エネルギー保存則は、もともとマイヤーとヘルムホルツというドイツ人の医師によって確立された、一種の思想だった。
「無生物界における力についての考察」(マイヤー、1842)
「力の保存について」(ヘルムホルツ、1847)
ヘルムホルツ
「力学的、熱、電気磁気のエネルギーは、形を変えても総量は保存される」
→思想としてのエネルギー保存則。現在のエネルギー保存則の原型の出来上がり。
・・・
この法則(思想)は、あまりにも物理学の巨大な領域に網をかけてしまっていた。
それに反する現象がまったく見つからなかったわけではなかったにもかかわらず、
否定されるどころか、逆にどんどん神格化され、物理学という宗教の聖典になってしまった。
この世はあくまでも自然現象が先にあり、法則と名のつくものはどんなものであれ、
人間が作った仮説にすぎない。
つまり、エネルギー保存則があるから永久機関ができない(存在しない)のではなく、
永久機関ができなかったからエネルギー保存則がある、という表現が正しい。
さらに、根本的な論理の矛盾にも言及
エネルギー保存則は熱力学の法則の一つとして生まれたが、電気磁気学は、まったく独自の経路を通って誕生した。
すなわち、熱力学のコンセプトと方法に入り込むことはできないはず。
ところが従来の科学者は電気磁気学が熱力学の中に組み込まれているように扱うという、とんでもない間違いをしていた。
言うなれば、物理学を全世界とすれば、アメリカ人に北朝鮮の法律を守れと言っていることになる。
熱力学の法則は、物理学のローカルな一つの分野にすぎない。
つまりファラデーやマクスウェルによって独自に作られた電磁気学は、
熱力学の法則の一つに過ぎないエネルギー保存則などを遵守する必要など毛頭ないわけで
事実、電磁気現象からそのほころびは現れてくる。
エネルギー保存則とは一種の思想。
現在、私たちが知っている現象の範囲内においては正しい、という「経験則」にすぎない。
だからそれを破る現象があっても、まったくおかしくない。
ただし、本当に破っているかどうかについては、厳密な検討を要する。
なぜなら、まだ見つかっていない未知のエネルギーがあるかも知れないから。
井出治氏の場合は「入力と出力をきちんと計測してきた研究者」で、
入力1に対してコンスタントに3.6〜3.7倍の出力を計測。
以上、
ISBN978-4-905027-60-7
ヒカルランド
定価=本体1800円+税
から、自習用メモ。
「無生物界における力についての考察」(マイヤー、1842)
「力の保存について」(ヘルムホルツ、1847)
ヘルムホルツ
「力学的、熱、電気磁気のエネルギーは、形を変えても総量は保存される」
→思想としてのエネルギー保存則。現在のエネルギー保存則の原型の出来上がり。
・・・
この法則(思想)は、あまりにも物理学の巨大な領域に網をかけてしまっていた。
それに反する現象がまったく見つからなかったわけではなかったにもかかわらず、
否定されるどころか、逆にどんどん神格化され、物理学という宗教の聖典になってしまった。
この世はあくまでも自然現象が先にあり、法則と名のつくものはどんなものであれ、
人間が作った仮説にすぎない。
つまり、エネルギー保存則があるから永久機関ができない(存在しない)のではなく、
永久機関ができなかったからエネルギー保存則がある、という表現が正しい。
さらに、根本的な論理の矛盾にも言及
エネルギー保存則は熱力学の法則の一つとして生まれたが、電気磁気学は、まったく独自の経路を通って誕生した。
すなわち、熱力学のコンセプトと方法に入り込むことはできないはず。
ところが従来の科学者は電気磁気学が熱力学の中に組み込まれているように扱うという、とんでもない間違いをしていた。
言うなれば、物理学を全世界とすれば、アメリカ人に北朝鮮の法律を守れと言っていることになる。
熱力学の法則は、物理学のローカルな一つの分野にすぎない。
つまりファラデーやマクスウェルによって独自に作られた電磁気学は、
熱力学の法則の一つに過ぎないエネルギー保存則などを遵守する必要など毛頭ないわけで
事実、電磁気現象からそのほころびは現れてくる。
エネルギー保存則とは一種の思想。
現在、私たちが知っている現象の範囲内においては正しい、という「経験則」にすぎない。
だからそれを破る現象があっても、まったくおかしくない。
ただし、本当に破っているかどうかについては、厳密な検討を要する。
なぜなら、まだ見つかっていない未知のエネルギーがあるかも知れないから。
井出治氏の場合は「入力と出力をきちんと計測してきた研究者」で、
入力1に対してコンスタントに3.6〜3.7倍の出力を計測。
以上、
ISBN978-4-905027-60-7
ヒカルランド
定価=本体1800円+税
から、自習用メモ。
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