22日午前0時すぎ、JR東日本の職員がJR埼京線で乗客の女性の足を触ったとして埼玉県の迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されのはJR東日本の職員でさいたま市中央区の村松鋼二郎容疑者(36)です。警察によりますと村松容疑者はきょう午前0時すぎ、JR埼京線の下り電車の中で乗客の24歳の女性の足を触ったとして埼玉県の迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれています。女性が座席に座っていたところ、村松容疑者が前に立ち1分間程度、女性の足を触ったということです。女性が電車が停車した戸田駅で駅員室まで同行を求めたところ、村松容疑者は逃げ駅員の通報で駆けつけた警察官がその場でとりおさえました。村松容疑者は警察の調べに対し「酒を飲んでいて覚えていない」と話し、容疑を否認しているということです。村松容疑者はJR東日本の本社の安全企画部の事故防止係の職員で帰宅する途中でした。JR東日本は「大変遺憾であり、今後、このようなことが起きないよう社員の教育を徹底したい」と話しています。