2011年10月20日

初めての玉川学園前駅

/玉学家@玉川学園前にてラーメン醤油/

 仕事が終わって定期的にパトロールしている小田急線沿線のラーメン屋さん巡りです。
 新宿駅から小田原駅までの名前が通ったお店はとりあえず訪問していますが唐木田方面と江ノ島方面はちょっと手薄です。
 唐木田方面と江ノ島方面はいくら小田急線と言っても定期券外ですからね。
 今夜は玉川学園前で降りてみたのですが各駅停車しか止まらないこの駅に降りたのは何十年と小田急線に乗っていても初めてことです。
 この駅の周りにはラーメン屋さんがずっとなかったからですがそれもそのはず隣の町田駅に行けば数え切れないほどラーメン屋さんがあるからですね。

 南口を降りてすぐにどちらが先か分かりませんが日高屋と三ツ矢堂製麺がオープン(三ツ矢堂製麺は店先に「つけ麺専門店」とありますが実際は何種類ものラーメンを販売しています)したことに続いて玉学家@玉川学園前(町田市玉川)が9月9日にオープンしました。
 店先には大きく「横濱家系」と書かれたポスターが貼られていますしそのポスターのラーメン写真をみると壱族(壱六家系か壱六家系で修行されて独立されたか壱六家からスープと麺を仕入れている店か)なのでしょう。
 ラーメンというか食べ物の味を伝える時に「何々と似ている」とか「何々で働いていた人が出した店」とか関連づけると分かりやすいです。

 ことラーメンに限っては横浜の吉本家を長とする家系(いえけい:屋号に『家』が付くことからそう呼ばれるようになった)と言えばラーメン好きには分かりやすいのですが、壱六家系を家系のカテゴリ入れるかどうかは人によって考えが違います。
 というのは壱六家は独自に家系のラーメンを真似て(似せて)味を作ったので家系のお店での修行経験がないからです。
 (ちなみに吉本家の店主さんは味を真似されたことに対して非常に好意的です)
 つまり家系を「家系ラーメン」を示すのか「家系のラーメン屋さん」を示すかで違ってくると言うことです
 家系の各店舗で修行されてからお店を出せば「家系ラーメン」で合っていますが修行されていないのであれば「家系似(今風で言えば家系インスパイア)」とか「家系風」と呼ぶのが正しいと思います。

 そんな細かいことはどうでもいい人にとってはどうでもいいので他人に強制することはない自己満足です。
 店内は入って右側が4人掛けテーブル2卓、左側がレの字カウンターで8席と4席の全20席です。
 近くの学生さんで混み合っていて奥に長いカウンターに1つだけ席が空いていました。
 券売機で食券買って店員さんに渡すと「お好みはありますか」と聞かれましたので「普通でお願いします」と答えました。
 メニューは醤油ラーメン、塩ラーメン、つけ麺の3種類でトッピングはネギ、ポパイ(ほうれん草)、味玉、野菜、チャーシュー、海苔となっています)。
 特に証明を求めていませんでしたが高校生、大学生、専門学校、予備校生のいずれでも学割サービスと称して小ライスが無料でサービスされていました。
 卓上のカスターセットをみてみるとおろしニンニクではなく刻みニンニクが用意されていて刻み加減が少し大きめです。
 酢は中に昆布と唐辛子とニンニクを浸してあって後で是非試してみたいです。

 10分ほど待ってラーメン醤油650円、「醤油ラーメン」ではなく「ラーメン醤油」という表記に並々ならぬ意気込みを感じます。
 壱族な麺相でややとろみが掛かったスープは標準で塩気を少し強めに調整していて若者向けの味付けです。
 中太の平打ち麺は神奈川県のラーメン好きなら食べ慣れている増田製麺に酷似していますが確認はしていません。
 トッピングは大きめの巻きバラ肉チャーシューと冷凍ほうれん草と大きめの板海苔で薬味ネギは殆ど入っていません。
 「どうせどこかの系列店だろう」とハードルを下げていたわけではありませんがとても美味しいラーメンです。

 麺を半分くらい食べたところで刻みニンニクを投入してスープを飲んでみると生ニンニク独特の辛みが加わってさらにスープが美味しくなりました。
 すかさず昆布酢を回しかけてみると酸味が加わって(当たり前)さらにさらにスープが美味しくなりました。
 ご馳走様でした。
 お客さんがひっきりなしに入ってくるタイミングを見計らって店員さんに壱七家系列か尋ねたら違うとのこと。
 「壱六家系の店」で修行したとのことですがそれならなぜうずらの卵を入れないのかは聞き忘れました。

 町田のお気に入りのお店で限定メニューが発売されていますが近いうちに。

posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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