わされました。今回の参加人数は18名でした。
中津川野外教育センターで,天体観測を行いました。屋上にある口径30cmの反射式望遠鏡で木星やハートレー彗星を見ました。写真左は,反射式望遠鏡で木星を見ている様子です。写真右はCanonのEOS40Dで露出時間1分30秒,露出F1.8,感度ISO200で撮影したものです。
また,ペルセウスやケフェウス,ペガサス座など,満天の星空を見ながら,神話の解説がありました。専門教科の枠を超え,多くの若手が参加しました。
観測後は部屋に戻り,最近の天文現象や理科教育について語り合いました。今回の参加人数は21名でした。
愛知教育大学 准教授 星 博幸先生を講師にお招きし,新城市東部の深成岩や変成岩,および火山岩を含んだ露頭の観察を行いました。
実際に採取した岩石を使い,地学の基礎となる露頭の見方や解釈の仕方を,最新の見解を基に教えていただきました。
具体的な岩石のできた様子を分かりやすい説明で聞いたり,片岩や粘板岩などの見分け方を学んだりしました。
気象予報士の服部康光氏を講師に迎え,基本的な気象現象についての話を聞きました。昨年まで理科支援員として活動してきた経験を基に,体験活動を取り入れた気象学習の手法てを教えていただきました。参加者は,すぐに授業に取り入れることができる内容を得ることができました。また,今年の暑い夏がなぜ起こっているかを,「高層天気図」を使って分かりやすく説明していただきました。
本年度の活動計画の発表がありました。 また懇親会では,様々なことを語り合い,大変盛り上がりました。
参加者の実践計画について話し合いを行いました。
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