ちょっと霊帝様になってみた主人公。
バタフライエフェクトな感じでキャラ崩壊なんかもするつもりです。
注意点
・瞬間移動ができない、
・個人の武勇で戦術や戦略が基本的にひっくり返せない
・氣や妖術の類がない
・民衆が豊かな生活してない(雑誌なんか買えるほど余裕ない)
・異民族の方が強い
・皇帝の影響力が在る
・年をとる
など恋姫とは違う点が在りますので注意してください。
例えば演技劉備の必殺技である時空間魔法(1ヵ月かかる距離を3日で軍隊ごと移動する)とかは個人的に反則だと思うし、話が崩壊しますので…
この時点でこんなの恋姫じゃない!題名変えろ!など思う方はとても不快な思いをする事になります。
ご注意ください。
建寧元年 春
日記なる物を書いてみたくなったりする。
俺はまさに何この急展開?どこの物語だよ?って感じな状況にある。周りにはチ〇コ切ったおっさんしか居ないという変な状態に居て、綺麗なお姉さんと話はしたいがおっさんとなんて話をしたくもないので日記にでも愚痴を書いてみる事に。
始まりは何時のことだったか。
気が付いたら赤ん坊になっていて、古代中国だった。
いやなんかびっくりした。
葛藤や悩みなんかあったが、どうにもならないものはしょうがないので農耕やら勉学に励んでいた。一応皇族と聞いて勝ち組化と思ったが皇族は10万人とか居るらしいので珍しくもなんともないらしい。期待して損した。
親父は解瀆亭侯という最下級の亭侯兼皇族なのだが見栄っ張りなせいで自分で食う分は自分で働くしかなく、元良いとこのお嬢様であった母上は
「ごめんなさい。育ち盛りなのに…」
とか言ってくる。ちょっと重いよ母上。
この時代はなんと一〇歳で童子郎とかいう役職につける。そうなれば給料三〇〇銭位貰える。(農民の1人当たりの給料が一五〇銭前後)その役職に就く為に「礼記」の暗記を頑張っている。妾をとると五日に一回はS〇Xをしなければならないなど中身はかなり濃く、子供には難しい。しかし頭脳は大人な俺には簡単なもの丸暗記したぜ。「経書」とかはつまらないが…
これで母上連れて、洛陽でそこそこ良い暮らしができそうだ。
こんなダメおやじと三日に一回はヤることを強制されてるなんて我慢ならん。
とか頑張っていた六歳児。
自分でも思い返すとおかしいだろう幼児だ。
そんなこんなで童子郎になってお袋と家出しようと準備したら、親父がもちをのどに詰まらせて死んだので爵位を俺が継ぐ事になって、金に困る事がなくなった。
なんだよ。俺が今まで頑張った意味無いじゃん。とか思ったが、礼記を暗唱できる天才少年とかいうのもなんかカッコいいし、有名な人物鑑定士に「臥龍」とか厨二な名までもらった上に将来は太守クラスまで行けるかもなんて言ってもらえたので将来は明るい。しかもなぜか役人には女性も多い。この時代は男尊女卑だと思っていたけど違ったよ。女性が多い職場は花が在ってよさそうだ。おっさんより美人なお姉さんが上司な方がやる気が出る。めざせ太守の座!美人な秘書とか欲しい。
とか思って就職しようとしたら皇帝が死んだらしい。
政戦とか怖いので来年にするかとか思ったら、守光禄大夫とかいう地位の劉儵さんという人が来て誘拐された。そして夏門という所についたら竇武さんと言う人がいろいろごちゃごちゃ言って皇帝になれだのなんだの言ってきた。
傀儡皇帝ですね。わかります。
河間王系でフリーなのは俺だけなんだよね。わかります。
「…摂政をする為ですか?」
とかドヤ顔で行ってみたら
「なかなか聡明なようだな。」
とか言い始めた。この人絶対に話聞く気ねえだろ。
そんなこんなで後漢王朝の12代皇帝になっている。
別にハーレムなんかに心動かされたわけじゃないのでまだ年齢が若いって事で女の子が居ないなんて状態でも不満に思う事なんてないんだ。うん。
なんか後漢と聞くと三国志を思い出すなあ。興味無かったからほとんど覚えてないけど何代目か知らんが霊帝とか言う奴がままごととかして滅ぼすまで多分大丈夫だったと思う。政治は竇武さんとかがやるそうなのでリッチなニートな生活を送れそうだ。