第一話 プロローグ
「煉、起きろ! 煉!」
「うにゅ~」
「うにゅ~、じゃない起きろーーーー!!」
「痛っ~」
「痛いじゃない……大事な話があるんだ…着替えてしたに来い!」
「うん」
俺の名前は高町 煉、明後日から小4になる10歳だ…今、俺に拳骨したのはお父さんの高町 恭也だ。
そして
『へい、今日もイカした起こされ方だな、相棒』
「煩いぞ、ダンテ」
『おいおい、八つ当たりか?』
この喋っているバレッタはダンテ…お父さんの話だとデバイスと言う物らしい。
まあ、刀に変形するからタダのバレッタとは思って無かったけど………
俺はお父さんに言われて着替えて下に降りるとサイドポニーの女の人がいた。
誰?
「ふぇぇぇぇ、お兄ちゃんの言う通りフェイトちゃんソックリだ~」
「お父さん……この人は誰?」
「会うのは初めてだったな……この人は高町なのは…俺の妹だ…感覚としては、煉の叔母さんになる」
「はのは叔母さん?」
「はぅ」
なんだこの人?
いきなり落ち込んだ?
「あのね、煉君…叔母さんはやめて欲しいな…出来ればお姉ちゃんで」
「はあ、それでお父さん……大事な話って何? なのは姉に関係あるの?」
「ああ、ちょっとダンテを展開してくれ」
「うん」
「ふぇぇぇぇ!?」
驚くなのは姉、まあ、珍しいからね~。
『驚きました……デバイスですね…マスター』
なのは姉の首の赤い玉が喋る。
あれってダンテと同じ?
『驚かせて申し訳ありません、私はマスターのデバイスでレイジングハートです』
「うん、宜しくお願いします、ダンテとは違うや」
『へい、相棒……俺とブレイクハートが同じな訳がね~だろ?』
ダンテの奴……どうして喧嘩を吹っ掛けるかな~。
『私はレイジングハートです』
『お前なんかブレイクハートで十分だろ?』
「ダンテ!」
『やれやれ、相棒……そう怒るなよ』
「レイジングハートさんも御免なさい……うちのダンテは出会い頭に喧嘩を売る趣味があるみたいで……」
『いえ、お気になさらず』
いい人だぁ~ デバイスだけど…
「それで、話の続き何だが、お前は今日から、なのはと一緒にミッドチルダに行ってあっちの学校に行ってもらう」
「はい?」
「デバイスはあっちの世界の技術なの……だからね…あっちの学校で学ばせた方がいいだろうって、お兄ちゃんが」
「はあ」
「それにね…うちには煉君と同い年の娘がいるし……」
娘?
この人……何歳なんだ?
あれか高町家の女性は歳を取らない呪いでもかかってるのか?
『ヒュ~、楽しめそうだし構わねえよ』
「えっと煉君に聞いてるんだけど?」
「ダンテが良ければいいですよ?」
「え?」
「だってダンテが乗り気じゃないのに行ったって展開してくれませんから」
『よく、分かってるな相棒!』
「と言う訳でお願いします、なのは姉」
「あっ、う、うん」
その後、なのは姉とミッドチルダに行ったんだけど…行く先々でフェイトって人と間違えられた……なのは姉の娘のヴィヴィオにさえも……そんな似てるのかな?
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