原巨人、正攻法!内海は先発させて18勝に

中日・吉見とは対照的に、内海は先発で18勝目をとりにいく (サンケイスポーツ)

 巨人・内海哲也投手(29)がレギュラーシーズン最終戦となる22日の横浜戦(東京ドーム)に今季18勝目をかけて先発することが20日、濃厚となった。最多勝を争う中日・吉見一起投手(27)が19日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)で中継ぎで登板し、18勝目を挙げた。川口和久投手総合コーチ(52)は勝ち星狙いの中継ぎ登板を否定し、正攻法でのタイトル奪取に期待。クライマックスシリーズ(CS)を前に、早くも落合中日と熱い火花を散らした!?

 正攻法で勝て-。レギュラーシーズンの順位が確定し、個人タイトルに注目が集まる中、中日の吉見と激しく最多勝を争う内海が、22日の横浜最終戦に先発することが濃厚となった。

 この日、ジャイアンツ球場での投手陣の練習を見守った川口投手総合コーチが、注目される起用法に言及。勝ち星狙いの中継ぎ登板の可能性を否定した。

 「(中日のような中継ぎ登板は)ないでしょ。とにかく、勝ってほしい。CSに向けて、しっかり気合を入れていきたい。もう一回、中日と同じ土俵で戦うために、万全でいきたい」

 先発して勝つことに意味がある。17勝で並んでいた中日・吉見が前日19日のヤクルト最終戦で、勝ち星狙いで中継ぎ登板。4-0の五回、2番手で登板し、2回を無失点に抑えた。規定により、先発して4回無失点だった川井ではなく、吉見に単独トップの18勝目がついた。

 選手にとって勲章でもある個人タイトルを獲らせることも、首脳陣の重要な役目。もちろん、落合監督の“オレ流”を否定するものではないが、内海の先発は正々堂々と戦う姿勢を貫く原巨人らしい選択といえる。他力ではなく、内海が自身の左腕で、タイトルをつかみ取ればいい。

 ブルペンで53球を投げた内海は「最多勝? その話はいいです」と多くを語らなかった。最多勝となれば、巨人の左腕投手では1969年の高橋一三以来、42年ぶり。寡黙な姿勢が、最終登板にかける意気込みを感じさせた。

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