記事の見出しへ

記事の検索へ

事件・事故

妊婦らに乱暴の被告に懲役15年判決 神戸地裁 

記事を印刷

 妊婦らに乱暴したとして、強姦致傷や強制わいせつなどの罪に問われた田中純平被告(29)=覚せい剤取締法違反の罪などで受刑中=に対する裁判員裁判の判決公判が21日、神戸地裁であり、丸田顕裁判長は懲役15年(求刑懲役18年)を言い渡した。

 判決によると、2009年10月〜10年1月に、尼崎市内で相次いで民家に侵入、住人の女性計3人を包丁で脅したり、殴ったりして乱暴するなどした。

 被害に遭ったのは、いずれも妊娠中や乳児を抱えた20代の女性。同被告は窃盗罪で服役していたが、当時は仮釈放中だった。

 判決理由で丸田裁判長は「被害者の屈辱感や絶望感は言葉に尽くしがたい」と指摘。「冷酷な犯行で、悪質性が際立っている。将来、罪を犯すことを危ぐせざるを得ない」とした。

(2011/10/21 19:06)

  • 神戸洋菓子職人
  • ネットストアさいころ2
  • ニュースポート・神戸新聞報道展示室
  • Live! VISSEL
  • 兵庫の高校野球
  • 駅伝バナー
  • ミントミュージアム・バナー
  • GPS2
  • JAZZ
▲このページの先頭へ