水俣市の観光をPRしようと、同市出身の漫画家江口寿史さんのイラストなどを使った肥薩おれんじ鉄道のラッピング車両が22日、運行を開始した。
漫画家江口寿史さんのイラストなどを採用、水俣の観光をPRするラッピング車両=肥薩おれんじ鉄道水俣駅
ラッピングは、市が第三セクターの同鉄道の沿線自治体で初めて企画。観光スポットのエコパーク水俣バラ園をイメージし、ピンクの線とバラの絵で車両全体を飾った。
車両の側面に、市の観光ポスターにも使われている江口さんの女性のイラストを使用。湯の児、湯の鶴両温泉、徳富蘇峰・蘆花生家など主な観光地の写真も表示している。車内にも随所にバラの絵をちりばめた。
制作費は150万円で沿線活性化協議会が半額補助。車両はJR熊本駅や鹿児島中央駅まで乗り入れる快速にも使われる。今後3年間運行する予定。
この日は、宮本勝彬市長が同鉄道の制服に身を包み、水俣駅と車内で観光PR。乗客にパンフレットなどを配り「ぜひ、肥薩おれんじに乗って水俣に遊びに来て」と呼び掛けた。(辻尚宏)
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